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2008年6月12日 (木)

「おりがみで算数トレーニング 」 加藤渾一著

たまった仕事もあったり、冷蔵庫が壊れたり(あまり関係ないけど・・・)、勉強しなくてはいけないものがあったりで、まだなかなかゆっくり読書する時間が取れず、今日はこちらのご紹介です。

「おりがみで算数トレーニング」 加藤渾一著 数研出版

評価 ★★★★

書店で見つけて、おりがみで算数?と思い、購入してみました。
以前、折り紙で多角形を折ったり、それを組み合わせて立体を作ったりという、結構高度な本をご紹介したことがあるかと思いますが、こちらは小学生向けに作られた感じです。

中には多角形の折り方も出ていますし、家や牛、栗などを折って、それを組み合わせて多角形にしたり、角度や面積の学習につなげたり・・・というように、よく考えられています。
ただ、折り紙遊びをしながら算数の能力を・・・というよりは、初めから算数の学習のために折り紙を使うという感じの内容ですし、また、きちんと説明はされているものの、平行、垂直、対角線・・・など、普通の子なら高学年で学習する内容が多く登場していますので、よほど図形や折り紙などに興味のある子でなければ、低学年では少し難しいのかもしれません。(まあ、きれいに折らないと、組み合わせたときにきちんとした形になりませんから、それを考えると低学年ではやや難しいのかもしれませんが。)

タイトルの上部に「手を動かして考える。自由な発想で図形力をUPする!」と書かれていますが、確かに、同じ学習であるなら、実際に自分で紙を折ったり並べたりしながら学習する方が、しっかり身につくとは思いますし、三角形の内角の和や三角形、平行四辺形などの面積も、折ったものを使って実感できるというのは大きいのかなと思います。

著者の加藤先生は北海道立高校に38年勤務され、折り紙を取り入れて数学の授業を実践してこられたと紹介されています。
高校数学の先生が書かれたということを考えると、かなり易しく、小学生にも使えるように作られていると思いますが、結構難しい問題も。。。

工作好き、図形好きな子にはお勧めできそうですね。
また、図形が苦手な高学年や中学生にも役に立つのかなと思います。

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