2008年7月21日 (月)

「思考の整理学」 外山滋比古著

ネット書店でピックアップされていて、結構古めの本なのに、なぜ話題に?と思って注文してみました。
外山先生の本は他にも読んだことがありますが、この本は1983年に筑摩書房から出され、その後1986年に文庫化されたようです。

実に25年前の本なのですね。。。

「思考の整理学」 外山滋比古著 ちくま文庫

評価 ★★★☆ (私には難しくって…(汗))

読み始めていきなり、おぉ!と思う内容がいくつか続いたのですが、大半の内容は私には難しく、また、自分が求めている内容ではないこともあり、なかなか入ってきませんでした…。

しかし、25年前の本が今も売れ続けているわけですから、必要としている方、頭のいい方(少しだけ難しい内容でも大丈夫な方)などが読まれると、きっと大いに役に立つのだろうと思います。

内容は6章に分かれてはいるのですが、それぞれの章にはタイトルがあるわけでもなく、内容で分類されているのかとも思うのですが、それほど明確に分かれている気もしないというか…。(賢い方が読まれたら、きちんとわかれているのかも…(汗))

ただ、いきなり1章の1項で「グライダー」と題されて書かれている内容に、思わずうなりました。
一部をご紹介しますと。

 ところで、学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。自学自習ということばこそあるけれども、独力で知識を得るのではない。いわばグライダーのようなものだ。自力で飛び上がることはできない。(中略)
 学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。グライダーの練習に、エンジンのついた飛行機などがまじっていては迷惑する。危険だ。学校では、ひっぱられるままに、どこへでもついて行く従順さが尊重される。勝手に飛び上がったりするのは規律違反。たちまちチェックされる。やがてそれぞれにグライダーらしくなって卒業する。
 優等生たちはグライダーとして優秀なのである。飛べそうではないか、ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあってのグライダーである。(
後略)

 (前略)グライダー専業では安心していられないのは、コンピューターという飛び抜けて優秀なグライダー能力のもち主があらわれたからである。自分で翔べない人間はコンピューターに仕事をうばわれる。

このコンピューターに関しては6章の最後の項でもまた取り上げられ、自ら創意工夫できないと、仕事を奪われるということ、知識を覚えて使うだけならコンピューターにかなわないということなどが書かれています。

25年も前に外山先生がこう書かれているのですが、25年たった今、学校教育は変わったのでしょうか?
相変わらず「グライダー」を量産しているのではないかと、そんなことを思いました。
そして、グライダーになれない、飛行機になりたい、そんな子たちの一部が不登校という形を選んでいるのかもしれないなと、そんなことも思いました。(もちろん、すべての子どもがそうというわけではないと思いますが。)

本の内容とは直接関係ないのですが、昔の本を読んでいると、漢字の使い方や送り仮名の使い方、カタカナ表記など、今とは違うものが見受けられ、そういうのを見ると、なんだか昔の日本語っていいなぁと思ったりするのでした。

他にもいくつか気になったところ、面白いと思ったところはありましたが、私にはやや難しかったかなと。
ご興味のある方はどうぞ。

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2008年7月18日 (金)

「続 大切な食べものを無駄にしない読本」

すみません…。
本当はもっと別の本を紹介する予定だったのですが(既読書は3冊ほどありまして…)、今日は急遽予定外のスケジュールになってしまったため、日中には更新できず、レッスン後もしなければならないことがあり、結局ゆっくり紹介が書けそうにありません。

ただ…明日更新すると昨日書きましたので、かなり異色の本のご紹介を…。

月刊ベターホーム臨時増刊「続 大切な食べものを無駄にしない読本」

先月だったか、書店に行ったらこの冊子がずらっと棚に並んでいて、1冊税込300円のお手軽さだったこともあり、なんとなく購入。
「続」となっていますので、これ以前にもう1冊出版されているようですが、そちらはチェックしていません。

