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2009年7月20日 (月)

「数学の学び方・教え方」 遠山啓著

遠山先生が1972年に書かれた著書で、岩波新書から出されています。

もう35年以上も前なのですが、先生が言っておられることは全くというほど古さや時代のズレを感じることがありません。
「はしがき」として最初に書かれていることを少し引用してみます。

 学校は子どもをのびのびと学んだり遊んだりさせる場所ではなくなり、毎日のようにテストをやらせ、子どもたちをたがいに競争させ、その競争に負けた子どもは一生うだつがあがらないようにする仕組みができつつあるようです。(中略)
 子どもたちが真の意味で賢くなっていくには、長い時間がいります。人間の子どもはほかの動物とくらべて一人前の人間として独立できるまでに異常なほど長い時間を必要とします。
 いくら、子どもたちを「早く、早く」とせき立てても、真の意味での成長は望めません。一見、早く成長したようにみえても、何か重要なものが置き忘れられていることが多いのです。(後略)

内容は算数・数学に関してで、新書ですが、かなり広い範囲のことについてしっかり書かれているように感じました。
「数学の・・・」となっていますが、前半は特に算数の内容について詳しく書かれており、小学生のお子さんがおられる方などにも参考になるのではと思います。
(教育関係者の方にはもちろん参考になるだろうと思います。)

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