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2007年3月 5日 (月)

「『早起き力』で子どもが伸びる!」 神山潤監修

以前ご紹介した神山先生が監修された「子どもの早起き・早寝」に関する新しい著書が出たようです。
子どもがしっかり寝ることは賢くなるためにも大切なのではないかと常々感じているので、早速読んでみました。

「『早起き力』で子どもが伸びる!早起き・早寝作戦で差をつける

神山潤監修 子どもの早起きをすすめる会編 廣済堂出版

評価 ★★★★

以前ご紹介した神山先生の著書でも、幼児の睡眠の重要性や睡眠不足の子ども、睡眠が不規則な子どもにどんな影響があるかなどが紹介されていましたが、こちらは全部で130ページあまり、見開きで1テーマ、更にそこに4コママンガが書かれていたりしますので、立ち読みでも1時間かからずに読めるのではと思いますので、購入されるかどうかは別として、小さいお子さんがおられる方は是非一度読んでみられてはと思います。

内容は、小さいお子さんがおられる方には読んでみる価値が十分にあると思うのですが、このページ数、これだけあっさり読めるにしては安くはないかなと思ったりもしますので、まずは書店で手にとってみられるのがいいかもしれません。

本の表紙にはタイトルのほかにこんなことが書かれています。

朝に強い子と、
夜更かし・朝寝坊の子では
能力の発揮に大きな差がつきます。
(赤字は実際に赤字表記)
早起き習慣をつけるための作戦とは!

また、「はじめに」にはこんなことも書かれています。

(前略)しかしそうはいっても、さまざまな刺激に取り囲まれた今の社会で、「自分の子どもが思うように寝てくれない」「なかなか起きてくれない」という悩みを抱えている方もきっと多いことでしょう。
 この本では、まず「早起き」からスタートすることを提案しています。
一日を「早く起きる」ことから始め、朝ごはんをきちんと食べること。そうしてこそ、昼間を元気に活動し、また夜も早く眠くなるというように生活のリズムを立て直していくことができるのです。(後略)

という書き出しの後、4章の構成になっています。

1章 なぜ「早起き・早寝」が必要なの?
2章 「早起き・早寝作戦」開始!
3章 小さなことでも効果は大
4章 「早起き・早寝」を続けるコツと裏ワザ

因みに、1章の始めに書かれていますが、日本の子ども達は世界一夜更かしだそうです。
また、これは他の本にも書かれていましたが、睡眠中に記憶が整理されるため「学力は睡眠中にアップする」ということも書かれています。

2章では、具体的にどんな「作戦」で早起き・早寝をさせたらよいかを実践しやすい方法で、わかりやすく紹介してあります。
特に今の子ども達に関係が大きそうなのは、「寝る一時間前にテレビはオフ!」でしょうか。(テレビにはテレビゲームやビデオももちろん含まれます。)

3章では朝ごはんや昼間の運動の重要性、夕ご飯はどう取るのがよいかなどがやはりわかりやすく紹介されています。

4章では、早起き・早寝作戦を実行するベストシーズンや、どうすれば続けていけるかのコツなどが紹介されています。
そして、最後には、うまくいかないからと親御さんが煮詰まりすぎないように「どうしてもだめなら一度あきらめる」と親御さんを配慮した言葉で締めくくられています。

あとがきの言葉も一部ご紹介します。

 早起き早寝朝ごはんが定着すれば、五〇年後、百年後の日本が大きく変わる可能性があります。なぜなら子どもたちの質が高まるからです。最近三十年で日本人の睡眠時間は三十分減りました。これに対応して日本人の質も低下したのではないでしょうか?いま日本人が三十分早く就床し、睡眠時間を三十分増やせば、現在の日本の課題の多くが解決するのではないかとすら、私は考えています。「大人も子どもも三十分早く寝よう」は、日本がぜひとも早急に取り組むべき方策です。この本をきっかけに子どもたちが、そしてその見本となる大人も元気になることを期待します。

このあとがきが何か心に残った方は是非一度読んでみられてはいかがでしょうか。

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