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2006年5月31日 (水)

こんなサイトはいかがですか?

今日で5月もおしまいですね。明日から6月。早いなぁ。

今日のご紹介は先日、ブログにコメントをくださった方のサイトです。
コメントにリンクがあったのでお邪魔してみました。

お子さんをお持ちのお母さん方には色々参考になりそうなサイトです。
月ごとのお勧めの本やお勧めの子育て本などの紹介がされていたり、広島の方であれば親子にお勧めのイベント情報なども紹介されています。

こちらで紹介されている本も見てみたいなぁと思っている私ですが、時間が。。。

子育て情報サイト【おやイスト】

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2006年5月30日 (火)

「ドラゴン桜」 三田紀房作

教室の本棚に唯一置いてあるコミックです。
つい先日13巻が発売されましたね。

ドラゴン桜(13) 三田紀房作 モーニングKC

評価 ★★★★

もともとは男性漫画雑誌に連載されているようですが、私はテレビドラマを見てはまり、読んでみたいと書店に行ったのですが、これがまた、男性漫画にありがちな絵というか、少女漫画などの繊細で美しい絵などを見慣れている人には若干抵抗があるような絵で、一旦は買うのをやめました。(苦笑)

ですが、現国で有名な出口先生もモデルになっているとか色々な情報から、やはり読んでみたいと。で、絵には目をつぶって購入しました。

帯には「参考書コーナーに置いてください」というようなことも書かれていましたが、実際、この中で書かれている学習法の多くが大学受験をする高校生には大いに役立つだろうと思いますし、中には小中学生でも参考になることがあるのではと思います。(ドラマをご覧になった方は、ドラマとはかなりストーリーが異なりますが。)

現在13巻でまだ夏休みが過ぎた頃ですので、一体何巻で完結なのか、限られた本棚がどんどん狭くなっていくのが気になるのですが、気分転換に漫画をというのであれば、大いにお勧めできますし、参考書とまではいかなくても、大学受験生は時間を取って読んでみる価値もあるのではと思います。

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2006年5月29日 (月)

「8歳で脳は決まる! 子どもを救う父親の力」 平山諭著

なんとか読み終わりました。

「8歳で脳は決まる! 子どもを救う父親の力 

平山諭著 河出書房新社

評価 ★★★☆

この本はネット書店でたまたま目に留まり、「父親」による子育ての大切さを書いているのかなと思って購入しました。
確かに著者が男性なので、男性側、父親側の視点で書いておられるのだと思うのですが、正直言って、内容と表題にズレを感じました。

子どもの脳の発達を考えると、8歳までが特に重要だということでこのタイトルをつけておられるようですが、著者は「スクールカウンセラーなどの様々な臨床活動」をされ、「脳科学を活用した子育てスキルを提唱。全国で講演活動を展開中」だそうで、内容も子どもに関わる人であれば、父親でなくても色々参考になることがあるように思います。(父親限定という感じは全くしませんでした。)

ただ、難しい表現とかは殆どないのですが、個人的には文章が若干読み取りづらいところがありました。(主語述語の関係がうまくあっていないように感じられたりというのでしょうか。。。)まあ、もともと私の読解力のレベルに問題があるといえばそれまでですが。。。(苦笑)

本書では、子育てを母親に任せがちになってしまう父親に、子どもの発達にとって父親の存在の重要性、父親が取るべき立場などをまとめ、男女の考え方の違いなどにも触れています。

また、様々な少年犯罪も取り上げ、犯罪に至った子ども達はほぼ例外なく家庭での子どもの育て方に何らかの問題があったとも述べておられます。

犯罪まで至らないにしても、駅の階段など公共の場に座り込んでも、人前でお化粧をしても全く平気、恥ずかしいという感覚や、人の迷惑を考えるという意識がなくなってしまっている若者達についても、そうなってしまっているのは家庭に問題があるからであり、子どもを厳しく叱ったりしても解決には至らないだろうとも述べておられます。

また、「子どもを変えるスキル」として、「みつめる」「ほほ笑む」「話しかける」「触る」「ほめる」の5つのスキルがまず最も大事なものとし、その他にも大切なことは3回繰り返していうとか、印象に残したいところはわざと早口でいうとか、細かな「スキル」が色々と紹介されています。

また、問題行動を起こす子どもの中には高機能自閉症やアスペルガー症候群、ADHDの子どもなどもいることから、その簡単なチェックテストや(あくまでも可能性があるかどうかの判断ができるものだそうですが)そういう子どもへの対処の仕方なども色々紹介されています。

初めにも書きましたが、どうしても内容と表題が合っていないように思います。
どちらかというと、子育てなどで何か問題を抱えていて、どういう対処をしていけばいいのだろうと思っておられる方や、ある程度大きくなったお子さんが問題行動を起こし始め、親は何をしたらいいのだろうと思っておられる方などにお勧めできるのではないかと思います。

問題行動については小さなことから取り上げられており、7章および8章で「心が追いつめられてⅠ――逃避・抑圧の世界――」「心が追いつめられてⅡ――反抗・攻撃の世界――」として色々なことが紹介されています。

チック・指吸い・つめかみや独語(独り言)、貧乏ゆすりなどから、リストカット、別人格の登場(多重人格)、更に激しい症状として動物虐待や武器の使用などまで様々なものが著者が関わった実際の子どもの例を挙げながら紹介されています。

表題とのズレはともかく、内容は色々学ぶべきところがあったように思います。

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2006年5月28日 (日)

今日も休みます。

2日連続お休みでスミマセン。。。
今日は昨日の晩読み始めた本が随分進んだものの、まだもう少し読み終わりそうにありません。

今読んでいるのは「8歳で脳は決まる! 子どもを救う父親の力」です。明日も色々予定があるので、読み終われるかどうか。。。

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2006年5月27日 (土)

本日更新お休みします。

すみません。
今日はまだこれからひと仕事。時間的に更新できそうにありません。何卒お許しください。

それでは皆様よい週末を。

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2006年5月26日 (金)

「食品の裏側」 安部 司著

2ヶ月ほど前、書店の店頭にかなりずらっと並べられていたので目に留まり、これ読んだら怖くて何も食べられなくなるかなぁと思いながらも購入してみました。その結果は。。。

「食品の裏側-みんな大好きな食品添加物 

安部司著 東洋経済新報社

評価 ★★★★★

この本は、食品添加物商社でトップセールスを誇った著者が、食品製造の裏側を明かしているというものです。
帯にもでかでかと「知れば怖くて食べられない!」と書かれているのですが、正直言って私の印象は少し違いました。

もちろん、何でも気にしてしまう方や、神経でもお腹を壊してしまうような方だと、読んだ後一体何を食べて生きていけばいいの?という気持ちになる可能性も0ではないと思いますので、そのあたりはご自分の性格などをお考えになられ、知らずに食べている方が幸せと思う方はそうされた方がいいのかもしれないとも思います。

けれど、この手の本にありがちな、単に恐怖心を煽るとか、添加物の毒性をあげつらうとか、そういうものとは明らかに一線を画しており、添加物による恩恵(調理の時間短縮や安くてそれなりのものを食べることができるというメリットなど)はあるのだから、それも認めつつ、影の部分もきちんと知りましょうという内容でした。

実際、私はこれを読んでも、怖いという気持ちにはなりませんでしたし、心がけられることから少しずつと思ったという感じです。
そして、これがベストセラーになっているのも頷けるなという感じの1冊でした。