ほとんど料理らしいことをしなくなって久しい私ですが、しないくせに時折料理本を買ってみたりはします。
で、「大切な食べもの」という言葉がなんとなく心にひっかかったので購入したのですが、無駄にしないための方法として、買い物の仕方などから始まり、保存の仕方、野菜の皮の利用法、煮汁の利用法、残ったおかずのアレンジ料理などの紹介。
調味料などの消費期限や保存法、その調味料を使ったレシピなども紹介されています。

イメージとしては、「節約」「倹約」「省エネ」…という言葉が浮かんできます。
正直言って、野菜の皮まで料理に使うの?なんだか貧乏くさい…と思ってしまったのですが、冷静に考えると、もしかすると私に限らず日本人の多くは、同じような感覚を抱くのかもしれません。
ただ、その意識を変えなければならないのかもと思いました。

貧乏くさいというけれど、さて、日本はどれだけの食糧を自給できるのか?というところを考えたとき、間違いなく日本は食糧に関しては外国に頼っているから今の生活が可能なのであって、もし何かの理由で外国からの食糧の輸入がストップしてしまったら、その途端に本当に野菜の皮まで利用して…ということを真剣に考えなければならなくなるのではないでしょうか。

「もったいない」という言葉が日本から世界に広がりましたが、その私たち自身はどうも最近「もったいない」という気持ちを忘れかけているような気もします。

相変わらず料理はろくにしていませんが、少しでも無駄なものは買わない、腐らせたりして捨てないということを意識して暮らしたいと思いました。

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2008年7月17日 (木)

明日更新予定です。

すみません。
今日更新できるかと思っていたのですが、他の仕事が終わらず、お電話でのお話も何件かあり、ちょっときびしくなっています。

明日には更新できると思いますので、宜しくお願い致します。

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2008年7月14日 (月)

「裸でも生きる」 山口絵理子著

土曜の晩、さくら個別の國立先生のブログでこの本を知り、日曜に書店に行って購入。
深夜に読み始めたら止まらず、そのまま読み切ってしまいました…。(気づけば朝の5時…)

「裸でも生きる」 山口絵理子著 講談社

評価 ★★★★☆

今年の3月、情熱大陸で著者のことを知り、なんてすごい人なんだろうと思ってブログにも書きました。
しかし、実は情熱大陸で取り上げられる随分以前に、既にこの本を出しておられたのですね…。(出版は初版が2007年9月)
全く知りませんでした。國立先生が取り上げてくださらなかったら、気づかぬままだったかもしれません。(先生、ありがとうございます。)

テレビで見たときにかなりの衝撃を受けただけに、すぐにでも読みたいと思い、日曜に書店へ。で、見つけて購入し、そのまま読み始めてしまいました。
途中で止まらず…。

とにかくすごかった。
テレビで紹介されたのは、彼女の壮絶な人生のごく一部に過ぎず(まあ、もちろん、1時間足らずの番組ですからね。)、彼女の原動力は一体どこから来るんだろう?と思っていたことが少しだけわかったような、そして、彼女はとにかく負けず嫌い、途中であきらめることが嫌いな人なんだなと、その強さに驚かされました。

テレビで取り上げられていたのは、この著書で言えばもう最後の段階。数々の困難を乗り越えて、どうにか会社が軌道に乗り始めたところだったのではないかと思います。
こんな小さな可愛い人のどこにそんなパワーがあるんだろう?と思ったのですが、本書の最初の章では、彼女が小学1年生のときに受けたいじめと、それに対する自分の中での葛藤、戦い…そんなことが書かれていました。
書かれていることが事実であれば、小学校1年生にして、彼女はとても芯の強い、負けず嫌いな子どもだったということだと思います。

しかし、いじめを克服することはできたものの、その後の人生も波乱万丈。
人には、それぞれ自分が乗り越えられる苦難しか与えられないとも言いますが、とすれば、彼女は普通に考えると恐ろしく高く感じられるハードルを敢えて自分に課し、それを泣きながら、時には吐きながら、ふらふらになりながら、乗り越えていっているように感じます。

