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2006年4月11日 (火)

「『超』強育論」 宮本哲也著

前作に続き(前作を超え?)、宮本先生の著書のご紹介です。

「『超』強育論」 宮本哲也著 ディスカヴァー・トゥエンティワン

評価 ★★★★☆

「強育論」の後、同出版社から伊藤先生の「共育論」が出版され、今回再び宮本先生が「『超』強育論」を出版されました。

宮本先生はこの本の中で「宮本算数教室」で実際にどんな授業が行われているかをかなり詳しく公開しておられます。
ここまで公開できるのは、やはりご自分の指導に対する確固たる自信をお持ちであったり、教室経営だけでなく幅広い分野で活躍されておられるからなのかなと思いました。(真似できるなら皆さんどうぞなさってくださいとでもいうような自信というのでしょうか。)

驚いたことに、先生の教室は土日しか授業がないそうなのです。他の曜日は授業の準備に充てておられるとのこと。
土日が無理という方には「ご縁がなかった」とすっぱりお断りするとも書かれていますが、本当にいい授業をするためには見習うべきところが多々あるなと感じました。
今すぐ授業を週2、3回にするとか、土日にするとかいうことは当然できる訳はありませんし、うちは今のところ中学受験指導をする予定もありませんが、もっと色々な教材を作ったり、勉強したりたいという気持ちはずっと持っているので、改めて考えるきっかけを頂いた気がしています。

しかし、これを読みながら何度も感じたのですが、宮本先生が述べておられることと糸山先生の述べておられることにものすごく沢山の共通点がある気がします。
糸山先生をご存知で、宮本先生をご存じない方にこの本を読んで頂いたら、糸山先生の著書かしら?と思われる方もおられるのではと思うほどでした。

著書の後半部分には授業で使うパズルやテストの問題などをたっぷり公開しておられる上、パズルの作り方も紹介しておられます。
ただ、確かにこれを見たら私でも作れるとは思うのですが、さりげなく書かれているひと言が、私には相当高いハードルのような気がします。

というのも、「答えが1通りになるかどうかをきちんと確かめたら完成です。」とこともなげに書いてあるのですが、問題集でも何でも、既にある解答の間違いを見つけるのは簡単でも、解答を作るのは大変であるように、パズルの解答が本当に1通りしかないかどうかを自分だけで確かめるのは、問題によってはものすごく難しいのではないかと思うからです。
でも、いつか作ってみたいなぁと思ってはいますけれど。

お子さんに中学受験をさせるつもりの保護者の方は是非一度読んでみられることをお勧めしますし、受験をさせない方でも大いに参考になることがあると思います。

宮本先生はどうおっしゃるかわかりませんが、この本からは、先生の子ども達に対する溢れんばかりの愛情が感じられます。
とても読みやすく、早い方なら1時間ほどで読めるかもしれません。(出ている問題などを全部解いていたら話は別ですが。)
是非一度読んでみられてはいかがでしょう。

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塾選びの時期になりました。本当なら、うちの塾に来て欲しいのですが(笑)、すごい塾長が書いた本がありましたので、ご紹介してみます。家庭学習においても参考になることが書かれています。 宮本氏は塾経営者であり、自らは算数を教えています。入塾テストなし、先着順で小学生を受け入れ、その85%を開成、麻布、栄光、駒東、筑駒、フェリスなどの首都圏トップ校に合格させるという学習塾です。“カリスマ算数教師”とでもいうの�... [続きを読む]

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