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2006年1月14日 (土)

「『本を読む子』は必ず伸びる!」 樋口裕一著

私はよく存じ上げなかったのですが、著者の樋口氏は「小論文の神様」と呼ばれている方だそうですね。

「『本を読む子』は必ず伸びる!」 樋口裕一著 すばる舎

評価 ★★★☆ (内容的には★★★★

さすが、小論文の神様と言われるだけあって、非常に読みやすい本でした。
ただ、文章自体が読みやすいだけでなく、ページ数もさほど多くなく、1ページあたりの文字数もかなり少なめのため、早い人は1~2時間で十分読めそうです。その割には価格が見合っていないかなぁと思った分、評価が上記のようになりました。

樋口先生のおっしゃる「国語力」を「イメージする力」と言い換えると、私としてもほぼすんなり納得の行く内容でした。

「本を読む子」と題しているだけあって、内容は終始子どもに本を読ませましょうということで、読書にどのような効果があるか、子どもに読書させるためにどのように働きかけるのがよいかなどが中心に書かれています。

また、巻末には子どもへの「お薦め本リスト」がついており、108点が紹介されています。

著者の主張は概ね賛成なのですが、これまでに、すごく読書をするのに国語の読解も算数の文章題も苦手だという子に出会ったことがありますし、文章題が苦手な子に国語力が足りないから本を読めという指導をしても効果があがらないことを経験された先生もかなり多いのではないかと思います。
テレビを見たり、ゲームなどをしたりする時間を読書に使いましょうというのであれば、それは基本的に賛成ですし、読書で得られる経験、知識、能力なども確かにあるとは思いますので、反論することはないのですが。。。

また、著書の中で「文学全集は子供にプレッシャーを与えるだけ」と題した項がありますが、それに関しては一概には言えないのではとも思います。子どもの頃、家には少年少女なんとか全集みたいな15巻か20巻セットの分厚い物語の本が並んでいましたが、少なくとも私はそれをプレッシャーに思ったことはありませんでしたし、初めは面白そうなものだけを読み、学年が上がったら、これまで読んでいなかったものも読んでみたりとしていたのを覚えていますから。

ただ、現在小学生のお子さんがおられて、本を読まなくて困るわというような保護者の方には参考になることも多いように思います。
価格などを考えると、書店で立ち読み。。。というのもありかもしれませんね。

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