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2006年3月 8日 (水)

「いのちが危ない!」 江原啓之著

以前ご紹介した「子どもが危ない!」の続編のご紹介です。

「いのちが危ない!」 江原啓之著 集英社

評価 ★★★★☆

江原さんのことをご存知ない方はあまりおられないと思いますが、この本は江原さんの数ある出版物の中でテーマを「自殺」ということに限定して書かれているものでした。

初めは「子どもが・・・」の続編だしと、内容のことは特に考えず買ったのですが、私はこれまで「死にたい」と思ったことが(記憶に)ないような人間ですので、あらら、これはちょっと違ったかなと思いつつ、読み進みました。

しかし、結果的に思ったことは、死を考えたことがある人もない人も、ひとりでも多くの人がこの本に触れ、今の日本社会や自分自身、自分の大切な人のことを見つめ直してみてもらいたいということでした。

内容的には、似たようなことを言っているものもありますし(江原さんの他の著書はもちろんですし、飯田先生の本やその他スピリチュアル系の本など)、自殺を考えたことがないというような方にはとりわけこれがお薦めですということもありませんが、もしご自身がそんなことを考えることがあったり、大切な方がそういうことを考えておられたりというような方には大いにお薦めできるかと思います。

とにかく、江原さんの主張は一貫して、どんな生き方でも、とにかく生き続け、寿命を全うすることが何より大切で素晴らしいことなのだというものです。
この本にもやはり、人生で直面する問題は全て自分の魂を磨くためのもので、仮にどんな失敗をしても、挫折をしても、それは魂を磨けたことになり、何もマイナスではないのだということが書かれています。

私達の間で当たり前になってしまっている「物質至上主義」が魂を疲弊させ、愛を枯渇させていっているのだとも書かれています。

人は何度も生まれ変わり、そのたびに何か課題をクリアし、より魂を磨くのだと。魂の世界には地位も名誉も財産も何も存在せず(価値がなく)、今生きている中でそういうものを得るために心や大切な何かを犠牲にしたり、また、それを失ったことで生きる希望をなくしたり、自分は無価値だと思ったりということ自体、魂の視点から見ると間違っているのだとも書かれています。

また、そういえば以前他の本でも読んだのに忘れていましたが、著書の中で江原さんご自身が10代後半の時期、何度も自殺を考えて、実際実行しようとした時期があったということも書かれています。
幼い頃にお父さまが、15歳でお母さまが他界され、16歳にしてお姉さまが嫁がれて、孤独な生活になったというのです。その後のことについても詳しく書かれていましたが、今はあんなにも穏やかで優しい笑顔の奥にはそんなご経験があったのだなと改めて驚きました。

この本には「寝る間も惜しんで働く」ということについても、バランスを欠いているというようなことが書かれていました。それは常々ぼんやりとではあるものの感じていたことで、そんな風に働き続けていると、あるとき何らかのきっかけで命を絶ってしまう危険があるということが書かれていました。
あなたの周りでお仕事に忙殺されている方がおられましたら、(もちろんご本人が読まれるのが一番だと思うのですが、そういう方はこういうジャンルの本をゆっくり読まれることはなさそうですので。。。)是非一度読んでみられてはどうかと思います。

江原さんの本には常に愛が感じられるので、どんな悲しい内容、重いテーマでも、気分が重く、暗くなることはないように思います。むしろ、希望や癒しを与えてくれると、私は感じています。
皆さんも一度読んでみられてはいかがでしょう?

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