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2008年11月27日 (木)

「啓明舎が紡ぐ 小学国語 名作ではじめる中学受験の記述」

読み終わった本が全部自宅なので、今日はこれしかご紹介できません・・・。

啓明舎が紡ぐ小学国語 名作ではじめる中学受験の記述(小学校低学年より)

評価 ★★★★

私は直接は存じ上げないのですが、啓明舎さんは東京お茶の水に1984年に設立され、以来中学受験指導で実績を上げておられる塾だそうです。

教室を始めて間もない頃、啓明舎さんの理科の教材を見つけ、内容がとても濃く、見やすい教材だなという印象を持ちました。
他にも、国語・算数・社会の教材も出しておられるようですが、私は理科の教材を3冊購入した以来、他の教材は購入していませんでした。(受験指導はしていないもので。)

ただ、受験指導をしないにしろ、国語の教材でいいものがないかというのはずっと思っているので、何か気になるものがあるとなるべく見てみるようにしています。
それで、こちらも随分前に購入したのですが、なかなかゆっくり見る機会がなく、今に至ってしまいました。

こちらは、啓明舎さんが3年生の授業テキストとして使っておられると書かれています。
ボリュームから考えて、他にも色々やっておられるのかと思いますが、3年生が取り組むにしてはかなり骨太な印象です。

ただ、今のところ私が一番気に入っている国語の教材も、ある程度まとまった量の文を取り上げているのですが(ごく一部だけ切り抜いた形ではなく)、この教材でもある程度まとまった量の文を扱っており、タイトルにも「名作ではじめる」となっているように、「ファーブル」や「風の又三郎」などのお話を取り上げています。ですので、お話自体を読んで味わうということもある程度できるのではないかと思います。

ちなみに、記述の部分については結構しっかり書かせる内容になっていますので、3年生でこれをしっかりやれる子は、かなり国語の力があるということだろうと思います。(まあ、中学受験をする子達はこのぐらいは要求されるのでしょうけど・・・。)

全部で70ページ足らずですし、多くの部分が物語文(本文)ですので、問題数としては限られています。
また、基本的におうちの方がお子さんと一緒に取り組まれるのでないと、お子さん一人でというのはちょっときびしいかと思います。

ただ、教室の子どもたちを見ていても、すぐできる簡単な問題をいくらやっても力はつきませんが、初めは手も足も出ないように思える問題でも、一所懸命に取り組んでいるとじわじわと力がついてくるのはよく感じることです。(この教材のことではありませんが。)

ですので、国語の記述の力を付けたいとか、いずれ受験をさせたいとお考えの方でご家庭で何をさせればいいかしら?と思っている方にはいいのかなと思います。
因みに、「低学年から」と書いていますが、啓明舎さんでも3年生のテキストとのことですし、正直なところ、普通にご家庭で取り組むのであれば、国語がかなり得意な子でなければ、3年生でどうにかやっと・・・という感じなのではないかなと思います。

この教材はいいかもと思いますので、高学年向けや他の国語教材もいずれ見てみたいと思っています。

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2008年11月24日 (月)

すみません。更新さぼります…。

今日も仕事だったのですが、今日は更新さぼります。。。

しかし、昨日、あまりにも散らかった自分の部屋に我慢の限界が来て(をい)、久しぶりに片づけをしたら、自宅にもかなり未読書が溜まっていることが判明しました…。
自宅にある比較的新しい未読書を、自分の覚書として…。

「優劣のかなたに」 苅谷夏子著
「のび太・ジャイアン症候群」 司馬理英子著 (5分の1既読)
「日本をダメにした10の裁判」 チームJ著 (3分の1既読)
「フィンランド 豊かさのメソッド」 堀内都喜子著
「幸せを呼ぶスペース・クリアリング」 小島鳳豐著 (読了)
「予知夢」 東野圭吾著 (読了)
「『育てにくい子』と感じたときに読む本」 佐々木正美著 (4分の1既読)
「子どもの場所から」 小沢牧子著 (5分の2既読)
「どこまでも伸びていく子どもに育てる」 鶴田秀樹・坂元京子著
「学校では教えてくれなかった算数」 ローレンス・ポッター著
「図解レバレッジ勉強法」 本田直之著
「日本の教師に伝えたいこと」 大村はま著 (5分の2既読)
「誰が学校を変えるのか」 藤原和博著 (間もなく読了)
「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」 安部芳裕著
「運がよくなる浄化の法則」 小島鳳豐著