個人的には終章である第6章「未来をどう生きるか」に関しては、ひとりでも多くの大人に読んでもらいたいと思う内容でした。子を持つ親御さんはもちろんのことですが、教育関係者も、書店での立ち読みでもいいからこの部分は読んでほしいと感じました。
安部氏の食への思い、人への思いがひしひしと伝わってきて、思わず少し涙が出たほどです。

大半は添加物に関する話題ですので、それを読んだら怖くてものが食べられなくなりそうだという方でも終章は読めると思います。そして、終章を読まれて、そこで著者が言わんとすることをしっかり受け止められた方は、全部を読まれてもきっと大丈夫だと思います。

私は知らなかったことだらけで、かなりびっくりしたことが多かったのですが、だからと言って今の食生活を完全に変えるなんて無理ですし、そんなことは著者も言っておられません。できる範囲で心がけてはどうかという提案をしてくれています。

そして、何より「そうだなぁ」と思ったのが、食品業界は情報公開が進んでいないらしく、私達が知ろうとしても隠されていることが山ほどあるのだそうです。著者は、情報公開をしてもらった上で、それを買うか買わないかの判断を消費者にゆだねるというのが正しい姿なのではと述べておられましたが、正にその通りでしょう。「知りたい人は知れる」という環境を整えるには、やはり消費者である私達一人ひとりが心がけ、働きかけていかなくてはならないのだと思います。

結局は「愛」さえあれば起こらない問題、すぐ解決できる問題が山ほどあるのだろうなと、この本でそんなことを改めて感じました。

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2006年5月25日 (木)

昨日のつづき。

昨日ご紹介した「勉強がキライな子どもたちへ 勉強がキライだった大人たちへ 」ついて、読んでいていいなぁと思ったところなどをいくつか紹介させて頂きます。

意外にも、北原氏は中学時代、心ない教師のひと言から勉強をしなくなり、ワルの道へ。その後通っていた私立進学校を退学になったそうです。
しかし、高校で出会った先生のひと言で変われたと。以下引用です。

 普通なら白紙で提出していた試験だったが、その時は設問が三択で、僕は答えを書き込んだ。もちろんまったく設問の内容もわかるはずもなく、ただ空欄を埋めたに過ぎなかったのだが、でたらめな回答で僕は奇跡の60点を取ってしまったのだ。この時、担任が「お前カンニングしたんだろ?」と言ってでもいたら今の僕は無かっただろう。しかし、沢辺先生は小躍りして喜んでくれたのだ。「北原やればできるじゃないか!お前は頑張ればできる奴なんだよ、みんな見てみろ北原が60点を取ったぞ、すごいな!先生感動したぞ」
 「やればできる」僕の中でこの言葉が響き渡った。そして先生の喜ぶ顔に感動していた。ならばもう一度頑張って先生の喜ぶ顔が見たい。僕はその一念でその日から猛烈に勉強を開始した。

もともとは中学で教師の心ないひと言によって勉強する気をなくしてしまった北原氏は、この素晴らしい先生のひと言で救われたのですね。教師の言葉とは時にこんなにも重く、こんなにも力を持つのですね。

また北原氏の別の講義では氏が博物館を作ると決めた頃の厳しい生活をしていたときのことについてこう書かれている。

 僕は周りの人によく「こんなつらいことって、後から絶対笑い話になるんだよね」と話していた。サクセスストーリーが読む人を感動させる理由は、失敗あり、どん底あり、その中から勇気と希望を持って成功に到達するからだと思っている。ならばスタートは波乱万丈に越したことはない。今こうしてレンジの火で手を温めていることも後の自分が書くサクセスストーリーにとってはいいネタだと前向きに考えていた。

なんだかステキですよね。すごい方だなと思います。

中田氏のこの言葉は「なんで勉強しなきゃいけないの?」と思っている中高生などにはもしかしたら響くかもしれない。

 僕の経験から言えば、何かを始めたいと思ったとき、ゼロから始めるか?または多少準備ができているかで、自分がしたいことがより明確になる場合がある。これは君たちも覚えておいた方がいい。勉強なんてしたいときにすればいいのだ。しかし、いざしようと思ったとき、多少の基礎を知っているのとそうでないのではその後の速度に大きく開きがでる。「したい」という絶好のタイミングにチャレンジする際、すぐに行動に移せるかどうか、はある程度の基礎が自分に身についているかどうかだ。(中略)
 何かを始めるのに遅いことはない、したいときが絶好のタイミングなのだ、しかしそのための畑は耕していたほうがいい。今が勉強するタイミングではないと思っている君も常に準備運動ぐらいはしておいたほうがいい。そのタイミングが君の前に訪れる前に。

これもまたいいです。私は大いに共感しています。

 別に一流企業を否定しているのではない。要はその企業が君にとって一流であるとする意味は何か?をもう一度よく考え、目標を設定してみよう。その企業に入るということが君のしたい仕事に必要であるならその企業を目指せばいい。大学で学びたいことが見つからなければ大学など行かなくてもよい。「行っておいて損はない」ではなくて、「行くだけ時間を損する」からだ。将来目指したい仕事があるならば、その分野のプロに弟子入りするのも、修行の旅にでるのもよし、あくまでも目標に向かって進むほうが、どれほど君の人生を豊かなものにするか計り知れない。

もちろん、これは目標が見つかっている人の場合かもしれませんけれど。。。

北原氏のこの文章も好きです。すごくカッコイイです。

 僕はこの数十年かかってまったく価値のないもの(ブリキのおもちゃや広告ポスターなど)に自分自身で評価を高めてきたのである。「どうです。これいいでしょ」と何万回も繰り返し説明し、自分の所有しているものの評価を高めてきた。僕にとっては当たり前に見える行為も、もし僕が自分のコレクションを「たいしたことないですよ、所詮おもちゃですから」と言っていたら、今のような評価がおもちゃ達に与えられただろうか?僕はこうして自分の商売を自分で作っていた。

他にもホッとしたり、励まされたり、気持ちが明るくなったりする言葉が溢れています。
という訳で、ここに引用した文章に共感される方にはかなりお勧めです。

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2006年5月24日 (水)

「勉強がキライな子どもたちへ 勉強がキライだった大人たちへ」

今日読み終わったばかりのこの本も「気持ちのいい」1冊でした。

「勉強がキライな子どもたちへ 勉強がキライだった大人たちへ 」 

北原照久・中田宏著 ネコ・パブリッシング

評価 ★★★★☆

ネコ・パブリッシングって聞いたことないなぁと思い、どんな本を出してるのかAmazonで調べてみたのですが、殆どが車・バイクに関する本で、えらく毛色の違うものを出されたのだなという印象です。

以前、中田氏の「なせば成る」を読んで氏のファンになり、他にも読んでみようとネット書店で検索したのでこの本に出会うことができましたが、書店の教育書のコーナーでは目にしたことがなく、去年の月に初版が出たっきりのようですので、きっとあまり世に知られてはいないのでは。。。と思ったりしました。

中高生にもお勧めですし、大人でも十分読む価値はあると思います。子どもでも読めるようにという配慮だと思いますが、文字は大きめですし、行間も広め。漢字には割とふりがながふってありますので、読書嫌いの子でもなんとか読めるのではないかと思います。

また、本の初めに「キタハラ・ナカタスクール」と書かれており、著者のお二人がその学校の教授という設定になっていて、講義という形でひとつのテーマが見開き2ページか長いものでも4ページぐらいでまとめられています。

