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2006年11月 6日 (月)

「あなたの脳をシゲキする!お受験力」 学研編

最近大流行の大人のためのパズル本ですが、お手頃で結構おもしろい1冊をご紹介。

学研「大人のテスト」文庫

「あなたの脳をシゲキする!お受験力」

評価 ★★★★

同じシリーズの「日本語○×・・・」は私にはイマイチでしたが、こちらは充分楽しませて頂きました。
副題に「有名私立小中学校の入試問題に挑戦!」と書かれているのですが、小学校入試や中学校入試に実際に出題されたものや、類題をジャンル別に全部で60問掲載しています。

小学校受験問題に関しては本当に頭の体操というか、お遊びっぽくやれるものが多いのですが、それでも中には「ん?」とちょっと考えてしまうものもありますし、中学校入試問題は取り上げられている学校の殆どが有名中ということもあり、パッと見、こんなのを小学生が解くの?!という印象を受けるものもありますが、どれもパズルっぽい要素を含んだ問題が選ばれているので、本当の「頭の体操」になりそうです。

ジャンル分けは、「図形編」「推理編」「数量編」「系列編」となっていますが、図形編ではサイコロや積み木の問題、面積に関する問題などが紹介されています。浅野中の入試問題として紹介されているものを、相似や三平方など中学校で習うことを使わずに解く方法を考えるのが難しく、この問題は残念ながらひらめきませんでした。が、解答を見ると、どこに着目するかというのがポイントで、それに気づけば、確かに小学生でも(もちろん受験をするような子達ということになると思いますが)できるかなと思いました。う~ん、すごいなぁ。

「推理編」は間違い探し系の問題や論理パズルなどが出ていますが、こちらは親子でも楽しめる問題が結構あるかなと思います。
入試問題というよりはまさにパズルという感じです。(しかし、灘中の問題も取り上げられています。)

「数量編」は前半の小学校入試系の問題は日々のレッスンでもよく目にしているタイプのものが多かったですが、後半の中学入試系では、今度うちの高学年スーパーちゃんたちにやらせてみようかなと思うような、考えるのが楽しそうな問題がいくつか出ていました。こちらもやはりパズルと受け止めると楽しめる問題です。(少なくとも私はおもしろかったです。)

「系列編」は規則性を発見するという問題がメインになっているようです。こちらもやはりパズルですね。難関中の問題も、こんな風に出題され、パズル感覚で考えるにはとても面白いし、よく考えられているなぁと感じました。

解きながら感じたのは、私は普段難しい数学とかわからないので、子ども達と毎日のレッスンを通じて使う発想で解くわけですが、小学生(受験を考えていない)でも理解できる発想で解ける問題の解答を読むとやたら難しいということが結構あり、内心、(もっと簡単に解けるのに・・・)と感じたものも少なからずありました。

けれど、それが結局「センス」などと言われている部分なのかもしれず、日々パズルなどでそういう考え方を鍛えている子は、いわゆる暗記や反復中心の学習でどうにか好成績をキープしている子達には難問であるような問題を、いとも容易く解いてしまうのかもしれないなと改めて感じました。

大人も充分楽しめますし、価格も手頃ですので、パズル好きな方には結構オススメです。l

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<日記> 遅くなっても全然行かないよりはマシだ。       By リヴィ いつも思う。時間は大切だと。 本当の初心者の頃を過ぎると、 PCを立ち上げるより、立ち上げないことのほうが難しくなる。 そういえば高校の同窓会のハガキが来ていた。 同窓会というのは苦手だ。 ... [続きを読む]

受信: 2006年11月 6日 (月) 16時42分

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