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2007年9月17日 (月)

「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」 吉村葉子著

書店で棚に並んでいたこの本のタイトルが気になって買ってみましたが・・・。

「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」

吉村葉子著 講談社

評価 ★★★

もともとは2003年に単行本で出されたものの文庫化のようです。
著者の吉村氏は20年間のパリ滞在を通じ、フランスおよびヨーロッパ全域を対象に取材・執筆を続けてこられたと紹介されています。

本書は6章からなっていますが、各章のタイトルは以下のようになっています。

第一章 お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活
第二章 自分を知っているからわかる、いるモノ、いらないモノ
第三章 貯金とマイホームは時間をかけて
第四章 お金をかけずに楽しいバカンス
第五章 フランス流子育てのエスプリ
第六章 義理と冠婚葬祭にはお金はいらない

タイトルの「お金があっても不安な日本人」という部分が気になり(まあ、私の場合、お金が「ある」わけでもないのですが、今仕事があっても将来のことは常に不安・・・というような部分で通じるものを感じまして・・・。)読んでみようと思ったのですが、内容としては、フランス人の国民性というか、フランス人だとこういう場合こんな風にするのが一般的だということを色々と実際のエピソードを交えて紹介しておられるという感じで、確かにフランス人はお金をかけずに楽しんで暮らすことが上手なのかもなぁというところは感じましたが、では、日本人はどうなのか、どうすればいいのか・・・みたいなところは触れられていませんでした。(結局私の不安は消えず・・・。(苦笑))

紹介されているエピソードで、それはいい習慣だなぁ、日本人も見習ったらいいのになぁと思うものもあるのですが、いかんせん、ここは日本。
国民全部なり、そうでなくても自分のお付き合いのある人たちみんなが同じ意識であれば別ですが、そうでなければ、自分だけが日本でこれを実践したらやはり色々人間関係で問題が生じるような気がします。

フランス人の生活、習慣を知るには参考になる本だと思いますが、活用はしづらいような気がします。

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