« 「『経皮毒』がまるごとわかる本」 竹内 久米司・稲津 教久著 | トップページ | 「探偵ガリレオ」 東野圭吾著 »

2007年11月22日 (木)

「14歳」 千原ジュニア著

自分でもなぜかわからないのですが、出版されて間もなく購入しました。
しかし、「なんで買ったんだろう?」と思ったまま、長らく放置し続けていました。
・・・もっと早く読めばよかった・・・そう思いました。

「14歳」 千原ジュニア著 講談社

評価 ★★★★★

お笑いの千原兄弟の弟、千原ジュニアが書いた「自伝的小説」とのことですが、どこまでが事実でどこからが脚色なのか、それは少し気になるところです。

ただ、この大筋が自伝なのであれば、それはそれで千原ジュニアという人物は計り知れない偉人なのかもしれないと感じますし、仮に虚構の部分が相当あるのだとしても、それはそれでまた、小説家としての才能を感じます。
つまり、自伝でも小説でも、どちらでもジュニアはすごいというのが私の感想です。

本を読む前から、テレビなどでも話題になっており、ジュニアが引きこもりだった頃の話だということはわかっていました。
「ふ~ん、引きこもりだったんだ・・・」という程度にしか受け止めていませんでしたが、これまで私がぼんやりと抱いていた「引きこもり」とは全く違う姿がそこには描かれています。

そして、これを読んで改めて、学校に行けない子どもの中にはここまでではないにしろ、こんな風に色んなことを考えて、自分の存在意義、学校に行く目的、理由、そんなものと色々考えて、その結果行けなくなっている、外に出られなくなっている、そんな子達も少なからずいるのかもしれないと気づかされました。

小学生の頃から既に自分の存在、自分が進むべき道を考えていたジュニア。その答えが見つからず、もしかしたらそこに行けば・・・と思って入学した中学にもその答えはなく、来る日も来る日も狭い屋根裏部屋で探し続けていた自分の進むべき道・・・。

テレビをほとんど見ない上、バラエティーはいつから見てないだろう?という状態なので、千原兄弟の漫才(?)を見た記憶はほぼないのですが、なんだかすっかりジュニアのファンになってしまいました。
そして、お兄ちゃんの大きな愛情にも感動しました。

ジュニアが好きじゃない方にもオススメです。
ジュニアって誰?って方でももちろんオススメです。

きっと何か感じるものがあるのではないかと思います。
もしまだ読まれたことのない方は是非一度読んでみられてはいかがでしょう。

|

« 「『経皮毒』がまるごとわかる本」 竹内 久米司・稲津 教久著 | トップページ | 「探偵ガリレオ」 東野圭吾著 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/17121172

この記事へのトラックバック一覧です: 「14歳」 千原ジュニア著:

« 「『経皮毒』がまるごとわかる本」 竹内 久米司・稲津 教久著 | トップページ | 「探偵ガリレオ」 東野圭吾著 »