起業しようと思っている方が参考になるかといえば、そういう部分はかなり限られていると思いますし、彼女の生き方を参考にしよう、見習おうというのもなかなか難しいかと思います。

ただ、自分達の知らないとても貧しく、政治的にもかなり歪んだ国があり、そこで生きる人たちがどのようであるかなど、知らなかったことを知ることもできますし、また、こんなにも頑張っている人もいるんだなと、頑張るきっかけをもらえるかもしれません。
情熱大陸をご覧になって、彼女に感動した方には大いにお勧めできるのではと思います。

それにしても、彼女のパワーのすごさにはただただ感心です。

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2008年7月10日 (木)

「あなたの隣の〈モンスター〉」 齋藤孝著

書店の目に付くところにずらりと並んでおり、本の帯の「キレる大人が増えている!日本人を蝕む、心のモンスター化という現実」という言葉も気になり、購入してみました。

「あなたの隣の〈モンスター〉」 齋藤孝著 NHK出版生活人新書

評価 ★★★★

齋藤先生といえば、「声に出して読みたい日本語」や三色ボールペンを使った読書などのイメージが強く、こういう本を書かれるんだなぁと思ったのですが、それは私が知らなかっただけで、10年ほど前にも『「ムカツク」構造』という本を書かれているそうで、そういう意味ではテーマとしても自然なのかなという感じです。

「モンスター」と言えば、最近では「モンスターペアレント」という言葉がすっかり有名になってしまいましたが、そのことについても触れられていました。
しかし、ごく一部、特別な人たちがキレたり、「モンスター化」したりするということではなく、私たち自身にも、その可能性はあるというようなことも書かれていました。

構成は6章から成っています。

1章 あなたの隣に潜む「モンスター」
2章 キレる大人たちはどこから来たのか
3章 日本人の美徳はどこへ消えたのか
4章 社会の変容が人を追い込んでいく
5章 「KY」の圧力が生んだ「モンスター」
6章 「日本人気質」再興への道

プロローグの終わりにはこう書かれています。

 最近は「キレる大人」についての言及が増えてきた。また「モンスターペアレンツ」や「モンスターペイシェント」の存在は、それぞれ個別の現象として語られてきた。しかしもっと広い視野による、社会全体の「モンスター化」の概念については、これまであまり提示されてこなかった。本書の目論見は、まさにその部分にある。
 今、日本社会はどのように変質しようとしているのか。その危険性について、私たちはもっとはっきり認識を持つ必要がある。「モンスター化」の概念を提示することで、変質の手がかりを探っていくことにする。

これを読んでいると、改めて、「古きよき時代の日本人」を私たち自身が取り戻さなければならないのかもしれないなと思いました。
IT化に代表される「スピード」が要求される社会に生きる私たちは、レスポンスひとつ取っても、遥か昔なら飛脚が何日もかけて手紙を届けたり、私たちが子どもの頃だってまだ手紙はポストに入れて数日経ったら届くものだったのに、メールはいつでもすぐ届く代わりに、すぐレスポンスが来ることを求めてしまいがちだと。それは、私自身間違いなくそういう面はあるなと感じます。

様々なことが、自分の子どもの頃と比べても格段に便利になり、いつの間にかそれが当たり前になると(例えばコンビニが24時間開いているので、必要なものはどんな時間でも大抵すぐ手に入るなど・・・)、少し前までは当たり前だったことを、いつの間にか「不便」と感じるようになり、ストレスを増やしていく。

そんなことがストレスになるのであれば、社会が便利になればなるほどストレスが増えていくのもまた事実なのでしょう。
その結果、ストレスが高じて「キレる」人が増えても、なんら不思議なことではないのかもしれません。