ああ…どれだけあちこち浮気して読んでいるか改めてビックリ…。
最近、明らかに読書量が落ちているので、頑張って読みます…。

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2008年11月20日 (木)

「天才くらぶチャレペー①総合編」 高濱正伸監修

ここ数年、算数や論理系の子ども向けパズル本が次々と出ていますが、この本も少し前に出たのはネット書店で見て知っていました。
ただ、また同じようなものなのかなと思い、購入していなかったのですが、先日、パート2が出たようで、とりあえず1冊目を購入してみました。

「考え抜く力」が身につく!天才くらぶ チャレペー①総合編【数・かたち・考える】」

高濱正伸監修 アルゴクラブ著 実務教育出版

評価 ★★★★☆

本の帯にはこんなことが書かれています。

日本初のオリジナル教材
論理的知能を伸ばし、後年、「学力が伸びる」と大評判!

1日1問で
「考える脳」が育つ

「日本初のオリジナル教材」という意味が今ひとつわからないのと、最近出版されたばかりなのに「後年、『学力が伸びる』と大評判!」というのも、出版までにこの教材を使っていた子たちが既に成長しているのかしら?という疑問がわいたりもしますが、内容的には確かに面白いと思います。

考えるのが好きな子、算数やパズルに興味がある子はきっとはまるだろうと思いますし、そうでない子でもお勉強っぽくないので、とっつきやすいだろうと思います。

ただ、対象が「小学1年~3年生向け」となっているのですが、小1だとかなりこういうのが好きな子じゃないと難しいのでは?と思うものが少なからずあるように感じますし、また、考えることが苦手な子であれば、高学年でも中学生でも(大人でも)う~んと考え込んでしまうのではと思います。

実際、問題を見ていると、私でもそれなりに楽しめますし、ちょっと考え込んでしまうものもあります。
計算以外の算数があまり得意ではないというお母様などは、お子さんと一緒にやってみるというような使い方もできるのではと思います。

問題は全部で30問。1ページごとにミシン目で切り離せるようになっていますので、子どもも取り組みやすそうです。
解答・解説は冊子の後ろに1問ごとに詳しくのっていますので、おうちの方がわからなくても、とりあえず大丈夫そうです。(笑)
ご興味のある方はどうぞ。

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2008年11月17日 (月)

「国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法」 水島 醉著

季節が冬に移りつつあり、私の読書熱もまたちょっと下がり気味・・・。
先週体調を崩したこともあり、最近はほとんど読書が進んでおりません・・・。(汗)

「国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法」 

水島 醉著 ディスカヴァー携書

評価 ★★★★

「進学塾不要論」を書かれた水島先生の最新の著書。
ネットで見つけ、早速注文したのですが、なかなか読み終えられませんでした。

算数については、どうすれば多くの子どもに効果があるかということは多少わかってきたような気がするものの、国語はまだまだこれだ!と思うに至っておらず、それもあって「国語力」系の書籍にはついつい目が留まります。

更に、前著の「進学塾・・・」が私としては共感、納得できるところも多かったこともあり、水島先生のお考えはどんなものなんだろう?と興味を持って読みました。

本書は3章から成っています。

第一章 これが守れなければ、国語力は上がらない 3つの禁止
第二章 国語力のある子どもに育てる 3つのルール
第三章 国語力のある子どもに育てる 3つの方法

書かれている内容は、前著でも少し書かれていたこともありますし、どんぐり倶楽部の糸山先生がおっしゃっていることと通じるところもあるように思います。
また、この先生はきっと確実に国語力を伸ばせる先生なのだろうなとも思いました。