中田氏の書かれている部分に関しては「なせば成る」や「中田主義」も読みましたので、そちらとかぶっている内容もあるものの、読んでいてやはり気持ちがいい文章です。

また、北原氏についてはもともとこの方の漂う雰囲気、物腰などがなんとなく好きだったのですが、これまでは「ブリキのおもちゃを集めている方」という印象しか持っていませんでした。けれどこれを読んで、改めて北原氏もとてもステキな方だなぁと感じました。年齢的にも多少落ち着きが出てきているところもあるのか、本の中では北原氏の文章の方がより穏やかで、だけどすっと心に入ってくるような感じがしました。

北原氏が独立して博物館を作られたのは37歳でのことだったそうです。生まれ育った東京を離れ、知り合いもいない横浜に移り住み、念願の博物館を開かれたそうですが、そこに至る経緯なども、読んでいて「私ももっと頑張らなくては」と思えるものでした。

とにかく、お二人とも前向きでポジティブな方のようですので、この本を読むと元気がもらえるような気がします。
タイトルには「勉強がキライな」となっていますが、学生で何のために勉強するのかよくわからないままにやっている子にはもちろん、勉強自体は好きな方でも十分読む価値はあるのではと思いました。
(もう少し書きたい気もしますが、本日夕方からちょっと頭痛がしていまして、一旦このあたりでUPさせて頂きます。)

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2006年5月23日 (火)

今日はブログのご紹介。

昨日もうひとつのブログで珍しくニュースを取り上げたところ、こちらのサイトからトラックバックをして頂きました。

子どもに関する本は色々読んでいるつもりなものの、テレビも殆ど見ませんし、新聞も殆ど読まない私には、仕事柄とても勉強になるニュースが色々取り上げられているようです。
そのブログはこちら。↓

教育関連のニュースに塾講師が思うことを綴ります。

塾講師が考える教育NEWS

皆さんも色々参考になることがあるのでは。(いや、皆さんは私よりずっとニュースにお詳しいのかもしれませんが。。。)

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2006年5月22日 (月)

「子供の潜在能力を101%引き出すモンテッソーリ教育」 佐々木信一郎著

モンテッソーリという名前は何度も目にしていましたが、一体どんな教育なのか全く知りませんでした。手軽に読めそうだったのでこちらを読んでみることにしました。

「子供の潜在能力を101%引き出すモンテッソーリ教育」 

佐々木信一郎著 講談社+α新書

評価 ★★★★☆(モンテッソーリ教育を知らない方には特にお薦めできそうです。)

個人的にはかなり好きな内容でした。今の指導法を知るより先に「モンテッソーリ教育」について知っていたら、私の選択はもしかしたら変わっていたかもしれないと思うほどです。

シュタイナー教育も素晴らしいなと思ったのですが、あちらは実践するのにかなりの経験や施設などの準備が必要で、誰もが気軽に理念を踏まえてということは難しそうでした。
それに対してモンテッソーリ教育は、必ずしもその教育を教授してくれる場所や先生がいなくても、家庭での子育てに活かせる点が沢山ありそうです。

著者である佐々木氏は「こじか『子どもの家』発達支援センター」の園長をされている方だそうです。新書の帯には「家庭でもできる究極の英才教育 子供はみな天才!」と大きく書かれていますが、「英才教育」と聞くと中には抵抗を感じる方もおられるのではないかと思います。しかし、実際はこの教育を受けて幼児期を過ごした子ども達は結果的に賢くなるかもしれませんが、子どもらしいステキな子どもに育つだろうと思えるものでした。

私と同じように「モンテッソーリ教育」をご存知ない方で就学前のお子さんをお持ちの親御さんには是非一度読んでみて頂きたい内容が盛り沢山です。
大人の目には「いたずら」としか映らない子どもの行動にも必ず意味があり、子どもが何に興味を持っているかをじっくり観察することはとても大切だと書かれているのですが、読んでとても納得し、知らなかっただけにしみじみ感心しました。

例えば、トイレットペーパーをカラカラと全部引き出してしまう行動ひとつをとっても、「子どもは両手を交互に動かして引くための、腕と手と指のコントロールを学ぶため」の「主体的に行う行動」だといえるそうです。
ママのお化粧品の蓋を全て開けてしまったり、いつまでも延々とお水で遊んでいたり、ついつい叱ってやめさせてしまいそうな子どものあらゆる行動も、発達に応じた学びを獲得する大切な意味があるということに驚くと共に、読みながら納得しました。

子ども自身の興味・関心を大人がよく観察し、何をするかは子どもに主体的に選ばせ、心ゆくまでとことんそれをさせる。子どもは飽きれば自然と次の段階へ進もうとするので、それをよく見極め、興味・関心のあることについて、より高い課題へと導いていってあげる。
そういうことがとても大切だということがわかりやすく書かれています。

何もわからないのでとりあえず手軽な新書でとこれを選んだのですが、入門書としては非常によかったのではないかと思っています。
これをきっかけに、もう少し詳しく「モンテッソーリ教育」について学び、取り入れられることは取り入れて、幼児に対して今よりもっといい指導ができるようになればと思っています。(教材や教具を取り入れるということではなく、幼児に接する上で大切なことを更に学びたいと思います。少なくともこの本を読む限りでは、この接し方は「ステキな子ども」を育てるのに間違いなく有効だと思えるので。)

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2006年5月21日 (日)

やっぱりカッコいい。

今日は久しぶりに朝からとてもよいお天気です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は先週がかなりハードだったため、まだずっとパソコン前でうだうだしております。
忙しかったので長らく覗いていなかったのですが、以前もうひとつのブログでも取り上げさせて頂いた「為末大選手」のブログを久しぶりに覗いて驚きました。

彼は今年ハードルを跳ばないのですね!?
その理由を書いたブログもこれがまたカッコいい。。。身近にいたら間違いなく惚れてしまいそうなほどです。(笑)

休日ですので、今日はこちらのご紹介。

為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」

ハードルを跳ばない理由(前編)
ハードルを跳ばない理由(後編)

次のオリンピックの為末選手の走りが楽しみです。

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2006年5月20日 (土)

本日お休みします。

早々とですが、本日は更新お休みさせて頂きます。

このところなんだかずっと何かに追われているような感じで、そういうときに無理矢理書いてもなぁと。
ですので、本日こちらの更新はお休みさせて頂きます。

今読んでいる本も私にはなかなか興味深く、これでまた読みたい本が増えてしまいそうな気配濃厚です。因みに今は「モンテッソーリ教育」に関する本を読んでいます。

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2006年5月19日 (金)

「幸せな生き方がわかる前世セラピー」 平池来耶著

まだ新しい本を読み終わっていないのですが、最近また更新が滞り気味なので、何かご紹介するものがないかなぁと本棚を見ていて、自分で驚いてしまいました。。。

先日平池来耶さんの著書をご紹介しましたが、このお名前は初めて見たと思っていたのに、なんと、この本が本棚にありました。。。

幸せな生き方がわかる前世セラピー」 

平池来耶著 王様文庫(三笠書房)

評価 ★★★☆

2003年6月初版のようですので、多分出た直後ぐらいに書店で目に留まって購入したんじゃないかと思います。その頃は精神的にきついことがあったので、かなりこういう本を読み漁っていた時期でもあったかと思います。

久しぶりに手に取ってみましたが、個人的には先日ご紹介した「前世あなたは・・・」よりこちらの方が読みやすく、好きです。
ただ、こういうものは最近ではたくさんありますので、この本がとりわけ何か目新しいという感じではありません。

ただ、チェックテストがいくつかついていて、今の自分の状態などがある程度わかるようになっています。女性はそういうのが好きな方も多いのではと思いますし、読んで気が重くなるようなものではないので(むしろ気持ちが前向きになれるかと思います)、お時間があれば読んでみられてもいいのかなと思います。

