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2008年6月 5日 (木)

「『社会を変える』を仕事にする」 駒崎弘樹著

事件後、新たに読み終えた本が全くない状態で、おまけに今読みかけている本は、内容はとても興味深く、面白いのですが、字が細かくてびっしりなので、なかなか読み進められず…。
そこに来て、勉強しなくてはいけないことなどもあり、いよいよ速読を習わねばならぬのか?という今日この頃です…。とにかく、夜早い時間に眠くなってしまうので困っています…。

「『社会を変える』を仕事にする 社会起業家という生き方」 

駒崎弘樹著 英治出版

評価 ★★★★☆ (個人的にはかなり好き)

何事にも疎い私は、「社会企業家」という言葉を先日ご紹介した「マイクロソフトでは…」の本で初めてほぼきちんと理解したわけですが、ネット書店でこの本のタイトルが目に留まり、日本にもそんな方がおられるの?と早速注文してみました。

著者の駒崎さんは1979年生まれ。慶応義塾大在学中に有限会社の経営に参画、株式会社化後には代表取締役社長に就任されたとのこと。(本文にも詳しく書かれていますが)そんな彼が将来を考えたとき、自分の本当にやりたいことはなんなのだ?と。そして、いわば、「自分探し」を始められたのですが、行きついたのが「病児保育」の事業だったと。

多分、とてもとても頭のいい方なのでしょう。ユーモアに溢れていて、とにかく読みやすく、社会のための仕事をしているのですが、全然かたい感じも重い感じもなく、というよりむしろ軽やか過ぎる文体で、時には声を出して笑ってしまうほどの読みやすさです。

構成は以下のようになっています。

第1章 学生でITベンチャー社長になっちゃった
第2章 「社会を変える仕事」との出会い
第3章 いざ、「社会企業家」!
第4章 大いなる挫折
第5章 世の中のどこにもないサービスを始める
第6章 「地域を変える」が「社会を変える」

ちなみに、駒崎さんは2007年7月、Newsweek日本版「世界を変える社会企業家100人」にも選ばれたそうですが、社会企業ってなんだ?って方も、何か世の中の役に立ちたいと思っている方も、病児保育(例えば突然熱を出した子どもを普通の保育園などでは預かってもらえないそうですが、そういう子どもを預かるというようなことを指しているようです。)に関心がある方も、なんだかわからないけどちょっと面白そうだなという方も、一度読んでみてほしいなぁと、個人的にはそう思う1冊でした。

すごく正直で、真っ直ぐで、一所懸命で、だけど「今どきの若者」でもある著者は、なんだかとても素敵でした。 

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