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2006年8月28日 (月)

「世界がもし100人の村だったら」

今更。。。と言われそうですが、私はこれまで、書店の店頭でペラペラと途中まで見たことがあったのですが、きちんと読んだことがありませんでした。
子ども達にも少しでも世界のことがわかるかもしれないと、まず一度ちゃんと読んでみることにしました。

「世界がもし100人の村だったら」 

池田香代子再話 C.ダグラス・ラミス対訳 マガジンハウス

評価 ★★★★☆

このお話はインターネットのEメールを介して、世界中を駆け巡ったものだそうです。

地球上の人々を100人という人数に置き換えて(要するに100%中の何%に当たるかがひと目でわかる数に置き換えて)、様々な点について紹介しています。

例えば、

20人は栄養がじゅうぶんではなく
1人は死にそうなほどです
でも15人は太りすぎです

であるとか、

自分の車を
もっている人は
7人のうちの
1人です

であるとか、

村人のうち
1人が大学の教育を受け
2人がコンピューターを
もっています
けれど、
14人は文字が読めません

などの、少なくとも私はこれまで考えたこともなかったようなことが書かれています。

そして、最後はこう締めくくられています。

もしもたくさんのわたし・たちが
この村を愛することを知ったなら
まだ間にあいます
人びとを引き裂いている非道な力から
この村を救えます
きっと

また、お話の後には池田氏による詳しい解説が書かれています。
その中で、

オリジナルは「ザ・グローバル・シチズン 村の現状報告」というタイトルをもち、「もし世界が1000人の村だったとしたら」の1行で始まっている。

と紹介されていますが、1990年5月31日という日付をもつ「オリジナル」と、2001年春に日本にたどりついたネットロアの違いについても細かい解説がなされています。

また、この本の中で出てきている数字については、様々な統計や年鑑、専門機関に照らし合せ、現在により近い数値に修正してあるとも書かれています。

読むのは本当にあっという間に読めますが、読みながら色々なことを考えるのではないかと思います。

私は今自分の置かれている状況がいかに恵まれているかを改めて感じましたし、感謝もしました。
また、不謹慎ながら、地球レベルで見れば相当に恵まれた人間の1人であるのであれば、自分の悩みや不安なんて取るに足りないものなのだろうなと、そんなことも思ったりしてしまいました。

うまく言えませんが、子ども達にも是非読んでみてもらいたいと思います。そして、子ども達なりに何か感じて、考えてみてくれたらなと思います。内容をきちんと理解できるという意味では小学校高学年以上ぐらいからなのかもしれませんが、きっと何か感じるものがあるのではないかと思います。

私のように、まだきちんと読まれたことのない方は是非一度読んでみられてはいかがでしょう。
何か気づきがあるかもしれません。

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