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2008年7月14日 (月)

「裸でも生きる」 山口絵理子著

土曜の晩、さくら個別の國立先生のブログでこの本を知り、日曜に書店に行って購入。
深夜に読み始めたら止まらず、そのまま読み切ってしまいました…。(気づけば朝の5時…)

「裸でも生きる」 山口絵理子著 講談社

評価 ★★★★☆

今年の3月、情熱大陸で著者のことを知り、なんてすごい人なんだろうと思ってブログにも書きました。
しかし、実は情熱大陸で取り上げられる随分以前に、既にこの本を出しておられたのですね…。(出版は初版が2007年9月)
全く知りませんでした。國立先生が取り上げてくださらなかったら、気づかぬままだったかもしれません。(先生、ありがとうございます。)

テレビで見たときにかなりの衝撃を受けただけに、すぐにでも読みたいと思い、日曜に書店へ。で、見つけて購入し、そのまま読み始めてしまいました。
途中で止まらず…。

とにかくすごかった。
テレビで紹介されたのは、彼女の壮絶な人生のごく一部に過ぎず(まあ、もちろん、1時間足らずの番組ですからね。)、彼女の原動力は一体どこから来るんだろう?と思っていたことが少しだけわかったような、そして、彼女はとにかく負けず嫌い、途中であきらめることが嫌いな人なんだなと、その強さに驚かされました。

テレビで取り上げられていたのは、この著書で言えばもう最後の段階。数々の困難を乗り越えて、どうにか会社が軌道に乗り始めたところだったのではないかと思います。
こんな小さな可愛い人のどこにそんなパワーがあるんだろう?と思ったのですが、本書の最初の章では、彼女が小学1年生のときに受けたいじめと、それに対する自分の中での葛藤、戦い…そんなことが書かれていました。
書かれていることが事実であれば、小学校1年生にして、彼女はとても芯の強い、負けず嫌いな子どもだったということだと思います。

しかし、いじめを克服することはできたものの、その後の人生も波乱万丈。
人には、それぞれ自分が乗り越えられる苦難しか与えられないとも言いますが、とすれば、彼女は普通に考えると恐ろしく高く感じられるハードルを敢えて自分に課し、それを泣きながら、時には吐きながら、ふらふらになりながら、乗り越えていっているように感じます。

起業しようと思っている方が参考になるかといえば、そういう部分はかなり限られていると思いますし、彼女の生き方を参考にしよう、見習おうというのもなかなか難しいかと思います。

ただ、自分達の知らないとても貧しく、政治的にもかなり歪んだ国があり、そこで生きる人たちがどのようであるかなど、知らなかったことを知ることもできますし、また、こんなにも頑張っている人もいるんだなと、頑張るきっかけをもらえるかもしれません。
情熱大陸をご覧になって、彼女に感動した方には大いにお勧めできるのではと思います。

それにしても、彼女のパワーのすごさにはただただ感心です。

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