書かれている内容は、確かにそうなんだろうなと思うことが多いのですが、これを私の親世代の方が読まれたら、「ああ、そんなの当然でしょ?」とか、「私はそうしていたわ」とかおっしゃるようにも思いますが、今の子どもの親御さんの世代にとっては、実践するには覚悟とかなりの努力が必要なのかもなと思うようなことでもありました。

例えば、国語力を上げたければ、テレビ・テレビゲーム・インターネット・マンガ(本)禁止といわれても、昔なら、わざわざ禁止しなければならないものはマンガ本ぐらいで、他はそれほど意識しなくてもよかったはずです。
しかし、今の時代にこれら全てを禁止、もしくは相当の制限をかけて与えるとなると、やはり親御さんたちにそれなりの覚悟と努力が必要になるでしょう。

もちろん、水島先生は、そのぐらいの気持ちがないと国語力を上げることなんてできないともおっしゃっています。

この通りに実践することはなかなか難しいところもあるかと思いますが、お子さんの国語力を伸ばしたいとお考えの方にはきっと参考になることが色々書かれているかと思います。
ご興味のある方は読んでみられてはいかがでしょう。

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2008年11月13日 (木)

「日本でいちばん大切にしたい会社」 坂本 光司著

何の本を読んだときだったか忘れてしまいましたが、この本のことを知り、早速注文してみました。
私の仕事には直接関係ないのですが、とても好きな本になりました。

「日本でいちばん大切にしたい会社」 坂本 光司著  あさ出版

評価 ★★★★★ (仕事にはほとんど関係ありませんが個人的にかなり好き)

著者の坂本氏は法政大学大学院政策創造研究科教授と書かれていますが、「はじめに」にこう書かれています。

 私のモットーは、「現場で中小企業研究や、がんばる中小企業の支援をする」ことです。毎週一~二日は大学の研究室を飛び出し、さまざまな企業を訪問調査してきました。その結果、これまでうかがった企業は、北は北海道から南は沖縄県まで、優に六〇〇〇社を超えています。(中略)
 とりわけ、私が意識して訪問させていただいている企業は、長期にわたり好業績を持続している企業(社員と顧客の満足度が高い証明といえます)や、業績はともかく、真に世のため人のためになる経営に懸命に取り組んでいる価値ある企業です。
 こうした企業の現場を訪問し、その経営者と話をしていると、真に正しい経営が実践されていることをいつも実感させられます。(後略)

本書は二部構成になっており、第1部では「会社は誰のために?」と題し、「経営者が心すべき『五人』に対する使命と責任について述べ」ておられます。
そして、第2部では、坂本氏が訪問された中でも本当に素晴らしいと感じられた会社のうち5社を取り上げられ、それぞれを紹介しておられます。

私はこれら5社とも全く知らず、そのほかにも素晴らしいとしてコラムで取り上げられている9社についてもほとんどを知りませんでした。

しかし、本の帯に「人生観と仕事観を変える本。油断していましたが、泣けました・・・。〝心にしみる〟〝心に響く〟1冊です。」という言葉が書かれていますが、私も何度も泣いてしまいました。

こんな企業があるんだな。こんな経営者がおられるんだな。
それだけでとても幸せな気持ちになれました。

是非、一人でも多くの方に読んでみて頂きたい。
特に、経営者の方には是非読んでみて頂きたい。
そう思える1冊です。

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2008年11月10日 (月)

「おりがみで学ぶ図形パズル」 山口榮一著

用事があって書店に行ったら、「天才ドリル」、「強育ドリル」などのシリーズが並んでいるところにこれを発見しました。

「おりがみで学ぶ図形パズル」 山口榮一著 ディスカヴァー

評価 ★★★★

算数関連の折り紙本は以前にもご紹介したことがありますし、教室にも置いてありますが、「おりがみ」で「図形パズル」というところに興味があったので、購入しました。

で、自分でも考えつつ全部を見てみたところ、結論として、結構いいんじゃないかなぁと。

表紙にはこう書かれています。

形、角度、面積から
分数、かけ算まで
算数の発想力をみがく50題

そして、表紙をめくったところにはこう書かれています。

おりがみで学ぶ図形パズル 5つの特徴
1 おりがみを使って、楽しく学べる!
2 実際に折って確かめることで、図形の感覚が身につく!
3 折り目を見ることで、補助線のイメージがつかめる!
4 問題が解けなくても、解説を見ることで論理的直観力が養われる!
5 小学校低学年から中学受験直前まで取り組める!