印象に残ったことのひとつに、昔は嫁入り道具として当たり前のようにどの女性も持っていた「鏡台(三面鏡)」が売れなくなったということが書かれていました。
それは、単に生活スタイルの変化にとどまらず、ゆっくり自分と向き合い、見詰め直すという機会を持たなくなってきていることの現われではということが書かれていましたが、確かに実家には三面鏡があり、子どもの頃、それを覗いて、角度によってはどこまでも自分が映るのが不思議で、色々試してみたりしたことを思い出しました。

しかし、確かに「三面鏡」という言葉自体にすごく年代を感じてしまいますし、最近はドレッサーも1面だけの鏡だったり、ドレッサーすら置かないおうちも増えているのかもしれません。

三面鏡が売れなくなったことと、自分を見つめる時間が減っていることが実際に関係しているのかどうかはわかりませんが、鏡の前にゆっくり座ることは確かに現代人は減ってきているのかもしれないなとは思いました。

そのほかにも、私たちが忘れかけている「日本人の美徳」のようなものにも触れられていて、読んでいて色々思うことがありました。

新書で手頃な価格ですし、ご興味のある方は是非どうぞ。

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2008年7月 7日 (月)

手抜き更新ですみません…。(久々の覚書)

1月に未読リストを作ってから、気づけばほぼ半年。
しかし、この半年は本当に予想外のトラブルに次々と見舞われ、読書量は激減…。
しばらくは本自体を買うのも控えていたのですが、最近また購入の方は復活傾向…。
なんだかとても危険な香り(?)…。

さて、かなり過去の未読はどうなったか…。
かなりヤバいです…。古い未読リストの分は1冊も読んでいません。
多分、この本たちは読まれることがないのかも…。一旦手放す方がいいのかもしれませんね…。
多分、1年以上、中には2年とか眠ったままのものがあるのではと…。(大汗)

「あなたはダメな子じゃない」 長谷川博一著・・・ずっと前からある・・・。
「りんごは赤じゃない」 山本美芽著・・・頂いたのにまだ読めてない・・・。
「新版水道方式入門 小数・分数編」 遠山啓・銀林浩編・・・読めるか不安・・・。
「それは子どもに考えさせなさい」 メーナー・シュアー著・・・完全に忘れてた・・・。
「世界で一番おもしろい地図帳」・・・これも読めるか危険・・・。
「いわゆるA級戦犯」 小林よしのり・・・わからず買ってしまったらマンガだった・・・。しかし進まん・・・。
「毒になる親」 スーザン・フォワード著・・・50Pで止まっている・・・。危険。
「「前世」からのメッセージ」 ブライアン・L・ワイス著・・・これもヤバイ。
「不都合な真実」 アル・ゴア著・・・分厚過ぎて手が出ない…。
「校長先生になろう!」 藤原和博・・・これも今からはもう読まないような気が…。


ここまではもしもほしいという方がおられましたら、お譲りします。
もし読みたくなったら、そのときに改めて購入する方がいいのではという気がしてきました…。

ここからは昨年9月末以降にリストに追加されたもの、及び自宅にずっと置きっぱなしのものたち…。

「直感でわかる数学」 畑村洋太郎 これ、もう永遠に読み終わらないかも…。
「やさしい解説モンテッソーリ教育」 藤原元一・桂子・江理子 字が小さいので危険…。
「子どもへのまなざし」 佐々木正美 買ってから何年経ってるんだろう…。分厚くて尻ごみ…。
「ぐうぜん東大に合格させる法」 吉本康永 これもいつ買ったんだか…。
「なぜ環境問題はウソがまかり通るのか2」 武田邦彦 書店で見つけてつい買ってしまった・・・。
「世界と恋するおしごと」 山本敏晴 別の本が面白かったので注文したんだけど、微妙・・・。
「優劣のかなたに」 苅谷夏子 これは読む予定。

