« 「『できる子』の親がしている70の習慣」 七田眞著 | トップページ | 「自然に勉強する気になる子の育て方」 »

2006年1月18日 (水)

「生きがいのマネジメント」 飯田史彦著

年末に部屋の片づけをしていて、しばらく触っていなかった棚に手をつけたところ、何冊かの本が出てきました。そのうちの1冊、前回ご紹介した飯田先生の生きがいシリーズ第2弾をご紹介します。

「生きがいのマネジメント―癒しあい、活かしあう生き方へ 

飯田史彦著 PHP研究所(PHP文庫もあり)

評価 ★★★☆

自分でもなぜなのか全く思い出せないのですが、見つかった本には書店のカバーはついているのに、もともと売られているときについていたカバーがない状態でした。どうして。。。(全くどうでもいいことですね、すいません。。。)

1冊目の「生きがいの創造」がとても興味深かったため、その後出版されたこの本を購入して読みました。

著書のはじめにはこう書かれています。(以下青字部分引用)

本書は、会社、医療・福祉・教育機関、そして家庭におけるマネジメント(経営)の本質を、価値観論の観点から「自分が果たすべき役割」や「人間関係」に焦点をあてて考察した、ホリスティック・アプローチ(包括統合的研究)です。

と、先生のご専門である、経営に関する学問的な、私にはやや難しい言葉が並んでいます。
しかし、続けてこう書かれています。

本書の読者は、案内役である私が計画した道のりにしたがって、「本当の自分を探し出す旅」に出ます。

要するに、私にでもわかるように言えば、この本を読めば「自分とは何か」が発見できるということのようです。

ただ、飯田先生ご自身が書いておられるのですが、1冊目の「生きがいの創造」で扱った内容は一切出てきておらず、この本はより先生のご専門の分野の色を濃くした内容で書かれています。

1冊目に抵抗のある方、生まれ変わり論に否定的な方、ビジネスマンなどにはこちらの方が読みやすく、受け入れやすいのかなと思いますが、私には若干難しい(専門書的な)印象がありました。

著書の最後の章は「本書を世に問う理由」と題して書いておられるのですが、そこにこんなことが書かれています。

経営学者である私が、企業経営や人事管理を語る時に「愛」という言葉を用いるのは、ある意味で、自殺行為です。学者が行うべき学術研究では、何よりも論理性が重視され、もっぱら理性のみによって事象を把握・分析し、明快な結論を出すことが求められるためです。(後略)

そう述べながらも、人間関係についての問題解決などにあたり、会社の経営なども含めて、最後に行き着くのは「人間という存在そのものの価値の発見」であり、その発現としての「愛」ではないかと述べておられます。

経営学者が人間の本質、心に目を向けた上で書かれた、経営を含めた生き方論ということになるでしょうか。

経営に関する知識が殆どない(というのは問題ですが。。。)私としては「生きがいの創造」の方が圧倒的に好きでした。

|

« 「『できる子』の親がしている70の習慣」 七田眞著 | トップページ | 「自然に勉強する気になる子の育て方」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/8088968

この記事へのトラックバック一覧です: 「生きがいのマネジメント」 飯田史彦著:

« 「『できる子』の親がしている70の習慣」 七田眞著 | トップページ | 「自然に勉強する気になる子の育て方」 »