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2007年2月15日 (木)

「問題な日本語」 北原保雄編

何を今頃・・・と言われそうな本ですが、それには理由がありまして・・・。(苦笑)

「問題な日本語」 北原保雄編 大修館書店

評価 ★★★☆

多分、一昨年頃ベストセラーになったのでは?と思われるこの本。
実際、私が買ったのも初版からは少し時間が経っていましたが、書店の店頭で平積みになっているのを見てでしたから、既にお読みになられた方も多いことかと思います。

なのになぜ今頃・・・という話なのですが、個人的に・・・・・・この本がベストセラーになるだなんて、日本人は賢い方が多いのだなぁと。(苦笑)
書かれていることはとてもハイレベルで、私にとっては、それこそ国語の文法の勉強をしているような内容でした。

編者である北原氏は『明鏡国語辞典』の編者でもあられるそうで、他に4人の方が書かれているのですが、その方々も皆さん同国語辞典の編集委員をされている方だそうです。
そりゃ専門的でハイレベルになるわ・・・という感じです。(苦笑)

取り上げている言葉は身近でよく耳にする、目にするというものばかりですので、そういう意味ではとっつきやすいのですが、その解説がとても専門的で、文法的に見て・・・とか、用例から見て・・・とか、内閣公示によると・・・とか、そういう説明がなされています。

また、本文下に「使うのはどっち?」として、コラムのような形で色々な言葉を取り上げているのですが、そこに取り上げられている言葉も私は初めて見ましたというような難しいものもあり、その言葉のどちらを使うと聞かれても・・・みたいなものもあります。(苦笑)

ただ、興味深かったのは「汚名挽回」に関する説明が書かれていたところで、一般には「汚名」は「挽回」するものではなく「返上」するものであるので、「汚名挽回」は誤用だとされているのですが、この本では「挽回」には「巻き返しを図る」という意味もあり、「汚名挽回」は「汚名(不名誉)を巻き返す」との解釈が可能であるため誤用ではないと書かれています。

間あいだに4コママンガが描かれているのですが、それは非常に親しみやすく、笑えるものもあり、表紙も可愛い印象なので、その印象で気軽に買うとなかなか読み進められないという・・・そんな1冊でした。

読むには読みましたが、かなり長期間かけてちょっとずつ読み、結局殆ど頭に残っていないような気がします。。。(ダメじゃん。。。)

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