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2008年12月22日 (月)

「奇跡のリンゴ」 石川拓治著

結局、バタバタし続けていて、ゆっくりご紹介できそうにありません・・・。
申し訳ありません。

「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家 木村秋則の記録 

石川拓治著 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班監修 幻冬舎

評価 ★★★★★

もともとは、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で2006年12月7日に放送されたようですが、そのときの反響が大きく、また、番組内では木村さんの挑戦の全てを紹介することもできず、その後、著者の石川氏による新たな取材が大幅に加えられ、この本が誕生したそうです。

私は番組を見ていませんので、ただ純粋にこの本だけを読んで、言葉に言い表せないものを感じたのですが、もし番組を見ておられた方でも、きっと読む価値は十分あるのではと思います。

詳しいことを書くとネタバレになりそうですし、かといって短くまとめてしまえば、ただ単に、木村さんという一人の男性が、絶対不可能と言われていた「リンゴの無農薬栽培」に成功したというだけのことでもあるのです。

しかし、これを読みながら、何度も涙し、何度も考えさせられ、そして、何度も感動しました。
農業に全く縁のない方でも、きっと何か感じるものがあると思います。

まさに「命がけ」で取り組まれたといえばそうでもありますし、かといって、きっと、世のため人のため!なんていう崇高な思いというより(もちろんその思いもお持ちだったと思いますが)、何かに夢中になるととことんやってしまう、途中であとには引けない、そんな木村さんの性格によるところもあるのかなと感じます。

ただ、なんというか、あるタイミングごとに、まるで神様が仕組んでおられるかのように、小さなきっかけが訪れ、読み進むほどに、きっとこの方はこれをするために生まれてこられたのかもなと、そんな風にさえ思えてきました。

「無農薬」で育てるために、「何もしない」という風に表現されることもあるようですが、自然のままのいい状態を保つために、農薬を使う以上に手間をかけておられ、とにかくただただ感動(というのかどうか、うまく表現できないのですが・・・)しました。

木村さんが全霊を傾けたのはリンゴの木ですが、このお話はどこか、子どもの教育にも重なるところがあるように思えたのは私だけでしょうか。

オススメです!

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