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2009年6月29日 (月)

「頭のよい子が育つ本棚」 四十万靖著

以前、「頭のよい子が育つ家」という著書をご紹介しましたが、同じ著者が昨年2月に出された本のようです。「本」というところにも興味がありましたので、注文して読んでみました。

前作は有名中学に合格した子達の「家」についてまとめられた内容でしたが、今回は「本棚」「本」に照準を合わせて書かれています。

内容は3部構成で以下のようになっています。

第一部 「頭のよい子の本棚」をつくるコツ・大公開!
第二部 有名中学の本棚・ワクワク探検隊!
第三部 「考える力」がつくブックガイド55

有名中としては、麻布、栄光学園など、10校の図書館についての紹介があります。

第三部のブックガイドを見て、私自身何冊か子どもたちにいいかなと思って本を注文しましたが、その本を自分が読んではまってしまったという・・・。

あっさり読める内容ですので、ご興味のある方はどうぞ。

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2009年6月25日 (木)

「戦場から女優へ」 サヘル・ローズ著

ネット書店からのDMで紹介されていて、目に留まりました。 1989年、イラン・イラク戦争の空爆により、著者であるサヘルさんの住んでいた村が全滅。ただひとり救出されたのが彼女だとの紹介があり、更に、その彼女の育ての親は血のつながりのない独身女性だということにも驚き、注文してみました。

私はテレビをほとんど見ないので、彼女のことは全く知らなかったのですが、先日、「徹子の部屋」にも出ておられたようですね。
アナウンサー滝川クリステルさんの真似で「滝川クリサヘル」という名前でも知られているとも。

8歳で養母と共に来日するも、それからも苦難の日々を送られたようで、生まれてから今日までのことが彼女の言葉で書かれています。
外国から来て、過酷な環境で生きてこられた彼女が日本語でこれだけの文章を書かれたと考えると、それは十分すごいことだと思います。

そして、異国の地で貧困にも負けず、いじめにも耐え、大学にまで進学、そして、タレントとしてデビューを果たした彼女は間違いなくすごい人だと思います。

ただ、うまく言えないのですが、心に響いてくるものがどこか薄いような、それは表現力の問題なのかもしれませんが、自分の中ですとんと落ちないものがある感じがします。
う~ん・・・。
いえ、なんというのでしょう・・・。これだけの経験をしてこられたのであれば、普段の私なら読みながら涙が止まらなくなりそうな気がするのですが、そうならなかったというか・・・。

著者ご自身が、自分のことを可哀想だと思ってほしくて書いたのではなく、育ててくれたお母さんに感謝の気持ちを伝えたい。自分の思いを忘れないよう残しておきたい。そういう思いで書かれたようですので、私が泣かなかったのは、それはそれでいいのかもしれません。

個人的には、養母であるフローラさんの思いを聞いてみたいと感じました。

読みやすい本ですし、内容がよくないということでは決してありませんので、ご興味のある方はどうぞ。

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2009年6月22日 (月)

「使える学力 使えない学力」 田中保成著

以前、「消える学力、消えない学力」を出された著者が、今度は国語についての本を出されたようで、副題も気になりましたので注文してみました。 副題には「国語で一生使える論理的表現力を育てる方法」とあり、帯には「これからの時代に求められる本当の国語力とは?『考える方法』と『話す・書く技術』が誰でも使えるようになる本」と書かれています。

また、「はじめに」で、2007年のPISAのランキングが57か国中15位にまで後退したことに触れ、ここで求められる「読解力」は一般的に考えられているものではなく、「与えられたデータなどから情報を取り出し、自分の知識に照らして熟考・評価し、それを論じる」という「極めて高度な能力」が問われているのだとわかる、と述べておられます。

そこで著者は本書を大きく3章に分け、第1章で「言葉を持つ」、第2章で「思考・判断する」、第3章で「論理的に話す・書く」という内容でまとめておられます。

新書(ディスカバーさんは『携書』とネーミングしておられるようですが。)ですが、内容はしっかり詰まっており、これを日常的に意識して実践すれば、確かに子どもの論理的表現力を育てることもできるのかなと思います。
でも、ご家庭で意識的に・・・というには、親御さんのそれなりの覚悟や努力も必要になりそうです。(まあ、大人が努力せず、楽して結果が出るということは、あまりないことなのかもしれませんが。)