問題の意味さえ理解できれば、1年生からでも考えられるようなものも結構ありますし、それぞれのテーマの問題が難易度順に並んでいますので、何年生でも取り組める問題があるという感じです。

図形が得意な子であれば、面積や分数などの意味さえわかれば、低学年でも十分取り組める内容だと思いますし、それらが苦手な子であれば、普通の問題集などをやるより、これをやる方が効果的なのではとも思います。

用意するものはおりがみだけですし、それも、場合によってはいらない紙を正方形に切れば、何だって問題に取り組めます。

ディスカヴァーからはこの形式のドリルやパズルが色々出ていて、私も数冊持っていますが、これまでの中でも個人的には結構お勧めできるのではと思います。

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2008年11月 6日 (木)

「算数楽しく ハンズオン・マス」 坪田耕三著

教室に通ってくれている幼児のお母さまが「ハンズオン・マス」を教えてくださいました。
色々本があったのですが、とりあえずこの1冊を注文して読んでみました。

「算数楽しく ハンズオン・マス」 坪田耕三著 教育出版

評価 ★★★★☆

過去、色々な著書を読んで、世の中には尊敬すべき先生方がたくさんおられるなぁと何度も思いましたが、またここにもおられました。
そして、きっと、私が知らないだけで、まだまだ数え切れないぐらい、素晴らしい先生方がおられるに違いないと、改めて感じています。

著者の坪田先生は、この本が出版された2004年の段階の著者紹介では、筑波大附属小学校の副校長をなさっている方と紹介されています。
「ハンズオン・マス」というのは、坪田先生が作られた言葉で、「ハンズオン」というのは「手を使って」とか「体験的な」という意味、「マス」は「算数」の意味という紹介がされています。

本書では、坪田先生の授業実践などが具体的な教具などと共に詳しく紹介されており、構成は以下のようになっています。

Ⅰ.ハンズオンで算数楽しく
Ⅱ.明日からの授業が変わる実践集
Ⅲ.子どもの発想を豊かに
Ⅳ.授業研究
Ⅴ.ハンズオン・マスと評価

とにかく、素晴らしい。
こんな授業を受けられたら、子どもたちはもっともっと算数が好きになるだろうなと感じる実践ばかりです。

教材や教具も、子どもたちは興味を示すだろうな、こんな風にやったらよくわかるだろうなと思うものばかりで、単純な私はまた例によって、もし子どもがいたら筑波大附属小に通わせたい!と思うだろうなぁとか思ってしまいました。(苦笑)

きっとこの先生は、子どもたちが大好きで、算数も大好きで、本当に色々なことをよく観察し、小さなことに気づき、反応されている方なんだろうなと感じました。
以前、大村はま先生の本を読んだときに感じたのとどこか通じるものがありました。

ただ、筑波大附属小での実践ですから、入学時に既に選抜されている子達でもあり、授業での子どもの発言なども紹介されていますが、普通の公立小学校ではさすがにここまでは出てこないんだろうな・・・と思ったりするところはありました。

ですが、きっとこんな授業をすれば、どの子も今より算数が楽しく感じられるだろうし、できるようにもなるだろうと思います。
そして、この方法は学校など、一緒に考えたり試したりできる環境でこそ、より生きてくる方法なんだろうなとも思います。

もし、全国の小学校の先生方がこんな算数の授業をされたら、私の教室はいらなくなっちゃうかもなぁと、そんな気もします。
そのぐらい、私が小学生だったら受けたい算数の授業なのです。