章の構成も
第1章 あなたは、一体何のために生まれてきたのか?
第2章 あなたの知っている自分は、「本当の自分」ですか?
第3章 あなたが出会う人には、すべて意味があるのです!
第4章 どんな恋愛もすべて、幸せになるための「大切なプロセス」です
第5章 あなたの「夢」と「仕事」――希望は叶っていますか?
第6章 「心と身体と魂からのメッセージ」を受け取るレッスン
となっています。

スピリチュアルな力のある方が書かれなくても、世の中で活躍しておられる方の多くは、それに自然と気づき、実践しておられるように思いますが、こんなことが書かれているところがあります。(以下青字部分引用)

 「質の高いエネルギー」が、あなたを幸せへを導きます

 スピリチュアルの世界には「エネルギーの法則」というものがあります。
 ここでいうエネルギーとは、霊的なエネルギーのこと。「想念」「思い」といったところでしょうか。
 「エネルギーの法則」はとてもシンプルです。
 「あなたが否定的なエネルギーをもっていれば、否定的なエネルギーを引き寄せ、あなたが肯定的なエネルギーで満たされていれば、肯定的なエネルギーを引き寄せる」
 というものです。
 たとえばあなたが、「ああ、毎日面白くないなあ」rとグチってばかりいれば、否定的なエネルギーが、ますます面白くないことを引き寄せ、なかなか楽しいことは起こりません。
 大きな仕事の前に「失敗したらどうしよう」と悲観的な予測ばかりしていると、本当に失敗してしまうのも、自ら否定的なエネルギーを引き寄せてしまったからです。
 逆に、「大丈夫、きっとうまくいく」と思って臨めば、肯定的なエネルギーを引き寄せてうまくいくものです。

ここだけでも、十分納得が行きますし、これを心に留めておくだけでも、色々なことがいい方向へ行きそうな気がしませんか?
何かにお疲れだったり、何かを悩んでおられる方は読んでみられてはと思う1冊です。

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2006年5月18日 (木)

「小学生と思春期のためのシュタイナー教育」 NPO法人京田辺シュタイナー学校編著

どうにか1冊読み終わりました。

「小学生と思春期のためのシュタイナー教育」 

NPO法人京田辺シュタイナー学校編著 学研

評価 ★★★☆

もともと、学生時代も幼児教育に関しては専門外でしたし、社会に出てからも小中学生との関わりが殆どで、まさか自分が「幼児」とレッスンをするようになるとは思っていませんでした。

今やらせてもらっている学習法は素晴らしいものだと思っていますので、幼児教育に関して書店などでこれまで何度もシュタイナーとモンテッソーリという名前を目にし、気になりながらも、外国の教育法なのだから何かちょっと違うんじゃないかなと先入観で知ろうとすることなく来ていました。

ですが、なぜか先日ふと、どんなものなのか知りたいと思い、まずはさっと読めそうなものを1冊ずつ購入しました。そして、シュタイナー教育に関して私が初めて読んだのがこの本です。

編著の名前を見て頂くとわかる通り、この本は京田辺でNPO法人としてシュタイナー学校を作っておられる先生・親の皆さんによってまとめられたものでした。
そこでは7歳から18歳まで12年間の一貫教育がなされているそうです。
どんなカリキュラムが組まれているか、どんな校舎でどんなことに心を配って、学年ごとにどんな実践をしているかということが割と具体的に紹介されています。(天井の色や黒板の形などに至るまで学年などを考慮して少しずつ変えているというのには驚きました。)

私はこの本から入ってしまったのですが、恐らく「シュタイナー教育」というのは乳幼児からなされる方が有名なのではないかと思います。もともとこの学校も、シュタイナー教育の幼稚園に行かせていた親御さんたちが学校もほしいという思いから作り上げられたものだとのこと。これを読み終え、次は7歳までのシュタイナー教育というものがどんなものなのか知りたいと思っています。

私達がこれまで受けてきた学校教育とは全く違い、通知簿もテストすらもない学校で12年間学ぶというのはどういうことなのか正直ちょっと想像がつきません。ただ、子どもの成長に合わせ「急がない、競わない、安心して学べる」というのは特に小学校の間は理想的な教育なのかもしれないなと思ったりもしました。(まだわからないことが多いので軽々しくは言えませんが。)

この本の中で一番感動したのは、最終章に保護者の座談会がまとめられているのですが、その中の一人のお母さんの発言でした。以下、その部分を引用させて頂きます。

(前略)1年生の後半だったと思うんですけど、あるイベントに行ってリンゴ分けるときに、そこで友達になった他の小学校の子どもが「一個を四分の一ずつにすればいいんだよ」と言ったら、うちの子が「四分の一ってなあに?」と言ったんです。そうしたら「ええーっ、分数も知らないの?」と。なんて答えるんだろうと、私はドキドキしていたんですが、うちの子はあっさりと「私はね、もっとすてきなこと、習ってるの」と言っていました。

個人的にはこの本の座談会のところだけを読めば、ここの子ども達がどんな風に育っているかがかなり感じられ、いいなぁと思えるのではと思いました。(上述のところを読んで、思わず涙が出そうになりました。。。)
ただ、この学校に入れるというのはやはり親の方にすごい覚悟と努力が必要だと思いますし、子どもにとっても決して楽な道でもないと思います。

そういう意味では、この学校をお薦めするとか、シュタイナー教育自体を推薦するとかということではなく、こういう教育があり、それにはこんないいところがあるのだということを知って、生かせることがあれば生かす。そんな風にとらえればいいかなと、私はそう感じました。

シュタイナーについて、もう少し他の本も読んでみようと思っています。

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2006年5月17日 (水)

深夜に更新予定です。

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2006年5月16日 (火)

「ニコニコパズルシリーズ 推理クロス」

まだもう少し本が読み終わりそうにないので、本日はこちらを。

ニコニコパズルシリーズ 推理クロス」 日東書院

評価 ★★★★

以前、このシリーズで「まちがいさがし」と「ナンバーコネクション」をご紹介しましたが、これも教材に使えそうだなと思って購入しました。(実際にはまだ使っていませんが。)

啓林館の算数の教科書では、上巻の中にもっと初級レベルではありますが、似たような問題が出てきます。
与えられた条件で当てはまる人を特定していくという感じの問題ですが、条件を整理したり、推理したりと、算数だけでなく「考える力」が高められそうな問題です。

この本では、PART1が「ライト級」、PART2が「サスペンス劇場」、PART3が「NEWS TIME」、PART4が「ヘビー級」となっていますが、ライト級であれば、小学校でも考えることができそうなものも十分あります。(慣れてきたり、こういうのが得意な子であれば、他もやれると思いますが。)

簡単なものから始めて徐々にレベルアップしていけば、色々な教科において、与えられた条件から答えを見つけ出す力が高まるのではと思いますし、何よりそれが「遊び感覚」でやれるところがいいですよね。

親子で一緒に取り組んでみるのも楽しそうですし、慣れてきたらおうちの方が問題を作ってあげるなんていうこともできるかもしれません。
私も解きたいのですが、手をつけるときっとはまって他のことが滞る気がするので、今は我慢しています。(笑)

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2006年5月15日 (月)

今日も間に合いそうにありません。。。

どれかに集中すればいいじゃないかと言われればごもっともと言わざるを得ないのですが、現在中途半端に4冊読みかけで、それでも1冊今日集中して読み終えようと思ったものの、時間を考えるとどうにも無理なようです。。。

