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2007年7月 9日 (月)

「いつも忙しい人、なぜか余裕のある人」 箱田忠昭著

既に読み終わった本が5冊ばかり教室に紹介を書けぬままたまっているのですが、今日は教室に出なかったため、昨日読み終えた本を先にご紹介します。

「いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 最後に笑う人の時間管理術

箱田忠昭著 PHP研究所

評価 ★★★★

最近慢性的にバタバタしているので、ネット書店でこのタイトルが目に留まり、ちょっと読んでみようかと注文しました。

著者の箱田氏は年間300回以上のセミナーをこなしつつ、ベストセラー作家でもあり、ご趣味のサーフィンでは日本最大のサーフィンクラブの会長兼インストラクター、また坐禅やボディビルなどもされるという、信じられないような方のようです。

で、箱田氏が代表取締役を務める会社はプレゼンテーション、交渉力、セールス、時間管理などのコミュニケーションスキルに関しての教育研修・講演活動などをされているという紹介がされています。
つまり、ご専門の「時間管理」の部分について書かれたのがこちらという感じでしょうか。

本書は6章から成っており、それぞれは以下のようなタイトルになっています。

第1章 成功者が秘密にしている「時間の鉄則」
第2章 あなたの大切な時間を泥棒から守る方法
第3章 人間関係をフルに活用すれば、時間が手に入る
第4章 集中力を高め、ヤル気を高める仕事術
第5章 「余裕」とは、本当に忙しい人にこそ与えられる
第6章 最後に笑う人が実践している時間活用術

とても読みやすく、わかりやすい内容でしたが、どうも私はとことん無精者のようで、これを読んで「さあ!実践するぞ!」とはちょっと思えませんでした。
というか、多分、ビジネスマン、会社員の方などには大いに参考になるだろうと思う内容だったのですが、私の仕事の仕方が「目指せ、職人!」的なやり方なため、テクニック的なことが書かれていると、どうしても拒否反応を示してしまうところがあるようです・・・。
(例えば、人間関係を円滑にするためにはこんな反応をしよう・・・とかそういう内容がどうも私には計算高いというか、打算的というか・・・そんな風に感じられてしまう頑固者なわけでして・・・。)

あと、今どうしても思い出せないのですが、過去にご紹介した本で同じようなことが書かれていたなと思う本が2冊ほどあった気がします。
(1冊はもしかしたら、安河内氏の「できる人の勉強法」だったかなと思うのですが。あと、目標には期限をというのもつい最近どれかで読んだ気がするのですが・・・。)

ただ、そんな私でもこれをやったら絶対効果あるだろうなと思ったことは、「翌日やることは決めておく」という項目。一部引用しますと・・・。 

 アメリカのベツレヘム・スチール社がまだ小さな会社だった時のことである。(中略)
 
 リー氏は社長のシュワッブ氏に対し、仕事の効率化による、会社発展のためのシステムをアドバイスすることになった。
 そのアドバイスはいたって簡単なものだった。
 それは「寝る前に、翌日やらねばならないことを六つ思いおこせ」というシンプルなものであった。
 そして、そのやるべき事に「優先順位」をつけろというのである。
「一から六まで、優先度いの高い順に書くこと。それを白い紙に書いて翌朝、背広のポケットに入れて出社せよ」というのがアドバイスであった。
「会社についたら一番目の仕事を全力をつくして終らせる。次に二番目の仕事を終了させること。そして上から順番にやっていけばよい」
「リー先生、仮にその日に二つとか三つしかできなかったらどうするのですか?」
「心配はいりませんよ社長、なぜならより大事なことはもう終っているからです」というわけだ。

 社長のチャールズ・シュワッブ氏は半信半疑ながらこころみて、全社員にこの優先順位づけをやらせた。ごくシンプルに、一から六までの順位づけをしたシートに書かせるという形で。

 やがて、ベツレヘム・スチール社はこの方式で五年後には世界でも有数の鉄鋼メーカーにのしあがった。(後略)

やらなければと思うことを付箋などに書いて机やパソコンに貼っておくということは時々やっているのですが、前日の晩に優先順位をつけて考えておくというのは確かにより確実に効果的に仕事ができそうな気がします。
(因みに、箱田氏は仕事によっては項目を増やしてもいいと書いておられます。)

私の場合、晩はもう力尽き果てて、思考力がかなり低下していることも少なくありませんので、起きて最初にそれをするということにちょっと挑戦してみようかなと思いながらも、近いうちに・・・と思っているようでは実行しないってことですね。
では、明日の朝からちょっと挑戦してみようかと・・・。(ホントかな・・・)

私のようにほぼひとりで仕事をしている人間には参考になる部分は限られているかもしれませんが、会社組織で働いている方や、「できる人」を目指している方、うまく時間を活用してもっと色んなことをしたいとお考えの方などには大いに参考になるのではと思います。

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