このくくりもどうもかなり危険です…。このうち5冊は最初は読みかけているんですが、全部そこから進まず…。

で、読みかけのものも含めて更に増えたのが…。

「のび太・ジャイアン症候群」 司馬理英子
「日本の教師に伝えたいこと」 大村はま
「誰も書けなかった年金の真実」 辛坊治郎
「日本をダメにした10の裁判」 チームJ
「思考の整理学」 外山滋比古
データブック 貧困」 西川潤
「小中学生のための世界一わかりやすいメディアリテラシー」 後藤武士
「天才育児日記」 大友理佐子 
「6歳までにわが子の脳を育てる90の方法」 脳科学と子育て研究会

まだ他にもある気がする…。う~ん…。
おまけに、つい先日、仲良くして頂いている先生のお勧めなどまた3冊注文してしまったし…。

で、既読書が4冊ってところかな…。
がんばらなきゃ…。

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2008年7月 4日 (金)

「木のうた」 イエラ・マリ作

今日は絵本のご紹介。(読み終わった本は他にも一応あるのですが・・・)
先日読み終わった大村先生の本で取り上げられていて、気になったので注文してみました。

「木のうた」 イエラ・マリ作 ほるぷ出版

大村先生の本で、単元学習に使う教材の例として紹介されており、文字のない絵本ということで、一体どんな絵本なのか気になって注文してみました。

作者紹介のところで、「グラフィック・アートの面からすぐれた絵本を発表しているイタリアの作家です。」と書かれていますが、確かにとても絵が綺麗です。

ただ、本当に全く文字がなく、前ページ見開きで一本の木を中心に同じ視点に固定されて、それがページごとに移り変わっていくだけなのです。
個人的には、絵の美しさもアイディアも素晴らしいと思うのですが、これを子どもたちが見たらどう感じるんだろうな?とも思います。

あまり詳しく書くと全部わかってしまって、見る楽しみがなくなってしまうといけませんので、ご紹介はこの程度にしておきますが、ご興味のある方はどうぞ。

しかし・・・これで授業を成立させてしまえる大村先生のすごさを改めて感じますが・・・。

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2008年7月 3日 (木)

お知らせ

わざわざお知らせすることでもないかもしれませんが・・・。

これまで毎週月・木に更新と決めてまいりましたが、今年度の時間割ですと、木曜の更新が難しいこともあり、月曜と木曜もしくは金曜の更新ということにさせて頂きます。

事件後、教室からはなるべく早く帰るようにしておりまして、木曜に更新するとなると、帰宅がかなり遅くなってしまうことがあるのです・・・。
そして、今日も更新するとしたらこれからになりますので、帰宅後更新できたらしますが、無理でしたら明日、更新させて頂きます。

覗きにきてくださった方がおられましたら、どうぞお許しください。

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2008年6月30日 (月)

「教えるということ」 大村はま著

またまた大村先生の本のご紹介です。
既にもう1冊と、苅谷夏子氏が大村先生の言葉をまとめられた本も購入していますので、まだまだご紹介は続きそうです。

新編 教えるということ」 大村はま著 ちくま学芸文庫

評価 ★★★★

この本は、4つの章から成っており、過去に出版された先生の著書の中からまとめ直されたもののようで、本書の最後にこう書かれています。

「教えるということ」「教師の仕事」は『教えるということ』(一九七三年、共文社刊)より、「教室に魅力を」は『教室に魅力を』(一九八八年、国土社刊)より、「若いときにしておいてよかったと思うこと」は『授業を創る』(一九八七年、国土社刊)より収録した。

ですので、それらの本を読まれた方はもう読んだことあるよ・・・というものばかりになってしまうかもしれません。
私の場合は、まだ大村先生の著書を読み始めたところですので、そういうことはありませんでしたが、先生が過去の著書の中から選ばれたもので、更にそれが「講演」でお話されたことでもあるため、「あ、このお話は前の本で読んだな」ということは、私でも何度かありました。
ただ、普段、1冊の本を何度も読み返すということをほとんどしない私には、大切な言葉を何度も読むことになって、ちょうどいいのかもしれませんが。