現在あちこちつまみ食い状態の4冊はこちら。

「続・いい言葉は、いい人生をつくる」 斎藤茂太著
「問題な日本語」 北原保雄編
「武士道」 新渡戸稲造著 岬龍一郎訳
「小学生と思春期のためのシュタイナー教育」 NPO法人京田辺シュタイナー学校編著

多分、最後の本が最初にご紹介できるのではないかと思われます。
世の中にはまだまだ知らないことが山ほどありますね。。。
頑張ります。

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2006年5月14日 (日)

「伝承折り紙連鶴49」

買ってしまいました。

「伝承折り紙連鶴49 一枚の和紙から連続した鶴を折る「桑名の千羽鶴」より

スタジオタッククリエイティブ

評価 ★★★☆

父の趣味のため、たまには親孝行をと思い、購入してしまいました。
ですので、ざっと目を通しただけで父にプレゼントしてしまいましたが、その後また見せてもらったところ、個人的には結構好きです。

片っ端から折ってみたいぐらいなのですが、一番多いものでは100羽近い連鶴などもあり、そんなのを折っていたらいくら時間があっても足りそうにないので、とりあえずは手を出さないことにしようと思います。

ただ、どんな風に切れば、全部の鶴をつなげられるかとか、どう折れば羽同士が繋がるかなど、ある意味で図形・算数的な能力を使うような気もしますし、おまけに折り紙自体もかなり頭に刺激を与えられると思います。
それが少ないものでも2、3羽繋がっている、多いものでは何十羽の連なりとなったら、相当集中力も根気も必要になってくると思います。
お子さんがおられるご家庭で親がこういうものを折っていたら、自然と子どもも興味を持って一緒に折るようになるかもしれませんよね。

写真も綺麗ですし、紙の切り方も丁寧に紹介されており、見やすいです。おまけに装丁も高級感があっていい感じなのですが、実際若干「高価」ですので、ご家庭で気軽に購入してとなると少しだけ躊躇うかもしれませんね。
図書館などにあったら是非借りてみられてはと思います。まあ、折った後の鶴をどうするんだ?という問題もなくはありませんが。。。

母の日なのに本は今日もうプレゼントしてしまったので、父の日には大きなサイズの和紙をプレゼントしようかと思っています。(笑)

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2006年5月13日 (土)

今日はお休みします。

今日はまだこれから用事があって、おまけに読み終わっている本もなくって。。。
連休の貯金はあっという間に使い果たしてしまいました。

読み始めた「武士道」(新渡戸稲造)は、私の語彙力では挫折しそうな気配濃厚です。。。何か並行して読むことにします。

皆様よい週末をお過ごしください。

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2006年5月12日 (金)

「子育てハッピーアドバイス」 明橋大二著

ベストセラーになっているようですね。以前から買おうかどうしようか迷っていたのですが、続編まで出版されたようですし、一度見ておこうと購入しました。

「子育てハッピーアドバイス」 

明橋大二著 イラスト太田知子 1万年堂出版

評価 ★★★★☆

昨年12月に第1刷が出たようですが、私が購入したこれは今年2月の第67刷となっています。4ヶ月余りで67回印刷されているということですよね。1回でどのぐらい印刷しているかはわかりませんが、相当な数出ているのは間違いなさそうです。

本自体は色々なレビューにも書かれている通り、大きな文字でイラストをたっぷり使っているので、大変読みやすく、わかり易いです。1時間もかからずにさっと読み終えられます。文字の少し多いコミックを読んでいるぐらいの感覚で読めるのではないかと思います。

著者の明橋先生は、精神科医でスクールカウンセラーなどもされているそうで、これまでの数々のご経験を数冊の著書にまとめられ、それらの中で特に大切なこと、反響が大きかったことなどを中心にこの本をまとめられたそうです。

子育てに悩むお母さん、お父さんがなかなか子育てに協力してくれないと嘆くお母さん、自分の孫に何をしてあげたらいいかしらと思っておられるおじいちゃん、おばあちゃんはもちろんですが、私のように自分の子はいなくても子どもに関わる仕事をしている人や、お知り合いやお友だちに小さなお子さんがおられ、どんな風に接したらいいのかわからないというような方にもオススメできるのではないかと思います。

明橋先生は恐らくとてもとてもお優しい、愛に溢れる方なのだろうなと思いますし、太田氏のイラストもとてもあたたかく優しいので、見ていて気持ちが穏やかになります。

育児・教育関連の書籍としては比較的手頃な価格ですし、わかりやすく読みやすいので、これがベストセラーになるのは頷ける気がします。

ただ、これまで色々な育児書を読んでおられる方や、難しい本でも苦にならない方などにはちょっと物足りない感じがあるかもしれません。

私自身、これまで数冊、育児関連の本を読みましたが、育児本や教育関連の書籍で書かれている大切なポイントはしっかり押さえられているなという感じがしますので、忙しいお母さん、お父さんがどんな育児書を読んだらいいかしらと思っておられるようなとき、入門書にされるとか、大事なポイントを手軽にささっと読めるという位置づけでオススメできそうな1冊です。

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2006年5月11日 (木)

「人生心得帖」 松下幸之助著

自分でもなぜだかわかりませんが、突然、松下幸之助さんの本を読んでみたいと思いたち、とりあえずまずは1冊とこちらを読んでみました。

「人生心得帖」 松下幸之助著 PHP文庫

評価 ★★★★☆ (氏は大変素晴らしい方だと思いますし、氏ご自身に評価をつけるなら星10個ぐらいかもしれませんが。)

日本人なら知らない方はいないのではというほど有名な松下幸之助さん。けれど、私はこれまで氏の著書を読んだことがないような気がします。

PHPの社長の江口さんの本は読んだことがあったり、その他色々な方の氏について書かれたものなどでなんとなくどんな方かはわかっていたのですが、なぜかご本人の本を読んだことがありませんでした。

しかし、今の私の仕事に直接関係ありそうな本があるかと言われればピンと来ず、数ある中から文庫になっていた「心得帖」シリーズの1冊、「人生心得帖」を購入しました。

これは氏が90歳を迎えられるときに書かれたものだそうで、文庫の帯には「豊富な体験と鋭い洞察から得た生き方の智恵、人生の指針」と書かれています。

内容は氏がそれまでに皆さんにお話されたことや書かれたことの中から「人生にかかわることを、改めてまとめてみたもの」とのこと。とても大きな文字で読みやすく、人を大切にし、何事も前向きに捕らえ、波乱の中でさえ穏やかに生きられたのであろう氏のお人柄が伝わってくるものでした。

ただ、例によって、自己啓発などの本を一時期かなり読んだ私にとっては「新鮮さ」というものがあまり感じられなかったので、評価が星4つ半になったのですが、恐らく氏は自己啓発の本を読んだり、そういう勉強をされて知ったことを語っておられる訳ではなく、ご自身の経験から得たものを語っておられるだけなのではないかと思われるので、やはり偉大な方は自ら自然の摂理や運命、ものごとをどう考えれば好転していくかなどに気づいておられるのだなということは感じます。

更に、90年生きてこられた言葉の重みというかがあり、それでいながら、一切押し付けがましいところも偉ぶるところもなく、淡々と穏やかに人生訓が語られています。

中に「親の責任」という項があるのですが、そこで氏が子育ての上で躾ももちろん大事だが、それと同等かそれ以上に大切なのではないかと思うということで書かれている言葉もステキでした。(以下太字部分引用)

