« 「コマ大数学科特別集中講座」 ビートたけし×竹内薫著 | トップページ | 「勉強が楽しくなるノート術」 トニー・ブザン著 »

2007年2月 5日 (月)

「人生を変える!『心のブレーキ』の外し方」 石井裕之著

実は、新年最初に読み終えた本はこれだったのですが、ご紹介の優先順位として別に急がないしなぁと後回しになっておりました。
書店の店頭で見つけて、久しぶりに仕事にあまり関係なさそうな本を買ったのですが、ベストセラーなのですか?結構売れているようですね。

「人生を変える!『心のブレーキ』の外し方」 

石井裕之著 フォレスト出版

評価 ★★★★

失礼ながら私はこれまで著者のことを全然存じ上げなかったのですが、どうもかなり有名な方のようですね。
肩書きは「パーソナルモチベーター。セラピスト。催眠療法家。」となっており、なかなかにアヤシげな感じです。(苦笑)

しかし、つい先日発売になった「ドラゴン桜」にも特集ページのような形でご登場しておられ、私が知らなかっただけでかなり知られた方のようです。(「カリスマ・セラピスト」とも書かれておりましたし。)

とりあえず、すぐに読めますね。
何か新しいことを始めたいのだけどなかなか重い腰が上がらないんだよなぁ・・・とか、今の状況を変えたいんだけどどうしたらいいかわからないんだよなぁ・・・というような方向けに書かれた本ということになるのでしょうか。
CDもついていて、石井氏のセラピー(コーチング?)が体験できるようにもなっています。

ただ・・・本を読んでいたときには、「ふむふむ、そうか」とか「うん、それはちょっと納得かも」とか思えるところも結構あったのですが、関東弁なのがいけないのかなんなのか・・・個人的にはCDは聞かなかった方がよかったかなぁと思ったりもしました。(苦笑)

それは多分、私が生粋の関西人だからなのだと思いますので、そうでない方や、もしかしたら男性には抵抗なく受け入れられるのかもしれないなぁと思います。
ただ、CDは聞かなくても本の内容は理解できますし、立ち読みでもある程度読んでしまえるのでは?とも思います。(教室にはCDごと棚に立てる予定ですので、ご興味のある方はどうぞ借りて聞いてみてください。(笑))

著書の初めにこんなことが書かれています。(一部抜粋にて引用)

 さっそくですが、あなたにひとつ質問があります。

「あなたには、実現したい目標とか、夢、こんなふうになれたらいいなあと憧れている何かがありますか?」

 もし、そういったものがまったくなくて、今の人生や自分の在り方に百パーセント満足しているのなら、この本は、あまりあなたの役に立たないと思います。
 どうしてかというと、この本は、知識を学ぶためとか、楽しむための本ではなくて、あなたの目標を叶えるため、そのためだけに作られた本だからです。(中略)

 自信をもつことが大切なのは、誰だって知っています。問題は、「どうやって自信をもったらいいか?」「どうしたらヤル気が出せるのか?」という具体的な方法論です。(中略)

 こんなふうに、ヤル気をなることは簡単だけれども、ヤル気を燃やし続けることは難しい。
 「途中で聞くのをやめてしまった英語教材」とか「買うだけ買って使わなくなってしまった健康器具」とか「読むのをやめて本棚に飾ってあるだけの本」とか「書きかけの小説」とか・・・・・・。あなたも心当たりがあるはずです。

 どうしてヤル気は、長続きしないのでしょうか?
 どうして感動は、すぐに冷めてしまうのでしょうか?

 それは、あなたの心にブレーキが働くからです。 (中略)

 そんなふうに、自分の思いとは反対に動く心があることは、あなたも経験から気づいているはずです。それがあなたの「もうひとつの心」、つまり、「潜在意識」なのです。

 本書では、七つの読むセラピーを通じて、あなたが知らず知らずのうちに自分の心にかけてしまっているブレーキを外し、よりハッピーな人生を実現するためのお手伝いをします。(後略)

という内容です。(と非常に手抜きな感じ・・・。)

7つのセラピーと呼ばれている各章は以下の通り。

1 スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。
2 なぜ、感情やヤル気は長続きしないのか?
3 あなたの中にいる"たくさんのあなた"に心を配る。
4 迷ったときに役立つ"たったひとつの言葉"
5 過去も未来も変える力
6 実績や経験に頼らない。
7 フェイク・イット!

