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2009年7月30日 (木)

「任天堂“驚き”を生む方程式」 井上理著

ネット書店のDMで紹介されており、なんとなく気になったので注文してみました。
届いた本を見ると、私にとってはやや分厚めの本で、教育関係の本でもないし、果たして読み切れるだろうか…と少し不安にもなったのですが…。

本の帯には「なぜ世界中が夢中になるのか?快進撃の秘密を解き明かす!」と書かれており、著者の井上氏は「日経ビジネスオンライン」の専属記者の方とのことで、任天堂の中の方ではなく、任天堂を外から見て書かれた本でした。

因みに私は、自分の性格上、ゲーム機を買ってしまうと際限なくのめりこんでしまう危険を感じるため、子どもの頃から今に至るまでずっと、ファミコンやポケットボーイなどの頃から今のWiiやDS、プレステなどに至るまで何も買ったことがありません。

ですので、任天堂の名前や、この数年来のWiiやDSの大流行などはなんとなく知ってはいても、実際どういう会社でどんなことをしているのかなどはほとんど知りませんでした。
しかし、この本は私にとって面白く、かなり一気に読み進められました。

そして、読み終わった後でWiiとDSが無性にほしくなりました。(汗)
ただ、買ったらますます仕事が進まなくなるのは目に見えているので、どうにか思いとどまりましたが。

Wiiを開発するにあたり、おうちでお母さんに嫌われないようにということを目指したというようなことが書かれていました。
そのために邪魔にならない大きさ、音がうるさくないことなどをとことん追求したそうです。
そのほかにもさまざまな開発に関わる話などが紹介されており、また、現在の社長の経歴、ドンキーコングやスーパーマリオの「生みの親」である宮本氏の話など、自分とは直接何の関係もないのですが、とても面白く読めました。

ご興味のある方はどうぞ。
思わずWiiやDSを買ってしまわれるかもしれませんが。(笑)

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2009年7月27日 (月)

「博士の愛した数式」 小川洋子著

普段、小説はあまり読まないのですが、バッテリーなどを注文したときにこちらも一緒に注文しました。本自体は前から知っていましたし、この作品が映画になったのも知っているのですが、結局これまで本を読むことも映画(DVDも含め)を見ることもありませんでした。

で、読み始めたのですが、はまりました。
映画の配役が「博士」が寺尾聡さんだったはず・・・ということぐらいしか知らないのですが、むしろその方がよかったのかなと思います。

数学者の「博士」は事故によって、事故以降の新しい出来事を記憶し続けることができなくなったという設定で始まるのですが、話の中に過去の偉大なる数学者の話も色々出てきますし、確かにこんな「博士」との出会いがあったら、子どもは数学が大好きになるかもしれないなぁと思いながら読みました。

全体に穏やかな空気が流れているような感じで、私にとってはとてもおもしろく読めました。

それにしても、こういう物語(フィクション)が書ける小説家の方って、本当に本当にすごいなぁと思います。

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2009年7月23日 (木)

「幸せを呼ぶスペース・クリアリング」 小島鳳豐著

この本を読んだのは、既に1年近く前のことになるかと思います。
昨年は年明けから次々にトラブルが発生し、あまりにも続くので、さすがの私も何かにすがりたい気持ちになり、以前お知り合いの方に教えて頂いた「ホウホウ先生」のところにいヒーリングを受けに出かけたのが昨年の夏頃だったかと思います。

そのすぐ後ぐらいにこちらを読みましたが、そのままご紹介が延び延びになっていました。
気の持ちようなのか、ホウホウ先生のお蔭なのか、その後はやや落ち着き、年末、年明けを迎えることができたように思います。

風水やら開運関係の本でもよく「部屋の掃除」が開運につながるということは書かれていて、確かに掃除をすると気持ちがいいし、気分がすっきりするというのもわかるので、あながち嘘ではないだろうと思うものの、いかんせん、この不精な性格・・・。
私がこれを実践するにはかなりハードルが高いような気がします。(汗)

