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2006年2月16日 (木)

「子どもの能力を伸ばす親・ダメにする親」斎藤茂太著

斎藤茂太先生の子育て本のご紹介。
私でも3時間ほどで読めました。

「子どもの能力を伸ばす親・ダメにする親」 

斎藤茂太著 PHP文庫

評価 ★★★☆(内容はいいのですが、私に新鮮味が。。。)

ごく最近買った本で、他に前からストックしてあるものがあるのですが、先日美容院に行く際、文庫本が手軽でいいなと持っていったところ、その間にほぼ読み終わりました。

精神科医でもおられる斎藤先生の育児本で、ひとつひとつの項目も数ページと短いので、とても読みやすかったです。
内容もほとんど全て共感できるものだったのですが、育児本関係も色々読んでいるので、「新鮮味」が薄かったようにも思います。(でもよい本だと思います。)

本書は6章からなり、それぞれに10前後の項目があります。
それぞれの章でいくつか項目のタイトルをご紹介します。それである程度、内容の予想がつかれるのではと思いますので。(以下青字部分引用)

第1章より

三歳からの「叱られ体験」がキレない子どもをつくる
ほめすぎは、子どもに無理な「背伸び」を強いる
「今度やったら許さないからね」と言っていないか

第2章より

プラモデル、積み木・・・・・・、「根気が必要な遊び」は子どもを伸ばす
学習意欲を引き出すには、やはり「ほめること」が大切
先生の悪口を言うと子どもは勉強しなくなる
成績が上がっても、ものを買い与えてはいけない理由

第3章より

スポーツでもゲームでもわざと負けてはならない
チック症の原因は過保護・過干渉にある
子どもを励ます言葉を持とう

第4章より

子どものためを「思うこと」と「甘やかすこと」は違う
幼児期から「自分のことは自分でしなさい」と言っていないか
なぜ高所を恐がらない子どもが増えているのか
「希望をかなえる」だけでなく、「欲求不満」も味わわせる

第5章より

登校拒否になる子の共通点とは
早熟な子が受験期に自殺しやすい
「家庭を大事にすること」と「子どものご機嫌とり」はどこが違うのか

第6章より
この章の項目タイトルはほぼ全て大いに共感します。

子どもは親の鏡
「両親が揃っているか」ではなく、「存在の仕方」が問題
父親は「完全無欠」ではなく、「不完全有欠」でいい
究極の教育は、父親が懸命に働いている姿を見せること
父親のカゲ口を言う習慣をあらためよう

子育てのコツは百点満点を望まないことにあり

太字で強調した項目は特に印象に残ったことや共感したことです。
育児本などでは既に同じようなことが書かれているというものももちろんありますが、精神科医の視点であったり、やや異色の父親を持っておられたご経験であったりという面で、より納得できたり、感心したりということもあります。

特に、先生の悪口を言うと。。。という項目や、父親のカゲ口を。。。という項目などはお母さん方には大いに気をつけて頂きたいなと思いました。(父親のカゲ口を聞いて嬉しい子どもはいませんから。私自身過去を振り返り、心からそう思っていますので。。。)

文庫本なので気軽に購入できる価格ですし、読みやすいので、子育て本で何を読んでみようかなという方などにはオススメかもしれません。
因みに、この本の「子ども」は幼児・低学年にとどまらず、社会に出て自立するまでのことを指しているようですので、大きなお子さんをお持ちの方でも読んで参考になるところもあるのではと思います。

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