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2006年4月27日 (木)

「なせば成る」 中田宏著

面白くって、時間のない中一気に読み終わりました。
頑固なくせに惚れっぽい(?)私は、思わず横浜市に移り住みたい気分になりました。(笑)

「なせば成る-偏差値38からの挑戦 

中田宏著 講談社+α文庫

評価 ★★★★★

実はこの本は書店で見たとき、「ヤンキー先生」か何かの本かと思って購入しました。いかに自分が世の中のことに疎いかがまるわかりな訳ですが、私の全くの勘違いで、著者の中田氏は2002年、政令指定都市では最年少の37歳で横浜市長になったというすごい方でした。(ヤンキー先生もすごい方ですけど。)

この本は文字も大きく、行間もたっぷり取ってあるので、本を読むのが苦手な方でも十分読めます。
更に、中田氏ご自身がこの本は若者たちにも読んでもらいたいと書いておられるのですが、活字が苦手な子でもこれなら読めるのではと思います。

偏差値38というのは、中田氏の高校時代の試験の成績だそうで、そこから1年浪人し、新興のラグビーに強い「T大学」に合格したものの、やればもっと伸びるはずと、もう1年浪人したあと青山学院に合格したそうです。

もともと、「偏差値38からの」と書いてあったため、いかにして学力を伸ばしたかというような本なのかと思っていたのですが、そういう内容ではなく、また、中田氏の場合、勉強する理由や意義がわからなかったため、小中高の大半をほぼ全く勉強をしなかった結果の「38」のようで、これを読む限り、この方は間違いなく「頭のいい方」なのだと思います。

更に、受験のための勉強などはしていなかったそうですが、新聞を読んだり、社会への感心などは持っていたり、常に色々なことを考え、更に体も鍛えてきていたそうなので、そういう基礎があれば、あとはその上に知識を上乗せするだけである程度成績(テストの点)は上がるということなのだろうなと思いました。

思っていた内容とは全く違っていましたが、とにかく気持ちがすっきりする本で、こんな方が政治に関わってくださったら、間違いなく日本はよくなっていくだろうなという印象を持ちました。

更に、しばしば感じることなのですが、何かで成功を収めたり、ご活躍されている方の本などを見ていると、きっとその方たちはスピリチュアル系の本や自己啓発系の本などを読まれたりはなさっていないだろうと思うのに、ものの考え方や人に対する接し方など、そういう本で書かれていることと同じようなことを述べておられることが多いのです。

中田氏の本を読んでいてもそうでした。
すごくすごく気持ちのよい生き方をされている方だなぁという印象を受けたのですが、これを読むことで色々なことを考えさせられました。さすがに自分が政治の世界にということは考えられませんが、いつか社会を背負って立ってくれる素晴らしい子達をひとりでも多く育てられたらなんてことを考えたりしました。

皆さんも是非読んでみてほしい1冊です。(幼児や小学生の教育には直接あまり関係ありませんが、中学生以上であれば、お子さん自身が読まれることもお勧めです。)

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コメント

こだま先生こんばんは♪
ホントに奇遇ですね。私がこの本を買ったのはもうかなり前なんですけど、
ご紹介した日にこだま先生も中田さんの本を買われていたなんて。
この方の本、他にも色々あるんですかね?調べたいなぁと思っていたところ
なのです。
「中田主義」も是非見てみます!ありがとうございました。

投稿: TOH | 2006年4月28日 (金) 02時19分

こんばんは!
奇遇ですね。私も今日、中田宏さんの本を購入しました(政治家の中では一番信頼のおける人とみていました)。今日、買ったのは「中田主義」というタイトルです。こちらも読みやすそうです。写真もふんだんに使っていますから、中学生にも読みやすいと思います。読み終わったら、教室に置くつもりです。

投稿: こだま | 2006年4月27日 (木) 23時32分

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