ただ、難しいことが書かれているわけではありませんので、普通の方(という表現も微妙ですが)なら実践できることがたくさんあるのではと思います。

ご興味のある方はどうぞ。

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2009年7月20日 (月)

「数学の学び方・教え方」 遠山啓著

遠山先生が1972年に書かれた著書で、岩波新書から出されています。

もう35年以上も前なのですが、先生が言っておられることは全くというほど古さや時代のズレを感じることがありません。
「はしがき」として最初に書かれていることを少し引用してみます。

 学校は子どもをのびのびと学んだり遊んだりさせる場所ではなくなり、毎日のようにテストをやらせ、子どもたちをたがいに競争させ、その競争に負けた子どもは一生うだつがあがらないようにする仕組みができつつあるようです。(中略)
 子どもたちが真の意味で賢くなっていくには、長い時間がいります。人間の子どもはほかの動物とくらべて一人前の人間として独立できるまでに異常なほど長い時間を必要とします。
 いくら、子どもたちを「早く、早く」とせき立てても、真の意味での成長は望めません。一見、早く成長したようにみえても、何か重要なものが置き忘れられていることが多いのです。(後略)

内容は算数・数学に関してで、新書ですが、かなり広い範囲のことについてしっかり書かれているように感じました。
「数学の・・・」となっていますが、前半は特に算数の内容について詳しく書かれており、小学生のお子さんがおられる方などにも参考になるのではと思います。
(教育関係者の方にはもちろん参考になるだろうと思います。)

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2009年7月16日 (木)

「夏の庭 The Friends」 湯本香樹実著

こちらも、「頭のいい子が育つ本棚」でお勧めに挙げられていた1冊です。
主人公の6年生の男の子たち3人が、友人の祖母が亡くなったことをきっかけに、「人の死」に興味を抱くようになります。そして、夏休み、町外れに暮らす一人の老人が「死ぬ瞬間」をこの目で見るために、老人の「観察」を始めるという物語です。

初めは何のつながりもなかった老人と、次第に交流を深めていく少年たち。
夏休みの間にさまざまなことを経験し、「もうじき死ぬんじゃないか」と言われていた老人はどんどん元気になっていく。
しかし、夏の終わりに・・・。

子どもたちが「死」ということを考えるきっかけになるということで紹介されていましたが、子ども向けとはいうものの、私自身、十分味わえる内容でした。

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2009年7月13日 (月)

「いのちの食べかた」 森達也著

またまた「よりみちパン!セ」シリーズから。この本は以前から気になっていたのですが(確か同名の映画もあるんですよね?)、なぜかなかなか注文までには至りませんでした。ですが、よりみち・・・のシリーズで森達也さんの著書3冊目が出版されたようで、だったらまず最初の1冊を読んでみようと注文してみました。(森さんの著書は大人向けのものも読んだことがあり、気になる著者のお一人でもありますので。)

書かれている内容自体はおおよそ想像していたようなことで、子どもでも読めるようわかりやすい内容になっています。
ただ、私自身、牛や豚がどんな風に食肉に加工されているかの具体的な手順を見たことがありませんし、実際に詳しく書かれたものを読んだこともありませんでしたので、これを読んで改めてちょっと衝撃を受けたところもありました。

生き物の命を頂いているということはもちろんわかっていましたし、食べ物を粗末にしてはいけないというのは動物に限らず、植物であっても小さい頃から親に言われて育った年代ですから、改めて言われなくてもある程度意識はしています。

でも、毎日ものすごい数の牛や豚が「屠場」という公の場所でそんな風にして食肉に加工されていくんだなと、恥ずかしながらこの歳で初めて知りました。

子どもたちに実際にその工程を見せることがいいとまでは思いませんが(子どもの年齢などによっては見せてはいけないようにも思いますし)、ある程度の年齢に達した子どもに文字やリアルではない絵などでその事実を知らせることは、『命』というものを考える上でもあっていいことなのでは(もしくは、そうあるべきなのでは)と思ったりします。

子どもでも読めるようになっていますが、もちろん大人の方にもお勧めです。
ご興味のある方はどうぞ。
(教室では一応大人向けの本の棚に置いておきます。)

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2009年7月 9日 (木)

