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2008年11月 3日 (月)

「あなたの子どもはなぜ勉強しないのか」  喜多徹人著

一度書店で見かけ、そのときには購入しなかったのですが、次に行ったらまた、棚の目立つところにずらりと並んでいたため、話題になってるのかな?とちょっと読んでみることにしました。

「あなたの子どもはなぜ勉強しないのか―そのアドバイスが子どもをダメにする  

喜多徹人著 学びリンク

評価 ★★★☆ (多分、参考になる方はたくさんおられると思います。あくまでも個人的好みで・・・)

著者の喜多氏は、神戸セミナーの校長をされている方だそうです。
神戸セミナーという名前は、生粋の神戸っ子ですから、これまで何度も目にしたことはありますが、予備校ということもあり、詳しいことはほとんど知りませんでした。

この予備校は「えっ中退しても難関大?」のキャッチフレーズで有名だそうで、その予備校の校長である喜多氏の方針は「自信はすべてに優先する」というものだそうです。

そういう喜多校長が書かれた本ですから、非常に読みやすく、分かりやすく、確かにご家庭で親御さんがお子さんに接するときに参考になることがたくさん書かれているように思います。

構成は以下のようになっています。

第1章 勉強のストレスを下げよう
第2章 15歳を過ぎたら子どもの行動を変えることはできない
第3章 「行動を変えるプロ」に学ぼう
第4章 15歳以上の子どもとのコミュニケーション Q&A
第5章 おすすめ言い換え集

マンガやイラストも交え、とてもわかりやすくなっています。
なのに、なぜ評価が高くないのかというと、あくまでも個人的な好みの問題でして、私自身は子どもと駆け引きをすることができないということや、勉強は本人がしたければすればいいと思っていること。実際、自分が子どもの頃、学生の頃を振り返っても、親にあれこれ言われてやった記憶はありませんし、ある時期以降は何も言わないでくれと頼んで、親はそれを守ってくれていたところもあり、そういう意味で、私個人にはあまり参考にならないかなというだけのことです。

例えば、子どもに対してプラスの暗示をかけるほうがいいという例で、幼稚園は楽しいところだよと親が言うのと、やっていけるか心配だと言うのとでは、子どもにとって前者がいいよというようなことが書かれているのですが、もちろんそれはその通りだろうと思います。

ただ、親御さんたちだってそう言われればその通りと思われるでしょうし、そう言えれば苦労はないという風に思われる方だっておられるのではと思うのです。

ご自分が幼稚園が楽しかったという方は自然と「楽しいところよ」と言えるでしょうけれど、何か辛い思い出がおありの方は本心ではないのに「楽しいところよ」と言わなければ・・・となってしまうかもしれません。

そういう意味で、色々書かれている内容はその通りだと思うものの、なかなか実行できないところもあるんじゃないかなと思うことと、自分自身がそう思っていることなら言えるけれど、そう思えないことを、こう言った方が子どもにとってプラスになるから・・・みたいな意識で言うことが自分にはできないということとで、上述の評価にさせて頂きました。

何度も書いていますように、読みやすいですし、分かりやすい。そして、書かれていることもほとんどが納得でき、その通りだろうなと思うことです。

子どもによいことなら、自分が思っていないことでもできるという大人な方には大いに参考になるのではと思われます。

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