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2008年12月15日 (月)

「子どもの場所から」 小沢牧子著

以前、いつも大変お世話になっている先生がブログで紹介しておられ、早速注文して読んでみたのですが、読み終わるのにも時間がかかり、ご紹介までにも時間が・・・。(汗)

「子どもの場所から」  小沢牧子著 小澤昔ばなし研究所

評価 ★★★★★

この本の紹介は、既にその先生がしっかりバッチリされているので、私がするまでもないと思いつつ、ブログがあまりオープンになることを好まれない先生でもあるので、無断でリンクするのもなぁと・・・。

というわけで、簡単にご紹介を。

正直なところ、発行元の「小澤昔ばなし研究所」というお名前自体初めて見ましたし、残念ながら書店で飛ぶように売れてベストセラーになる類の本ではないのだと思います。
実際、装丁もかなり控えめですから、書店で仮に目に留まったとしても、手に取ってみようと思われる方は限られているのではと・・・。

だから尚更ご紹介せねば!という感じなわけですが、子どもに関わる大人の方は、特に親御さんや教育関係者は是非読んでみて頂きたいなと感じた1冊です。

まず、本の帯(これもまた非常に控えめなのですが・・・)にはこんな言葉が書かれています。

今どき親をやるのは苦労というが
子どもをやるのもラクではない。

著者の小沢氏は北海道のお生まれで、大学と研究機関で心理学を学ばれ、教育相談の仕事に携わられる中で、心理学の理論と実践に疑問を抱かれたそうです。その後、臨床心理学の点検と批判、子ども・学校問題を中心に、大学や大学院で非常勤講師などもつとめられたという紹介がされています。

大人で、既にお二人の息子さんも成人され、お孫さんもおられるという著者が、こんなにも子どもに寄り添って、子どもの目線でものを見、子どもにとって大切なことを教えてくださっているのがすごいなと感じます。

子どもの目線、子どもの立場で考えておられるものの、単なる大人批判とかではなく、現代の「お母さん」たちのおかれている状況などもしっかり踏まえ、その上で、とても大切なことを書いてくださっているように思います。

もちろん、人の考え方、価値観はそれぞれ違いますし、子育てにこれが絶対正解というものもないのかもしれませんので、これを読まれても人それぞれ感じ方、受け止め方は異なるでしょう。

ただ、若い世代は既に自分達がもう経験していないようなこと、忘れ去ってしまっているようなことに気づかせてもらえたり、思い出させてもらえたりすることがあるのではと思います。
そして、子どもたちの未来のために、私たち大人が今考えなければならないこと、そんな大切なことも書かれているように思います。

一度是非読んでみて頂きたい1冊です。

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