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2006年5月 2日 (火)

「ふしぎだね!?自閉症のおともだち」

先日、大人向けに書かれた「広汎性発達障害の子どもたち」を読み、もっと簡単な入門書のようなものはないかなと思っていたところ、この本を見つけました。

発達と障害を考える本〈1〉ふしぎだね!?自閉症のおともだち」 

内山登紀夫監修 ミネルヴァ書房

評価 ★★★★★

今日届いたばかりですが、少し文字の多い絵本という感じなので、大人であればすぐに読み終わります。漢字にはすべてふりがながふってありますので、小さいお子さんでも読むことは可能だと思います。(もともと、お子さん向けに書かれたものだと思います。)

ただ、前半は絵がメインで説明もわかりやすいので、小さいお子さんでも理解できると思うのですが、後半は高学年以上ぐらいでないと、自分で理解するのは難しいかなと思います。

この本はこれからシリーズで12冊出るそうです。その第1弾がこの「自閉症のおともだち」で第2弾が「アスペルガー症候群のおともだち」。これら2冊は既に発刊されています。次いで5月には「LDのおともだち」が発刊される予定のようです。

子ども向けなのだと思いますが、私にはわかり易く、読み易かったので、大人の方の入門書としても十分役に立つのではと思っています。

現在、発達障害のお子さんに直接関わってはいないのですが、この本の最後に「文部科学省の調べでは、特別な支援が必要な人は小中学校の通常学級で学ぶ子どもの6.3パーセントをしめ、全国で約68万人にものぼるといわれています。」と書かれており、とすれば、軽度の障害なども含めると、それはもう「障害」とはいえないぐらい当たり前に存在するのかもしれないということだなと。

だとすれば、子どもの頃から発達障害などへの正しい理解を促すことはとても大事なことだと思いますし、理解できないから怖がったり、のけ者にしたりしてしまうということを減らせるのではないかとも思います。
また、多くの人が障害の特徴などを知ることで、障害を持つお子さんに不安を与えたり、傷つけたりすることも減らせるのではないかと思います。

1冊1,800円と若干高いのですが、学校や塾、図書館などに揃えて、大人も含めてひとりでも多くの人が読んでくださったらいいのになと思います。
私も全部揃えられるかどうかはわかりませんが、自分の勉強のためにも少しずつでも揃えたいなと思っています。
(もちろん、この本でなくてもいいのですが、私が今知る範囲で子ども向けのこういう本はこれが初めてでしたので、何か他にもお勧めの本があればご紹介頂けると嬉しいです。)

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