ですが、普通の小学校の先生方がこれを日々の授業でやるのはかなり大変だろうとも思います。
普通の小学校は教科担任制ではなく、一人の先生がほぼ全ての教科を指導するわけですし、毎日違う授業をしなければならないのが実情でしょうから、算数だけでここまでの準備をし、たっぷり時間を取って・・・というのはなかなか困難なのではと。
それがクリアできるなら、とても素敵なのですが。

とても素晴らしい実践だと思いますし、学校の先生も塾などで子どもに指導しておられる方も、保護者の方も、参考になるところはたくさんあると思います。
今後の教材作りにも参考になりそうなことも色々ありました。
小学校の算数に関してご興味のある方には一読の価値ありだと思います。

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2008年11月 3日 (月)

「あなたの子どもはなぜ勉強しないのか」  喜多徹人著

一度書店で見かけ、そのときには購入しなかったのですが、次に行ったらまた、棚の目立つところにずらりと並んでいたため、話題になってるのかな?とちょっと読んでみることにしました。

「あなたの子どもはなぜ勉強しないのか―そのアドバイスが子どもをダメにする  

喜多徹人著 学びリンク

評価 ★★★☆ (多分、参考になる方はたくさんおられると思います。あくまでも個人的好みで・・・)

著者の喜多氏は、神戸セミナーの校長をされている方だそうです。
神戸セミナーという名前は、生粋の神戸っ子ですから、これまで何度も目にしたことはありますが、予備校ということもあり、詳しいことはほとんど知りませんでした。

この予備校は「えっ中退しても難関大?」のキャッチフレーズで有名だそうで、その予備校の校長である喜多氏の方針は「自信はすべてに優先する」というものだそうです。

そういう喜多校長が書かれた本ですから、非常に読みやすく、分かりやすく、確かにご家庭で親御さんがお子さんに接するときに参考になることがたくさん書かれているように思います。

構成は以下のようになっています。

第1章 勉強のストレスを下げよう
第2章 15歳を過ぎたら子どもの行動を変えることはできない
第3章 「行動を変えるプロ」に学ぼう
第4章 15歳以上の子どもとのコミュニケーション Q&A
第5章 おすすめ言い換え集

マンガやイラストも交え、とてもわかりやすくなっています。
なのに、なぜ評価が高くないのかというと、あくまでも個人的な好みの問題でして、私自身は子どもと駆け引きをすることができないということや、勉強は本人がしたければすればいいと思っていること。実際、自分が子どもの頃、学生の頃を振り返っても、親にあれこれ言われてやった記憶はありませんし、ある時期以降は何も言わないでくれと頼んで、親はそれを守ってくれていたところもあり、そういう意味で、私個人にはあまり参考にならないかなというだけのことです。

例えば、子どもに対してプラスの暗示をかけるほうがいいという例で、幼稚園は楽しいところだよと親が言うのと、やっていけるか心配だと言うのとでは、子どもにとって前者がいいよというようなことが書かれているのですが、もちろんそれはその通りだろうと思います。

ただ、親御さんたちだってそう言われればその通りと思われるでしょうし、そう言えれば苦労はないという風に思われる方だっておられるのではと思うのです。

ご自分が幼稚園が楽しかったという方は自然と「楽しいところよ」と言えるでしょうけれど、何か辛い思い出がおありの方は本心ではないのに「楽しいところよ」と言わなければ・・・となってしまうかもしれません。

そういう意味で、色々書かれている内容はその通りだと思うものの、なかなか実行できないところもあるんじゃないかなと思うことと、自分自身がそう思っていることなら言えるけれど、そう思えないことを、こう言った方が子どもにとってプラスになるから・・・みたいな意識で言うことが自分にはできないということとで、上述の評価にさせて頂きました。

何度も書いていますように、読みやすいですし、分かりやすい。そして、書かれていることもほとんどが納得でき、その通りだろうなと思うことです。

子どもによいことなら、自分が思っていないことでもできるという大人な方には大いに参考になるのではと思われます。

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