書かれていることは納得できますし、素晴らしい先生でいらっしゃるんだろうなとも思います。
ご興味のある方はどうぞ。

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2009年6月18日 (木)

「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った 」 安部芳裕著

そもそも、なぜこの本を注文したのか忘れてしまったのですが、確かいつものようにネット書店で目に留まり、なんとなく気になったんだったかと思います。ただ、注文したのはもう半年以上前で、読み始めた途端半ば挫折・・・。かなり斜め読み状態で終えてしまいました。(汗)

ただ、金融システムなどに関しても全く疎い私にとっては、今の金融のしくみの全てを「ロス・チャイルド」一族が作り上げたということは驚きでしたし、また、その背景についても、読んでいてちょっとぞっとするところもありました。

歴史的な内容がかなりの部分を占めていることもあり、歴史にどうも興味が持てない私には尚更読んでも内容が頭に入らないところがかなりありましたが、飛ばし飛ばしで読んでいても、気分が重くなるような内容が少なからず・・・。

ですが、最終章の第8章で著者が「未来への提案」として、著者が考える今後日本が取るべき道、生き残っていくための方法のようなものが書かれています。

多分、男性や金融に関心がおありの方なら興味深く読まれるのではと思いますが、おバカな私にはちょっとハードルが高かったです・・・。(汗)

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2009年6月15日 (月)

「かけがえのない、この自分」 遠山啓著

水道方式の本を読んで、この方はすごい方だ!と思い(思うのが遅すぎるという話も大いにありますが…)、更に、先日数学関連の本をご紹介くださった先生が、この方の本は素晴らしい本が多いと教えてくださったので(といってもすごい数の著書がおありなので)、まずはこちらを注文してみました。

読んだ感想ですが、もし遠山先生がご存命だったら、絶対会いに行きたいと思っていただろうと思います。
数学者であり、算数・数学教育の改革に力を尽くされた方とのご紹介がありますが、哲学者のようでもあり、とにかく、書かれている内容が本当に本当に素晴らしいのです。

この著書は1974年に書かれたものが1995年に新たに出版されたようです。
「ひと」という教育雑誌に連載されたものを加筆してまとめなおしたものだそうですが、一般の方からの質問と、それに対する先生のお答えという形で構成されています。

ですが、書かれている内容は全く時代を感じることなく(もちろん、社会環境などの時代の変化は感じますが。)、今読んでも、しみじみ共感、納得、反省するようなことばかりです。

そして、遠山先生のお名前は以前から存じ上げていたものの、どのような方なのか拝見したことがなかったのですが、著書の最後のところに顔写真が出ていて、とても素晴らしい、いいお顔をされています。

子を持つ親、子どもの教育に関わる大人の皆さんに、是非読んでみて頂きたい1冊です。

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2009年6月11日 (木)

「20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!」 野瀬大樹・野瀬裕子著

う~ん・・・。正直、かなり微妙・・・。
ネット書店で新刊として取り上げられていて、なかなかインパクトのある表紙、タイトルに、どんな内容なのかな?と購入してみましたが・・・・・・。う~ん・・・。

まあ、私がとっくに20代ではないところにも問題があるのでしょうし、アマゾンの書評では高評価をしている方もおられますし、若い方や「お金」というものが物事の価値を計る基準だとお考えの方には参考になるところもあるのだろうと思います。

ただ、新婚旅行はお金のムダだとか、結婚して子どもができると金銭的にどれだけマイナスで、どういう面がプラスだとか、ヴィトンの鞄とWiiだったらWiiの方が高いだとか、まあ、確かにお金に置き換えて考えればそうなのかもと思える部分もありますが、個人的には、う~ん、そうなのかな?とすっきりしないところも・・・。

そもそも、「感動」など、お金では計れない部分は必ず存在すると思いますし、私にとっては時として、お金よりその方が重要だったりもしますので、そういう感覚の方にはあまりお勧めではないかなと思います。

