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2007年11月15日 (木)

「鈍感力」 渡辺淳一著

今更ながら…な本のご紹介です。
少し前多分ベストセラーだったのですよね?少し出遅れて購入し途中まで読んだものの、結局長らく放置してしまって、最近ようやく読み終えました。

「鈍感力」 渡辺淳一著 集英社

評価 ★★★☆

個人的に渡辺淳一さんといえば「失楽園」の著者というイメージがあり、なんとなく、「ふ~ん、こういう普通の(?)本も書かれるんだなぁ」と思いながら読み始めました。

書かれている内容自体は基本的にとても納得のいく、共感できるものではあるのですが、どなたかがアマゾンのレビューに以前書いておられたように、タイトルの付け方にかなりポイントがあるような気がします。

「鈍感力」と言われると、もともと私たちにとって「鈍感」というのはマイナスイメージのある言葉であるにも関わらず「力」という言葉がつくことで、何かの能力なの?と思わされるような。
で、さて、それはどんなものなんだろう?と興味を惹かれて読んでみる…という方も多かったのではないでしょうか。

ただ、著者のいう「鈍感力」とは、あるときには「楽天的」であったり、またあるときには「ポジティブ」であったりと、私たちが普段別の形容をしているであろうことに対して使われているような感じで、そういう意味では新たに何かこれまで意識されていなかった特別な能力があるということではないようです。

そのため、読んでいて何か目新しさや新鮮さを感じるということも特になく、おっしゃることはごもっとも、納得できますよ、でもね…というような印象を受けました。

ひと言で言ってしまえば、神経質でデリケートであるより、多少鈍感でおおらかである方が何かにつけ良いことが多いですよというような内容だった気がします。
ただ、それは言われなくてもその通りよね?とも…。

まあ、普段、何かと「鈍感」と言われて気にしている方や(いや、鈍感なら言われても気にしないか?)何かにつけくよくよしてしまって、もっとおおらかになりたいなと思っている方などが読まれると気分転換とか発想が変わるとか、そういうことはあるかもしれませんが、「へぇ~~、そんなこと考えてもみなかった!」というようなことは私にはほぼありませんでした。

健康にいきいきと楽しく毎日を過ごすためには十分参考になる本だとは思いますが、「鈍感力」という何か特別な力について書かれているのかな?と思って読まれると、少し期待外れになるかもしれません。

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