 それは親自身が一つの人生観なり社会観というものをしっかりもつということです。
 私は、親が直接的に子どもに「こうしなさい」「こうしたらいけない」といったように教えたりしつけたりすることはきわめて大切だと思います。しかし、それとともに、あるいはそれ以上に必要なのが、このことだと思うのです。親にそういうものがあれば、それが信念となって、知らず識らずのうちにその言動に現われ、それが子どもに対する無言の教育になっていくでしょう。そういうものをもたずして、いくら口先だけで、「ああしなさい、こうしなさい」と言ったとしても、それは、何も言わないよりはいいにしても、十分な効果があがるかどうかは疑問だという感じがするのです。

偉大な方がとても穏やかに、人生に大切なことを語っている1冊。そんな印象です。
文庫ですし、私のように氏の著書を読まれたことのない方などにはオススメかもしれません。

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2006年5月10日 (水)

「おはなしめいろせかいのたび イソップものがたり」

こんなものを見つけました。可愛い。。。可愛すぎる。。。

「おはなしめいろせかいのたび イソップものがたり」 

杉山亮著 佐々木マキ絵 フレーベル館

評価 ★★★★☆

子ども向けの迷路をネット書店であれこれ探していたところ、ちょっと気になる本を見つけました。
シリーズで数冊出ているようですが、とりあえず1冊見てみないことにはわからないなと、これを注文してみました。

注文してから気づいたのですが、作者の杉山亮氏は「もしかしたら名探偵」などの探偵シリーズを書いておられ、この本はうちの教室で学年・性別を問わず大人気なのです。

という訳で、更に期待しつつページを開いてみました。

どんなものかというと、全部で10のお話が見開きに1話ずつ迷路の中に書かれていて、本来のお話通り正しく辿ったときだけゴールに辿り着けますが、間違って行き止まりになってしまってもお話ができているのです。
それがなんとも可愛くって笑えるのです。

絵本で見開きにひとつの短いお話、全部で10話ですので、それを考えると若干お高いのかもしれませんが、小さいお子さんとおうちの方が一緒に楽しめるのではと思います。

例えば、一番初めは「きつねのまけおしみ」のお話なのですが、本来は「きつねが、ぶどうのみをみつけました。おいしそうです。・・・」と続いていくところを、例えば最初から間違えた道を行ってしまうと「きつねが、きつねそばをたべました。」とかになってしまうのです。(笑)

つまり、間違えて行き止まりになっても、何らかのお話になっていて、間違えれば間違えただけ楽しめるかもという感じです。

個人的にはかなり気に入ったのですが、これを実際教室の小さい子たちに見せたらどんな反応をするのかはまだわかりません。その反応によっては他のものも何冊か買いたいなと思っています。

最後のお話の「うさぎとかめ」などは間違って行き止まりになるまでが結構長いところがあったりして、こんな文になっていたりします。
「うさぎとかに(←まあここで気づきそうですが)が、じゃんけんをしました。かにはチョキしかだせないので、まけてしまいました。」なんて文もあったりして。。。

大人はわざと間違えてくすっと笑う楽しみを見つけられるかもしれませんね。

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2006年5月 9日 (火)

「国家の品格」 藤原正彦著

話題の1冊を私も読んでみました。

「国家の品格」 藤原正彦著 新潮新書

評価 ★★★★★

実は何度も白状しております通り、私は文字が小さくて難しそうな雰囲気の本はとても苦手です。新潮社とか岩波書店とかの新書は私の中で「難しそう」というイメージがあり、普段書店に行ってもあまり近づかない場所でもあるのです。

でも、先日たまたまテレビだったかでこの本のことを耳にし、ちょっと気になったので読んでみることにしました。

著者の藤原先生は数学者でおられるそうですが、この本に関していえばご専門とは直接関係のない内容です。恐らくとんでもなく頭のいい方だと思うのですが、幸いこの本自体は講演記録を元に手直しをされたとのこと。私でも読み切ることができました。(しかし、ご専門が数学というのに、日本の古典文学から海外文学、国内外の歴史など、あまりに広い知識をお持ちで、とにかく感心しっぱなしでした。)

感想をひと言でいうと、私はかなり好きな本です。
さすがに数学者でおられるので、内容はとても理路整然として読み易く、論理や既存の社会を単に否定するのではなく、それを受け止め、ある部分で認めた上で、「武士道精神」を復活させるべきだと述べておられます。

ここでいう「武士道精神」とは、戦うことではなく、「慈愛、誠実、忍耐、正義、勇気、惻隠、名誉、恥」などの意識をさしているようです。(本文で新渡戸稲造の「武士道」と紹介されていて、書店でそれが現代の文に訳されて文庫になっているのを見つけたので、つい購入してしまいました。)

弱いものイジメを「卑怯」と感じる心も著者のいう「武士道精神」に含まれるようですが、この本を読めば確かに「日本」や「日本人」に誇りを持てる気がします。(テレビでこの本を取り上げていたとき、街頭インタビューに答えている人たちがそんなことを言っていたのが印象に残っていました。)

この本が売れているというのは喜ばしいことのように思います。一人でも多くの日本人がこの本を読み、自分より弱いものを思いやる気持ちを持ってくれたら、世の中はもっともっと住みやすくなるに違いないと思います。

また、他に印象的だったのが、天才を生む土壌に共通していることのひとつに「美の存在」があるということでした。大天才を生んでいる土壌には共通して美しい風景や建物などが存在するというのです。また、様々な分野において「美的感覚」が非常に重要だとも述べておられます。なんだか興味深いですね。

とにかく読んでみて頂きたい1冊ですが、またまた気になる人物が増えてしまい、私の読みたい本はどんどん増える一方です。。。(苦笑)

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2006年5月 8日 (月)

「自分を磨く方法」 アレクサンダー・ロックハート著

今日はこちらを。

「自分を磨く方法」 アレクサンダー・ロックハート著 

ディスカヴァー・トゥエンティワン

評価 ★★★☆(本のオシャレさはかなり高評価ですが。)

以前書店に行ったとき、ひとつの棚にずらっとこの本が並び、おまけにゴジラ松井だったかな、有名選手もこの本を参考にしていますというようなキャッチコピーも書かれていました。

話題書のようでしたので、とりあえず買ってみたのですが、私にとっては「あぁ、知らなかった!」とか「なんて新鮮なんだろう!」という感じがないため、評価があまり高くありません。

本の帯には「あなたは素晴らしい可能性を秘めている。その事実に気づけば、自分を信じることができる。それは、山をも動かす強い力となる。」と書かれたあと、「十年かけても身につけて欲しい、成長の黄金律」と書かれています。

確かにタイトル通り、どうやって自分を磨くか、どうすれば成功を手にすることができるかということなどが全部で50項目書かれ、その殆どが結局、自分の意識の仕方で変えられるという内容になっているように思います。

もちろん、書いてある内容は殆ど納得、共感するものではあるのですが、私自身がこれまでにこういう類の本を色々読んできているため、新鮮味に欠けた感じがありました。

ただ、この本はとってもオシャレで、まず、表紙は白でタイトルはシルバーとゴールドの文字。帯もゴールド。表紙をめくると真っ赤な裏表紙があり、本文のページも黒と赤の2色使い。ところどころにデザインっぽく、それまでの項目のキーセンテンスのようなものをピックアップして配してあったり、途中、カラーの空の写真が数枚あったりと、とにかく「自己啓発系」の本としてはこれまで見たことがないぐらいオシャレです。

こういう類の本を殆ど読んだことがないという方には十分お勧めできると思いますし、好きか嫌いかを答えるなら、このセンスがとても好きな1冊でもあります。

サーカスの象の話、ニワトリに育てられたワシの子の話、繭を破って出てこようともがく蝶の話など、わかりやすい例を挙げ、それぞれの項目をほぼ見開き2ページでまとめています。

