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2008年1月14日 (月)

「ニッポンを繁盛させる方法」 島田紳助・東国原英夫著

以前読んだ島田紳助さんの本がとても面白かったので、ネット書店でこれを見つけ、早速注文してみました。

「ニッポンを繁盛させる方法」 島田紳助・東国原英夫著 角川oneテーマ21

評価 ★★★★

タレントの島田紳助氏と、現宮崎県知事の東国原英夫氏との共著で、内容の大半は2人の対談になっています。
構成は以下のようになっており、大変読みやすく、わかりやすい内容だと思います。(ただ、なぜか島田氏の発言の部分が不自然な関西弁に思えるところが多く、修正が入っているのだろうか?と思ってしまいますが・・・)

激論の前に  島田紳助
第一章 日本を元気にするために  島田紳助・東国原英夫
第二章 憂国論  島田紳助
第三章 地方から国を変える  島田紳助・東国原英夫
第四章 国家再建論  東国原英夫
激論のあとに  島田紳助

恥ずかしながら私は、政治とか経済とかには激しく疎いため、日本が借金まみれだと聞いても、例えば、夕張市が破綻したと聞いても、「市が破綻するって?」とか「日本が借金を返せなくなったらどうなるの?」とか、本当によくわかっていないような状態です。

ただ、そんな私にもわかりやすい話が書かれており、また、この方たちなら一気にではないにしろ、本当に少しずつ日本を変えていかれるのではと思えました。

第二章の最初に島田氏が話しているところから長めの引用をさせて頂き、この本の紹介とさせて頂こうと思います。

(前略)いま、この日本という国が置かれた状況って、産業再生法の適用となった「ダイエー」と一緒だと思う。もはや「どうにもならん」という点でよく似ている。ダイエー全店舗をもう一度、再生させようとしても、とうてい無理な話に思う。だけど、いまからでも再生させる秘策がたった一つだけある。
 どこか一店舗だけ、「新しいダイエー」を作る。そのダイエーは、上からの指示を守るだけの従来のやり方と違って、その店舗で働く従業員たちが売り場を自分たちで考えて、それこそ内装から大工さんと相談しながら作っていく。営業時間もその土地にあうような時間帯をみんなで話し合って、「うちの店舗だけは、深夜十二時まで営業しようや」とか「朝は六時から営業しよう」とか相談する。それから「他では扱っていないこの商品を仕入れよう、あれを仕入れよう」って会議をしてね。給料は売り上げにあわせた歩合制にする。
 つまり、ダイエーを一店舗だけ大改革するんや。その店舗がもし成功したなら、他の店舗も追随して真似をするようになり、結果、全体の利益が上がる。そうやって一店舗からの改革が全店舗に広がったとき、ダイエーは立ち直ると思う。(中略)
 ダイエーを復活させるこの考え方って、一つの国を、繁盛へと導く方法論にダブらせて考えることができると思う。俺は宮崎県が、その一店舗目のダイエーになってもらいたい。宮崎がモデルケースとなれば、国は変わると思う。(後略)

もちろん、これが絶対に正しいかどうかはわかりませんが、なかなか興味深く、面白い内容でした。そして、やはり島田氏は、そして東国原氏もとても頭のいい方なんだなぁと再認識しました。
東国原知事のような方がひとり、またひとりと地方に増えていけば、本当に日本は変わって行くかもしれません。

本を読みなれた方なら立ち読みでも読めるかもと思いますが、新書で手頃な価格でもありますので、ご興味のある方はいかがでしょう?

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