読みに読んだり・・・。

結局、全て読破してしまいました・・・。(仕事しろよ、自分・・・。)

伺った話だと、児童書として出ているものはもう少しルビがふってあるのでは?とのことですが、自分では確かめていません。
偶然にも、教室の4年生の男の子が最近「バッテリー」にはまり、児童書の方でだそうですが、結局全部読み切ったそうです。

普段あまり本を読まない子でも、野球に興味がある子であれば、同年代の子達が主人公なので、楽しく読めるかもしれません。
それに、地の文は難しい漢字や言葉も出てきますが(恥ずかしながら、知らない言葉も少なからず出てきていました・・・)、会話文はわかりやすい言葉ですから、そこを中心に読んでいっても、大体のストーリーはわかるのかもしれません。

「バッテリー(6)」まで読み終えた時点で、「は?こんな終わりなの?」という気分になったのですが、幸い、その続きの物語も文庫化されていて読むことができました。
ただ、どうもまだ続きそうな、というか、是非続いてほしい終わりではありました。

文庫は全て教室の本棚に並べてありますので、ご興味のある方はどうぞ。

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2009年7月 6日 (月)

「心のなかの幸福のバケツ」 トム・ラス&ドナルド・O・クリフトン著

以前、何かの本を読んでいて、この本のことが取り上げられており(随分以前のことなので記憶が・・・)、タイトルもなんだか惹かれるものがありましたし、ネットで見てみると、勝間さんの推薦とも書かれていて(だから読もうと思ったというわけではありませんが・・・)注文してみました。

副題に「仕事と人生がうまくいくポジティブ心理学」と書かれているのですが、著者のお一人、ドナルド・O・クリフトン氏は「ポジティブ心理学の祖父」「強みの心理学の父」として、全米心理学会から功績を認められている方という紹介がなされています。
そして、共著者のトム・ラス氏はドナルド氏のお孫さんにあたる方だそうです。

今でこそ、ポジティブシンキングという言葉も広く知られていますし、得意なことなどの「ポジティブな面」に目を向けることの効用はさまざまな方が説いておられますが、ドナルド氏が大学で心理学を教えていた頃は、「心理学の研究といえば、不安の分析など、人の「ネガティブな面」に関するものばかりなのだ。」と書かれており、「「ポジティブな面」を研究するほうが、ずっと大事なのではないか。」と考えられたドナルド氏が、その後50年以上にわたって仲間の方たちとインタビュー調査をしてこられたと書かれています。

人の「心のなかのバケツ」から水をくみ出すようなことをするか、バケツの水を注ぐことをするか。どちらがいいかは言うまでもないことでしょう。
それらについて、わかりやすく書かれており、難しい本が苦手な私にも読みやすいものでした。

「さあ、才能に目覚めよう」も読んでみたいなと思っています。

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2009年7月 2日 (木)

「バッテリー」 あさのあつこ著

先日読んだ本で子どもたちに(大人にも)お勧めの本としてこちらも紹介されていて、これまで書店では何度も児童書の棚に並んでいるのは目にしていたのですが、シリーズで揃えなくてはいけなそうだったことと、高学年向けのようでもあり、うちには高学年の子が少ないこともあって、これまでは買わずにきていました。

ただ、紹介されていた著書で、文庫本になっていることを知り、とりあえず1冊目を注文してみました。
そして……自分がはまりました。

主人公が小学校を卒業した春休みに家族と一緒に田舎に引っ越すところから始まりますが、この子はかなり実力のあるピッチャーで、引っ越していった田舎ですごいキャッチャーの男の子との出会いがあります。

個人的にはかなり面白く読めましたし、きっと続きを買って読んでしまうだろうなという気がしていますが、文庫だからなのか、文字も小さくてびっしりですし、ルビがふってある漢字も限られているので、小学校高学年でも本を読むのが好きな子でないと、ややしんどいかな?という印象です。
野球好きな子だったら、なんとなく読めるところもあるかもしれませんが。

子ども向けと思わずに、ご興味のある方は一度読んでみられてはと思います。
はまるかもしれません。(笑)

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