この本を読みながら、書かれていることが以前ご紹介した石田淳氏の「行動科学」と通じるところがあるなぁと思ったり、後日ご紹介予定ですが、「「思い」と「実現」の法則」に書かれていることとも共通している気がするなぁと思ったりしました。

一番興味深く、そして、確かにそういうことはあるのかもしれないなと思ったのが、最初の章に書かれている「潜在意識はあなたを変えさせない!」や「潜在意識はあなたの"貧乏"を維持したい!」などで、自分では変わりたいと思っているつもりなのに、潜在意識(無意識ともいうのでしょうか?)は変化を嫌い、何とかして現状を維持しようと努めるのだそうです。(著者は「現状維持メカニズム」と呼んでおられるようです。)

著者によると、潜在意識には何が善で何が悪であるかなどの区別がないそうで、たとえ現状が本人にとって望ましくない状態であってさえも、それを維持する方に働くとし、そのため、何事も最初の一歩に一番大きなエネルギーを要するのだと述べておられます。

そして、こうも書いておられます。

 でも、目標が大きければ大きいほど、潜在意識の"現状維持メカニズム"は強く働きます。だから、最初の成果は本当に目に見えないくらいにわずかなほうがいい。しかし、その"わずか"が、実はものすごく大きなことを実現したことになるのです。

また、感動が長続きしないことに対しては、「感情というのは、放っておいたら消えるものなんだ ということをはっきりと理解してください。」とも書いておられ、感動を定着させるには、その「感情をすぐ"行動"に変える」ことが重要だと述べておられます。

また、「潜在意識の世界では、何かひとつだけが飛び抜けて成長するということはあり得ない」とも「周りの人たちを豊かにしてあげることで、あなたもはじめて豊かになれるのだ」とも書いておられますが、これらを読みながら、「SOURCE」 とも共通することが書かれているなぁと感じましたし、スピリチュアル系の本にも同様のことが書かれていたなぁとも感じました。

後半では「"人脈"は狭いほうがいい!」や「知識も経験もないほうがいい!」など、新たに何か始めることに躊躇っている人を後押ししてくれるような言葉が並んでいます。

とりあえず、こういう本を読んでみようと思う方は、何か決断したいのだけど迷っているとか、チャレンジしたいけどどうしようとか、そういう方が多いのでしょうから、そういう意味では前向きに挑戦してみようと思わせてくれる本ではないかと思います。

手軽に気軽に読める1冊ではないでしょうか。

|

« 「コマ大数学科特別集中講座」 ビートたけし×竹内薫著 | トップページ | 「勉強が楽しくなるノート術」 トニー・ブザン著 »

コメント

はじめまして。コメントありがとうございます。
ブログ、少し拝見しましたが、すごい読書量ですね!
1日1冊読まれるんですね!!
私にはとてもとても・・・。

因みに、この本は買うまでのことはないかなって気も
します。(著者には申し訳ありませんが・・・)

また覗かせていただきますね。
ありがとうございました。

投稿: TOH | 2007年2月24日 (土) 19時31分

私はまだ読んだことがないんですが結構人気の本みたいで、本屋で見つけるたびに買おうとは思っているんですが、最後の一押しがないんですよね…

投稿: かずくん | 2007年2月24日 (土) 16時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/13639822

この記事へのトラックバック一覧です: 「人生を変える!『心のブレーキ』の外し方」 石井裕之著:

« 「コマ大数学科特別集中講座」 ビートたけし×竹内薫著 | トップページ | 「勉強が楽しくなるノート術」 トニー・ブザン著 »