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2007年9月 3日 (月)

「図解 経皮毒デトックス」 稲津教久・池川明著

先日、ある教材会社の社長のブログとメルマガで毛髪検査の話題が出ていて、ちょっと気になることもあったので、書店でまずは1冊購入してみました。

スローエコロジーのすすめ 図解 経皮毒デトックス」 

稲津教久・池川明著 日東書院

評価 ★★★★

最近、「デトックス」という言葉はよく耳にするようになりましたし、私ももともと、今はなき「あるある・・・」で紹介されていたときに見てその言葉を知ったのですが、この夏、疲れのせいなのか何にまけたのか、原因不明の湿疹に悩まされ、そのとき「デトックスが必要なのでは?」と上述の社長にアドバイスを頂きました。

ただ、もともと出不精な上、夏休みは本当にバタバタしていたこともあり、なかなか行動に移せぬまま・・・。
それでも気にはなっていたところに「経皮毒」という妙に気になる言葉・・・。書店でタイトルに「経皮毒」とついているものや「デトックス」とついているものが何冊も並んでいましたが、とりあえずは入門編っぽいこちらをまず読んでみることにしました。

表紙にはこんなことが大きく書かれています。

1億総不健康の原因は「経皮毒」にあった!

で、その「経皮毒」ってなんだ?と。
著書によると、「有害化学物質の侵入ルートは三つある」として、こう説明されています。

1.口から入る経口吸収 ・・・ 食べ物と一緒に有害化学物質が入ってくるルート
2.呼吸として吸い込む吸入ルート
3.皮膚から入り込む経皮吸収

1、2については比較的解毒作用が働きやすいと書かれているのですが、3についてはこう書かれています。

 三つ目にあげられるのが、皮膚から吸収する「経皮吸収」ルートです。
 皮膚が体の外にあるものを取り込んでいるというのはなかなか想像しがたいことですが、皮膚は呼吸をし、水分や油分を補っています。これは、塗り薬や湿布薬に効果があることでもおわかりかと思います。
 皮膚は体の中と外を隔てて、熱、空気圧、余分な水、毒、細菌・ウイルスなどから身を守っています。(中略)
 それでも、少量の物質は皮膚から吸収されています。有害化学物質は一度皮膚から体内に吸収されると、皮下脂肪に蓄積したり、血液やリンパ液に流れ込んだりして、なかなか体外へ排出されません。この物質は肝臓での解毒作用受けないため毒性が残りやすいのです。
 有害化学物質が経皮吸収されることを著者は「経皮毒」と呼んでいます。経皮毒は吸収量が少ないものの、体にたまりやすいという特徴を持っています。(後略)

内容は、4章からなっており、黒赤二色刷りで、イラストや図、表を多用し、分かりやすく書かれています。
それぞれの章のタイトルは以下のようになっています。

第1章 経皮毒こそデトックスしたい
第2章 健康を害する有害化学物質
第3章 排毒のしくみを知ろう
第4章 スローエコロジーなデトックスを

気になることが色々書かれていますが、特に女性で妊婦さんやこれから妊娠する可能性のある方などは知っておかれた方がいいのではと思うことも色々書かれていました。

ただ、食品添加物に関する本などでもそうですが、現代社会に生きている限り、気にしすぎると何もできなくなる、何も食べられなくなる・・・ということもあるかと思いますし、あまりにそれに神経を使い過ぎると、かえって別の悪影響が出ることもあるだろうとも思います。

それでも、全く知らずに過ごしているよりは、知って、できる範囲で避けられるものは避ける。避けられないのなら、排毒をより意識するなどの対処もできる方がいいのではないかとも思います。

著書の中で書かれていることをいくつか紹介しますと・・・。

「経皮毒から見る有害化学物質の影響」として以下の小見出しがつけられています。

◆経皮毒で肌荒れ、乾燥肌、主婦湿疹
◆アレルギーを誘発する
◆アトピーの原因にもなる
◆免疫力が低下する
◆有害化学物質で「婦人病」が増加
◆有害化学物質の関与が疑われている婦人病
◆脳への影響

このうち、有害化学物質の関与が疑われている婦人病として挙げられているものは以下の通り。

1.子宮内膜症
2.子宮筋腫
3.卵巣脳腫
4.乳ガン
5.子宮ガン

また、脳への影響としては以下の病気などに関与している疑いがあるそうです。

認知症・アルツハイマー症・パーキンソン病、情緒障害

更に、毒性がある有害化学物質を母親から胎内で受け取ってしまうことを「継世代毒性」と呼んでいるそうですが、それに関しては以下のことが疑われているとも書かれています。

1 脳への障害  
2 体の異常 
3 生殖器の異常 
4 生殖器への先天的な病因


中でも、脳への障害としては、「自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、情緒障害、学習障害(LD)、IQの低下など」と書かれており、胎児の時期に有害化学物質を受け継いでしまった場合、これらの障害を引き起こす可能性も疑われていると書かれています。

もちろん、この本しかまだ読んでいませんし、この本でも「疑い」とか「可能性」と書かれているだけですので、今後さまざまな研究が進むのかもしれませんが、少なくとも、経皮吸収された有害化学物質の排毒が難しく、人体に悪影響があるということが事実なのであれば、避けられる範囲で避けるに越したことはないようにも思います。

まずざっと知識として知るには分かりやすくてよいのではと思います。
ご興味のある方は一度読んでみられてはいかがでしょうか。

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