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2008年4月14日 (月)

「秘伝 算数ができる子になる」 朝倉仁著

昨年末に出版されたようですので、既にご存知の方もおられるかと思いますが、私は全然知らなくて、先日書店の店頭で目に留まり購入しました。
なかなか興味深いなぁと思っていましたら、つい先日、ドリルなども出版されたようです。

「秘伝 算数ができる子になる」 朝倉仁著 小学館

評価 ★★★★☆

そもそも、この本を手に取るきっかけになったのは、教室に来てくれている子のお母さんが大阪にある「朝倉算数道場」のお話をちらっと聞かせてくださった数日後に書店に行ったところ、朝倉先生の名前が目に留まったというものでした。

不勉強ながら、これまで私は朝倉先生のことは全く存じ上げませんでしたが、もともとは数年前まで「浜学園」の算数科の頂点におられた先生だそうです。
そんな優秀な先生が浜学園をお辞めになって、東京と大阪に算数教室を開かれたと。
そして、その教室でのエピソードなどを交え、どうすれば算数ができるようになるかを書かれたのがこの本のようです。

個人的にはとてもステキな、大好きな内容が沢山あり、思わず先生にお会いしてみたい!と思ってしまったのですが、「はじめに」にも「あとがき」にも同じようなことが書かれています。
「はじめに」から一部引用してご紹介しますと・・・。

 ところで、そう言っている私は何者なのでしょう?では、自己紹介をします。
 私は、数年前まで関西の大手進学塾で算数を教えていました。その塾は、現在もほぼ毎年、日本で最難関といわれている灘中学校の合格者がいちばん多い進学塾です。私はその塾の算数科のトップの講師で、算数科すべての講師をまとめ上げる立場にいました。受け持ったクラスはその塾の中でもトップクラスだったり、さらにはひと握りの天才児のみが集う特殊クラスだったりしました。一時期、灘中学・灘高等学校の全在校生の3分の1は私の教え子なんていうこともありました。
 その後、子どもたちの算数の実力を上げていく私の手法が塾の方針と違うことから、自分独自の手法を実践できる場を作りたいと考えるようになり、その大手進学塾をやめました。そして、仲間たち数名と個別指導の教室を立ち上げ、その仲間たちと独自の手法が実践できる場として教室を運営してきました。(中略)現在は、前述の「算数を大好きにさせよう」という独特の理念のもと、特殊な算数教室で教鞭をとっています。(中略)
 現在、算数で苦しんでいる子どもたちがどれほどいるでしょう?
 私は、算数の勉強を「強制的にやらされている」という感覚で捉えている子どもたちに、「コリャおもしろい!」って思わせたいのです。もちろん楽しいことだらけではありませんが、そのおもしろさの一端をこの本から得てもらえれば、それだけで幸せです。
 あなたのお子さんに「算数大好き!」と言わせてみたいですよね!さあ、その算数大好きの世界へ出発しましょう!!

また、本書の内容は以下のような構成になっています。

第1章 ふつうの子が算数オリンピックで金メダル!?
第2章 算数を大好きにさせる仕掛け
第3章 分かれ目になる瞬間
第4章 一流の算数解法とは!?
第5章 わが子の能力を伸ばしたいママへ
第6章 賢い塾の選び方と使い方
第7章 大事なのは子どもの「こころ」の動き

この先生がどれだけ算数が好きなのかがひしひし伝わってくる気がします。
また、素晴らしい能力、指導力をお持ちの方に違いないとも思います。
こういう算数が大好きで能力も高い先生に算数を習ったら、きっと多くの子が算数は楽しいと思えるのだろうなと感じつつ読みました。

中学受験を考えておられる親御さんにも大いに参考になるところがあると思いますし、お子さんが算数が苦手、算数が嫌いで悩んでおられる親御さんにも一読の価値があるのではと思います。

一部、おバカな私には一度読んだだけではついていけないところもありましたが(汗)、とても興味深く、そして、穏やかな気持ちで読めました。
いつかお目にかかってみたい先生のおひとりになりました。

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