この本の中で紹介されていたエジソンの言葉が印象的でした。
(以下青字部分引用)

エジソンは、若い記者から質問を受けた。
「電球を完成させるのに一年以上も実験し、
五千回も失敗したそうですが、
そのときはどういうお気持ちでしたか?」

エジソンは記者の顔を見て、こう答えた。
「五千回も失敗した?そんなことはないよ。
うまくいかない五千通りの方法を
発見するのに成功したんだからね」

心が疲れているときや前向きになれないときなどに開いてみるといい本かもしれません。

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2006年5月 7日 (日)

今日はおやすみします。

もうじき読み終わりそうなものやとりあえず読み終わったものもあるのですが、連休中も頑張って(?)UPしたので、今日はちょっとおやすみさせて頂きます。

外はかなりの雨で、書店に行くかわりにネットで探し物をしていたもので、ついついまた新たに数冊購入してしまいました。。。読みかけの本を早く読み終えなくては~~。

中には5連休、9連休という方もおられたことと思います。
明日からまた頑張りましょう。

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2006年5月 6日 (土)

「まだかんがえるカエルくん」 いわむらかずお作

前作があまりに可愛くって、また買ってしまいました。。。(笑)

「まだかんがえるカエルくん」 

いわむらかずお作 福音館書店

評価 ★★★★

前作のあまりの可愛さに、つい2作目も購入してしまいました。
教室に来てくれている中学生の女の子も読んでくすくす笑っていましたし、おうちに借りて帰られたお母さんはみんなで楽しめたと言っておられました。

とにかく絵が可愛いし、大人が読むと和みます。
子どもにはどうなんだろう?と思っていましたが、言葉遊びのような感じもあったり、子どもなら疑問に思うようなことを「カエルくん」があれこれ考えていたりということで、結構楽しいのかもしれないなと思います。

内容としては1作目の方がくすくす笑えることが多かったかなという印象です。でも、ホントに絵が可愛いんですよ。思わず顔がほころんでしまうこと請合いです。

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2006年5月 5日 (金)

「中田主義」 中田宏著

先日、勘違いから偶然手に取った本ですっかりファンになってしまった上、こだま先生が読まれたとのことでしたので、早速注文してみました。

「中田主義──僕の見方、考え方」 中田宏著 講談社

評価 ★★★☆

非常にあっという間に読めました。内容もいいのですが、1冊目からすると内容が薄いというか、読み応えがイマイチないというか、私としては断然「なせば成る」の方が好きですね。

おまけにまだ出版されて間もないので、単行本ですし、わざわざ買ってまで読まなくても、書店で立ち読みとかでいいかなぁと思ったりしました。(いい本だとは思っているのですけども。)

ひとつひとつのテーマを1ページか2ページで短くまとめておられ、エッセイという感じでしょうか。若い子や何かに迷っている人、勇気を出したい人には、何か心に留まる、おっ!と感じる言葉があるかもしれません。

私が心に留まったことをいくつか紹介しておきます。(以下青字部分引用)

自信

自信がないことでも、まずはやってみる。
やってみなければ、できないということもわからない。
何ができないのかがわかれば、努力するものが見えてくる。
最初からあきらめてしまえば、人生は狭く、浅いものになってしまう。
「自信」というのは、積み重ねの上にしかつくることはできない。

成功

何をもって「成功」と言うのか?
いい学校に入って、いい会社に入って<いい車に乗って、いい家に住む・・・・・・。
それが、成功?

他人が言ってる「いい」を手に入れると、他人が「いいな」と思ってくれる。

でも、自分の「いい」は自分で決めなきゃ。
人生が終わるときに、自分が納得していたい。
いい人生だったかどうかは自分にしかわからない。

本当の辛さ

目標に向かっていく途中にはいろいろある。
目標を達成するための努力は、小さなものではない。
だが、目標があれば、人間、何でもできる。そのための努力は、辛いとは思わないものだ。
辛いのは、目標のないままに続ける苦労だと思う。

目の輝き

日本の子どもの目は、輝いていないという。
それは、子どもではなく、大人の問題だと思う。
大人が目を輝かせていない社会で、どうして子どもが目を輝かせられるのだろう。
子どもの目を輝かせるためには、「生きるって、おもしろいことだぞ」という生き方
見せつける大人が必要だ。

他にもいいなと思ったところ、思わず笑ってしまったところなど色々あるのですが、長くなりますので続きは手に取って読んでみてください。

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2006年5月 4日 (木)

「誕生数秘学の智慧」 はづき虹映著

休日をいかがお過ごしですか?
世の中連休の真っ只中ですし、今日はちょっとこんな本をご紹介します。

「誕生数秘学の智慧 誕生日が示す、人生の指針・隠された才能 

はづき虹映著 アルマット

評価 ★★★☆

この本は、先日前世に関する本をご紹介したときに、ある方が「私はこの本が好きです」と教えてくださったので、ちょっと注文してみました。

誕生日から計算した数字で、自分の基本的資質や苦手分野、得意分野などがわかるという占いです。
ただ、星占いなどと少し違うのが、自分の魂が持って生まれた癖のようなものの傾向がわかるというところでしょうか。(まあ、結局は占いですので、当たるも八卦当たらぬも八卦ですけどね。(笑))

生年月日からは基本的資質が、生まれた月日からは苦手分野、生まれた日からは得意分野が判断できるようです。
ただ、結局は世の中の人みんなが12個のグループのいずれかに分類されるので、当たる人は当たるけど当たらない人は。。。ということになるでしょうね。

実際、私は基本的資質に関してはまあ納得するところもあるけど、いや、それは違うのでは?みたいなところもあり、どちらかといえばぴんと来ない方が多かったですし、苦手分野に関しては今のところ全くぴんと来ない内容でした。

ただ、おかしかったのが得意分野。前世の経験などから、自分が持っている魂の癖がわかると表現されていましたが、ちょっと笑ってしまいました。

特に笑えた(?)のが魂のクセとして「自分より弱い者、小さい者を守ろうとして小さな身体を張ったことはありませんか?また弱い者いじめの現場を見たりすると、見て見ぬふりができずに、我を忘れて助けに入ったりしたことはなかったでしょうか?」「強すぎる正義感からトラブルに巻き込まれたり・・・」などの表現。。。

実際、子どもの頃はいじめっ子からか弱い女の子達を守るため、しばしば体を張っていましたしね。(笑)

で、最も笑えて、でもちょっと嬉しかったのが、「過去世での経験」(要するに前世ってことですね)として挙げられている職業などがいくつかあるのですが、その筆頭に「教師」って書かれていました。(笑)

教師、医師、看護婦、助産婦、宗教家、慈善活動家、お寺・修道院などの運営、奉仕・ボランティア活動に携わる仕事を続けた世話好きな人

こう書かれています。
当たっていても当たっていなくても何も変わらない訳ですけど、ちょっと楽しめました。
わざわざ買うほどではないかなと思いますが、ちょっと書店で覗いてみるのも面白いかもしれませんね。

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2006年5月 3日 (水)

「漢字の宝島」 奥野かるた店

先日用事があったので東急ハンズに行ったのですが、ちょっとうろうろしていたところ、こんなものを見つけました。
最近テレビを見ていないので、よくわからないのですが、「ちちんぷいぷいで紹介されました」と書かれていました。

