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2008年5月 1日 (木)

「この地球にすんでいる僕の仲間たちへ」 東田直樹・東田美樹著

先日、自閉症のご本人が書かれた本をご紹介しました。
これはその彼とお母さんが書かれた本で、前回ご紹介した本を読み終えた後すぐ注文しました。
このところバタバタしていて、付録のDVDはまだ見ていないのですが・・・。

「この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ」

東田直樹・東田美樹著 エスコアール

評価 ★★★★

この仕事を始めてから、色々な本を読むようになりました。
それまでは、例えば、電車で偶然、大きな声でぶつぶつと何か独り言を言っている人に出会うと、なんとなく怖いような気がして少し離れてみたりしていましたが、そういう方は発達障害をお持ちの方だったりするのかも・・・と思えるようになって、怖いという感情がほとんどなくなりました。

うまく言えませんが、自分の持つ価値観や判断基準では理解できないもの、未知のものに対しては多くの人が不安や恐怖を抱くのではないかと思ったりします。
そういう意味では、自閉症についても、本を読むまではどう接していいのかわかりませんでしたし、突然パニックになられたら怖いという思いもありました。

しかし、自閉症のご本人が書いた本を読んだとき、もちろん、全ての自閉症の方が同じではないと思いますが、こんなにしっかりと色々なことを考えて、感じているし、してしまったことを後悔もしているんだなということに衝撃を受けました。
そして、やはり「わからないから怖い」という感覚がほとんどなくなりました。

そういう意味でも、少しでも興味や関心のある方には読んでみてほしいなと思ったりします。

本書は、以前ご紹介したものと共通する内容もありますが、以下のような構成になっています。

第一章 僕はこう思う
第二章 おもしろいでしょ
第三章 僕のやり方
第四章 楽しみとは
第五章 僕のこれまで
第六章 直樹との12年 東田美樹
第七章 筆談について 東田美樹


また、直樹さんがかいたイラストや詩なども収められています。

とても読みやすい本ですので、ご興味がある方は是非どうぞ。

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