« 「図解!あなたもいままでの10倍速く本が読める」 神田昌典著 | トップページ | 「絶対脳力を120%ひきだすイメージドリル」 かみふじこうじ作成 »

2007年3月22日 (木)

「隣の子供はどうやって東大に行ったのか」 講談社&東大脳研究会

今年1月に出版されたばかりの本ですが、私が注文したときに既に第3版。きっと結構売れているのだろうと思います。
今何かと話題の「東大」に「隣の子どもは・・・」というタイトルとなれば、お子さんをお持ちの親御さんは興味を持たれるかもしれませんね。
早速私も読んでみました。

「隣の子どもはどうやって東大に行ったのか─東大生親子1000人に聞いた子育て術 

講談社&東大脳研究会

評価 ★★★★☆

インパクトのあるタイトル。さて、どんな内容なのだろうと思って読み始めましたが、基本的には東大生親子1000人を対象に調査したデータをもとに書かれているものの、私としてはとてもいい本だと思いました。

こんな風に子育てをして、子どもが東大に行ける可能性が広がるのであれば、東大っていうのはとっても素敵なところだなぁと思いますし、実際の東大生親子のアンケートでこの結果が出たのであれば、尚更、お子さんに必死で勉強をさせておられる親御さんたちには参考になること、目からウロコなことが色々書かれているようにも感じます。

本書は6章からなっており、それぞれ以下のようなタイトルがつけられています。

Part1 食の力
Part2 家族の力
Part3 暮らしの力
Part4 習慣の力
Part5 運動の力
Part6 遊びの力

それぞれの章の項目をいくつか紹介しますが、これまでにご紹介した著書の中で他の先生方もおっしゃっていることがかなりあり、何人もの方が同じことをおっしゃる上、この本に関しては1000人アンケートによる結果でもあるようですから、ある程度信頼できるのではないかと思いました。

例えば、Part1では「朝に『ごはん』をしっかり食べる」とか「頭がよくなる食事は和食が基本」とか書かれていますが、これらはかげ山先生や先日ご紹介した安河内先生、他にも伊藤真先生だったでしょうか、朝は「ご飯」がいいというご意見はよく目にします。(我が家の朝はパン食だったので、そこが足りなかったのかもしれません。(笑))

Part2では「家族の会話こそ、最高の『脳トレ』」であるとか、「『~しなさい』と言わない会話術」、「『ほめる技術』が子の才能を引き出す」、「『好きなこと』で学習力が高まる」など、やはりこれまでご紹介した本の中でもしばしば述べられていたことに共通するところが多く見られます。

Part3では「日中よく遊べば『早寝習慣』がつく」や「『お手伝い』で脳が活性化」、「料理で頭をよくする」や「東大脳は正しい生活習慣がつくる」、「日々の暮らしで算数に強くなる」など、こちらもやはり色々な先生方が述べておられることと通じるところが多いです。

Part4では「勉強は『リビング』で」や「環境に左右されない『切り替え力』」など、こちらも、「頭のよい子が育つ家」などで取り上げられていたことに共通するところがあります。

Part5は「運動習慣のある子は頭がよくなる」や「全身運動と指先運動を」、「公園に行こう」などとなっていますが、こちらは私が尊敬している幼児教育や小学生教育の先生方などが主に述べておられることに共通するところかと思います。

Part6では「『孤独力』が勉強継続のカギ」や「シンプルな遊びが東大脳をつくる」などがありますが、こちらも共感できるところが多いように感じました。

項目を挙げていてお分かり頂けるかと思いますが、いかに勉強させるかということより、いかに正しい生活習慣を身につけさせるか、いかに「家族」という存在が大事か、いかに遊びも含めた運動が大事かというような、子育てする上で東大に興味のない方でも大いに参考になりそうなことが多いですし、もし仮にそれを実践することで「東大脳(というものがあるのかどうかわかりませんが)」に近づけるのであれば、やってみる価値はある気がします。

少なくとも、この本で取り上げられ、述べられていることは、一般のご家庭でも気軽に手軽に取り入れられる、意識できるということが殆どのように感じますので、そういう意味でも読んでみられる価値はあるのではないでしょうか。

教育書や育児書などを沢山読んでおられる方には「目新しさ」はないかもしれませんが、この本が東大生の親子へのアンケートを基にして書かれているということですので、そういう意味で新たに参考になることがあるかと思います。

|

« 「図解!あなたもいままでの10倍速く本が読める」 神田昌典著 | トップページ | 「絶対脳力を120%ひきだすイメージドリル」 かみふじこうじ作成 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/14273984

この記事へのトラックバック一覧です: 「隣の子供はどうやって東大に行ったのか」 講談社&東大脳研究会:

» 幼児教育 [幼児教育]
幼児教育に関する情報をご紹介しています。 [続きを読む]

受信: 2007年3月24日 (土) 14時03分

« 「図解!あなたもいままでの10倍速く本が読める」 神田昌典著 | トップページ | 「絶対脳力を120%ひきだすイメージドリル」 かみふじこうじ作成 »