「漢字の宝島 低学年」「漢字の宝島 高学年」

奥野かるた店

最近塗り絵がじわっと流行っているようですし、これなら子どもでも少しは楽しく漢字の勉強ができるかもと、とにかくどんなものか見たくって購入してみました。

しかし。。。アイディアはとても面白いと思いますし、要するにアイディア料と、あとは恐らく残念ながら爆発的に売れるものでもないだろうということ、複写厳禁と書いていてもきっとコピーする人もいるであろうことなどの影響か、低学年用には1~3年の漢字がそれぞれ厚手のB4版1枚と使い方、高学年用も内容が4~6年になるだけで、中に入っている枚数は同じく3枚と使い方1枚の4枚なのですが、1,000円するんですよね。。。

子どもの勉強用と考えた場合、1回塗ったらもう完璧!というわけにはいかないでしょうし、結構コツを掴むまで、もれなくすべて見つけるのは難しそうな感じもするので、特に小さい子などは根気が続かず途中で断念してしまうこともある気がしますから、複写厳禁とした上、コピーもしづらいカラー用紙に同系色のインクでの印刷にしているのであれば、同じものがせめて2~3枚ほしいかなという感じです。

正直なところ、ちょっと高いかなぁ。そして、塗り絵をさせるのに、用紙がピンクやらブルーやらグリーンやらの結構はっきりした色がついているというのも、個人的には仕上がりが今ひとつ映えないのでは?という気もしなくはありません。それがとっても残念です。

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2006年5月 2日 (火)

「ふしぎだね!?自閉症のおともだち」

先日、大人向けに書かれた「広汎性発達障害の子どもたち」を読み、もっと簡単な入門書のようなものはないかなと思っていたところ、この本を見つけました。

発達と障害を考える本〈1〉ふしぎだね!?自閉症のおともだち」 

内山登紀夫監修 ミネルヴァ書房

評価 ★★★★★

今日届いたばかりですが、少し文字の多い絵本という感じなので、大人であればすぐに読み終わります。漢字にはすべてふりがながふってありますので、小さいお子さんでも読むことは可能だと思います。(もともと、お子さん向けに書かれたものだと思います。)

ただ、前半は絵がメインで説明もわかりやすいので、小さいお子さんでも理解できると思うのですが、後半は高学年以上ぐらいでないと、自分で理解するのは難しいかなと思います。

この本はこれからシリーズで12冊出るそうです。その第1弾がこの「自閉症のおともだち」で第2弾が「アスペルガー症候群のおともだち」。これら2冊は既に発刊されています。次いで5月には「LDのおともだち」が発刊される予定のようです。

子ども向けなのだと思いますが、私にはわかり易く、読み易かったので、大人の方の入門書としても十分役に立つのではと思っています。

現在、発達障害のお子さんに直接関わってはいないのですが、この本の最後に「文部科学省の調べでは、特別な支援が必要な人は小中学校の通常学級で学ぶ子どもの6.3パーセントをしめ、全国で約68万人にものぼるといわれています。」と書かれており、とすれば、軽度の障害なども含めると、それはもう「障害」とはいえないぐらい当たり前に存在するのかもしれないということだなと。

だとすれば、子どもの頃から発達障害などへの正しい理解を促すことはとても大事なことだと思いますし、理解できないから怖がったり、のけ者にしたりしてしまうということを減らせるのではないかとも思います。
また、多くの人が障害の特徴などを知ることで、障害を持つお子さんに不安を与えたり、傷つけたりすることも減らせるのではないかと思います。

1冊1,800円と若干高いのですが、学校や塾、図書館などに揃えて、大人も含めてひとりでも多くの人が読んでくださったらいいのになと思います。
私も全部揃えられるかどうかはわかりませんが、自分の勉強のためにも少しずつでも揃えたいなと思っています。
(もちろん、この本でなくてもいいのですが、私が今知る範囲で子ども向けのこういう本はこれが初めてでしたので、何か他にもお勧めの本があればご紹介頂けると嬉しいです。)

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2006年5月 1日 (月)

「学力が伸びる塾の活かし方 子どもの活かし方」 吉本笑子著

連休の谷間。月曜は固定したレッスンがなく、先週は誰もお休みもなかったので、一応3連休。本がいっぱい読めるなぁと思っていたのですが、結局ちっとも。。。
なんとかさっき読み終わった本をご紹介します。

学力が伸びる塾の活かし方子どもの活かし方―だれも書けなかった「塾」とのつきあい方 

吉本笑子著 情報センター出版局

評価 ★★★☆ 

著者の吉本さんは以前「お母さん、もっとおしえて!」をご紹介し、これが2冊目です。親御さんが塾を選ぶときに参考にされる本なのだろうなと、一体どんなことが書かれているのか読んでみることにしました。

序章では「勉強グセ」を身につけさせるにはと題し、子どもに勉強グセをつけさせるために母親の取るべき態度などが紹介されています。
ここでいいなと思うことは、あくまでもお母さんは「『凛』とした態度」を心がけ、勉強は親のためにするのではなく、自分のためにするのだという姿勢を貫くようにと書かれていたことです。
それは大いに同感なのですが、教室に来てくださっているお母さん方のお話を伺っただけでも、我が子に勉強のことで冷静に接することがいかに難しいかということは感じています。頭でわかっていても、なかなかその通りにはできないのかもしれないなぁと思いながら読みました。

第1章では塾通いを始めるタイミングについて、色々なケース分けをして説明しています。
ただ、著者ご自身が中学受験指導をずっとしていらしているということもあるのか、受験するにせよしないにせよと書いてはいるものの、結局は小3か小4ぐらいから受験を考えた親御さんがそうすべきかという視点で書かれているような印象が強いです。

つまり、受験を考えているけれど、塾をどうしようかしら。。。と思っておられるお母さんにはお薦めできるのかなという感じですが、受験を考えておられない場合はわざわざ読まなくてもいいかなぁという印象を受けました。

第2章は「成功する塾選び」と題し、大手進学塾、中・小の進学塾、地域密着型の塾、個別指導を行っている塾、それぞれについて簡単な説明、どういう利点・欠点が考えられるかなどがまとめられています。

次いで、第3章・第4章ではお子さんのタイプ別に塾とどう付き合っていくとよいかを書いておられるのですが、ここではほぼ完全に「大手進学塾」に通った場合の例のみが書かれています。

終章にはちょっとだけ「塾に通わないという選択」として、何かに熱中し、それを深く追求していくタイプのお子さんなどは塾に通わず、家庭で子どもを伸ばしてやることが大事な場合もあるというようなことが書かれています。

これを読みながら、私の教室は上述の分類に属していないみたいだなぁと思いましたし、著書の中で何度も何度も「塾では『考える力』をつけるのは難しい」というような表現がされていたのですが、本当はそんなことないのになぁと思いながら読みました。

また、私自身、中学受験をしていないので、小学生の間に必死で勉強をしたことはありませんし、更に小中高ずっと親に勉強を見てもらったり、親から勉強のことをあれこれ言われたりという記憶がありません。
逆に、小学校高学年ぐらいになると、勉強しているノートなどを親に見られること自体嫌でしたし、そういう性格を知って、親も殆ど口出しをしなかったものです。

ですので、この本を読みながら、世のお母さん方っていうのはすごく大変なんだなぁと思うと同時に、本当にそこまで親がしなくてはいけないのだろうか?という疑問も感じています。

著書の中で著者ご自身が「わが子の能力を信じること」が大事だということを書いておられるのですが、だったら、ほったらかしにするというのではなく、信頼して見守るということが最も大事なのではないのかな?と思わなくもありません。

大手中学受験塾を選ぶ際、どんなことに気をつけたらいいのかしら?とか、いざ受験塾に入ったけれど、どうすればもっと子どもの能力を伸ばせるのかしら?とかお考えの方には参考になるかと思います。

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