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2005年12月19日 (月)

「学力を伸ばす「親力」」ピーター・フランクル著

数学者で大道芸などもなさる、ピーター先生の著書をご紹介。

「学力を伸ばす「親力」 今すぐできる家庭教育34のヒント 

ピーター・フランクル著 実業之日本社

評価 ★★★☆

この本は、タイトルに「親力」とついていたので目を引きました。親野先生の「親力」と同じだなぁと思いながら手にとり、早速読んでみました。

リンクをはるために見たアマゾンではこの本の評価がかなりいいことを知りましたが、あくまでも個人的な好みで上記のような評価にさせて頂きました。宜しければ、アマゾンのレビューも参考になさってみてください。

副題にもある通り、ピーター先生が考える、家庭教育のヒントが34項目挙げらています。内容は読みやすく、参考になるところも多いと思います。

ピーター先生ご自身が子どもの頃お父様から受けた教育、お父様の接し方を高く評価しておられ、そのことについてもかなり紹介されているのですが、参考になるところと、やはり日本人の感覚には少し合わないかな?と思うところの両方があります。(私にとってはですが。)

全体に共感できるところも多く、外国人である先生が「正しい日本語が学力を伸ばす」とか「漢字は楽しく覚える」とかいうことを書いておられるのも興味深いものがあります。

ただ、私がどうしても共感しづらかったところがあり、その印象で評価が上記のようになっています。そこを紹介させて頂きます。(よいところはアマゾンのレビューでお分かり頂けそうですので。)

9項目目は「部活動はほどほどにさせる」と題して書かれているのですが、いきなり「運動部には入るべきではない」と書かれ、その理由を補強するために、バスケに夢中になって医学部受験を失敗した女性の例と、野球に夢中になって、やはり医学部を断念した男性の例を挙げておられます。

私は自分自身が小学校高学年以降大学までずっと体育会系の人間であった上、部活動を通して得たものは数え切れないと思っている人間ですので、どうしてもこれには共感できません。
実際、部活に熱中し、精一杯やった後、医者になっている人も数え切れないほどいるのではないかと思いますし、医学部進学ができなかったのが本当に部活のせいなのか、私には納得がいきません。

まあ、34項目のうち、どうしても共感できなかったのはこの項目ぐらいですし、医学部クラスの難関学部を目指す人たちはもしかすると私が思っているよりもっと運動部出身の方が少ないのかも知れませんので、あくまでも個人的な感覚なのですが。。。

その他に関しては十分参考になる1冊だと思います。

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