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2007年12月27日 (木)

「読書力がラクラク身につく名作ドリル」 認知工学編

タイトルが気になって購入してみましたが・・・。

「読書力がラクラク身につく名作ドリル『おじいさんのランプ』(新美南吉) 」 

認知工学編 ディスカヴァー

評価 ★★★

先日、ネット書店で色々なパズル系ドリルがずらりと出版されているのを見つけ、中でも気になるものをいくつかまとめて注文しました。
そのひとつがこちらなのですが、ネット書店での紹介では、名作を読みながら簡単な問題を解いていくことで「自然に読書する習慣が身につく!」「文脈を読み取る力が身につく!」「自分で考える姿勢が身につく!」となっていて、一体どんなに素晴らしいものなのだろうと、とりあえずこのシリーズの中の1冊、こちらを注文しました。

しかし・・・個人的にはその素晴らしさがよくわかりません・・・。
実際に認知工学さんの教室で効果が実証されている教材とのことですので、子ども達に与えてみると私とは違った印象を持つのかもしれませんし、効果も出るのかもしれません。
ただ、子どものころから物語などを読むのが好きだった私には、こんなのを子どものときに読まされたら楽しくなかっただろうなぁという印象を受けました。

というのも、このドリルでは「おじいさんのランプ」というお話を取上げてあるのですが、見開き2ページにまずは問題が入った文が書かれ、次の2ページには全く同じ文の解答が書かれているという構成で、おまけにその「簡単な問題」というのは文章の中の助詞などを2択で選んでいくとか、キーワードのようなものを四角に埋めていくとか、そういう問題なのです。

例えば、「かくれんぼ<で・の>、倉のすみにもぐりこんだ・・・・」というような文になっていて、この場合は当然「で」を○で囲むというわけです。
しかし、物語を読んでいる途中途中にこんな< >が出てきては、味わう気分にはなれません・・・。
実は私はこの物語を読んだことがなかった(もしくは忘れてしまった)ので、どんなお話なんだろう?とも思ってこれを選んだのですが、鑑賞するには正直イライラを感じました。

読むのが嫌いな子であれば、尚のこと、いちいち途中で問題に足止めされることに苦痛を感じないのか、ちょっと不思議な気がします。
でも・・・効果を実証済みということですから、機会があれば誰か読書嫌いの子に貸し出してみようかなとも思いますが・・・。

これで1000円・・・。内容を見てからだったら買ってないかなぁというのが正直なところです。
もし、既にお使いになってみられ、効果があったよとか、お子さんが喜んで取り組んだよという方がおられましたら、是非教えて頂けたらと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

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