極論すれば、貨幣価値なんていつ何時大きく変わるかもわからないのにな・・・というところもあると言いましょうか・・・。
もちろん、意味もなく無駄遣いをすべきだとも思いませんし、お金は生きていく上で大切なものだということも否定しませんが、アマゾンの書評で書いておられた方もおられたように思いますが、私も読んでいて、なんだか少し寂しい気持ちになりました。

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2009年6月 8日 (月)

「この世でいちばん大事な「カネ」の話」 西原理恵子著

斬新なタイトルが気になりつつも、どうしようかなぁと思っていたところ、3月にお邪魔した塾でこれを目にし、「面白かったですか?」とお尋ねしたところ、「はい」とのお答えだったので、注文してみました。

西原さんの漫画は自宅で取っている新聞に連載されているので、時々目にしていました。
ただ、個人的にはそう好きな絵でもなく、また、もともと漫画自体を長らく読んでいないので(ドラゴン桜だけは読みましたが・・・)、どんな方なのかもよく知りませんでした。

しかし・・・とにかくすごい。
この方の「生きる力」とでも言うのでしょうか、とにかく、そんな力に溢れている方だという印象を受けました。

「よりみちパンセ」というシリーズは中学生以上を対象に書かれているので、字も大きく、ほとんどの漢字にルビがふってあり、これなら小学生でも読めるのでは?という感じです。

西原さんのような子ども時代を過ごした方はそうたくさんではないかもしれませんし、今の子どもたちだと、こんな生活をしている子は更に限られているのかもしれませんが、中学生、高校生のうちにこういう本を読むことで、それまで考えてもみなかったことを考えるきっかけになったりするのかもなと思います。

大人が読んでもきっと何か感じるものはあると思います。
ご興味のある方はどうぞ。

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2009年6月 4日 (木)

「数学でつまずくのはなぜか」 小島寛之著

お世話になっている先生から勧めて頂いて読んだ本です。

著者は東京大学理学部数学科をご卒業後、同大学院経済学研究科博士課程終了、現在、帝京大学経済学部経営学科准教授をされているそうです。

とても信頼している先生のお勧めだったので張り切って読んでみたのですが、わかったことは、自分の頭がどうしても高等数学に拒否反応を示すということでした・・・。(汗)

著書の中にたくさん、高等数学の内容が出てきて、そのたび私の目はそこを素通り・・・。
それでも、いくつも参考になるところ、へぇ~と思うところがありました。
多分、自分で書店などで手に取っていたら、ぺらぺら見てそれで終わっていたと思うので、紹介して頂いてよかったと思っています。

何より最大の収穫は、著書の中に取り上げられていたある偉大な先生の著書を読むきっかけをもらえたことなのですが。
新書で手軽なので、ご興味のある方はどうぞ。

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2009年6月 1日 (月)

「子どもは「話し方」で9割変わる」福田 健著

書店で目に留まり、新書で手軽な感じでもあり、「話し方」というのは個人的にちょっと気になっていることもあったので、読んでみることにしました。
私が購入したのはもう1、2か月前なのではと思うのですが、その後何か話題になったのでしょうか?
ネット書店でランキングに入っていたり、昨日立ち寄った大型書店で平積みになっているのも見かけました。

私はこの本しか読んでいないのですが、著者紹介によると、この方は話し方研究所会長で、「話し方」に関する本をほかにも何冊も出しておられるようです。
1961年に既に大学をご卒業になられているとのことですので、それなりのお歳なのだと思いますが、文章は堅苦しい感じは全くなくて、大変読みやすかったです。

また、書かれている内容もほぼ全て、その通りなんだろうなと思える内容で、お子さんがおられる保護者の方などには参考になるのかなと思います。
ただ、何かとても目新しいことが書かれているかというとそういう感じではなくて、なんとなくわかっていることを再認識させてもらえるとか、忘れていたことを思い出させてもらえるとか、そういう感覚に近いのかなと感じました。

新書で手軽に読めますので、ご興味のある方はどうぞ。

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