「教えるということ」は1970年8月、富山県小学校新規採用教員研修会での講演。
「教師の仕事」は1973年2月、山形県天童市東村山地区教育委員協議会主催講演会で講演。
「教室に魅力を」は1986年10月、大分文化会館第71回全国大学国語教育学会での講演。
「若いときにしておいてよかったと思うこと」は1985年1月、秋田県第16回冬季国語教育研修会での講演。
以上のように書かれています。

しかし、何を読んでも、一切反論したいところがなく、「そうですよね、その通りですよね」とか、「確かにそうですが、それができる指導者はなかなか居ないでしょうね・・・」とか、そんな気持ちを抱いてしまいます。

もう、そこら中に、耳の痛いこと、考えさせられること、感動することが書かれているのですが、ごくごく一部をご紹介します。

「教えない教師」より
(前略)例えば、国語の場合、よくこういうことがあります。
 まず、教室に子どもを入れて、開口一番、「読んできましたか」という人があります。これは何も教えないということになりませんか。学校はあくまで「学校」で、学習するところです。教室は学習室なのです。(中略)
 ところが、本来の学習室である学校を学習室にしないで、「読んできましたか」というのは、「読む」といういちばん大事なことは家庭でやるわけですから、それでは家庭が勉強の場所になり、学校は検査室になります。読んできたかどうかをみる検査室、読めるかどうかを調べる所、おっかない場所ですね、学校は。(後略)

この後に書かれている「読む」ことをどのように意識して指導するかについては、もう本当に、雲の上の方のように感じます。とにかく素晴らしい。(本来は指導者みんながそのレベルであるべきなのだと思いますが・・・。)

この後に作文指導のことも書いておられますが、作文を書いてこさせる、または、書けと言って自分は他の仕事をして放置し、書き上がったものの評価だけをする教師に対して「黙って書かせる批評家」と呼んでおられます。

「無責任な教師」より
 ある会社に勤めたとします。自分が一つの仕事をもらいます。その仕事をやれません。その場合に、「やったけれどもやれませんでした」などと言おうものなら、相手にされないのではないでしょうか。(中略)
一生懸命やりましたけれども、というのは、だいたい非常に甘えたことばだと思います。一生懸命やるのは、人間一人前ならあたりまえのことで、怠けてやられてはたまったものではないと思います。(中略)会社で失敗し、それで会社に損をかけたとします。その時、「課長さん、すみません。しかし一生懸命しました」と言えば、「ばかなこと言うな」としかられるに違いありません。
 ところが、教師だけはよくまあ言うと思います。「一生懸命指導しましたけれど、お宅のお子さん、どうもうまくおできになりません」私は、そういうことは、教師として言うべきでない。教師が一個の職業だというのなら言ってはいけないと思います。(後略)

他にも、

教師の禁句「静かにしなさい!」
「子ども好き」だけではダメ
「いい人」なんてあたりまえ
禁句「わかりましたか?」
素人でも言える指示する言い方

など、うなってしまうような内容です。

仏様の指
どの子にも成長の実感があること
「劣」に重みをかけすぎ、「優」を忘れていないか

などは、自分も常に心がけていたいと思う内容です。

同じ教材を与え、同じスタートラインで同じ方法で出発すれば、同じにゴールするはずはないと、言われてみれば極めて当たり前のことなのに、教育の現場では忘れがちになっているようなことも、改めて思い出させてくれます。

大村先生は学校の先生に向けて書いて(話して)おられるのだと思いますが、子どもに関わる全ての大人たちに一読の価値はあると思います。
ご興味がある方は是非。

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2008年6月26日 (木)

「あなたの部屋に幸運を呼びこむCDブック」 居田祐充子著

今年に入って、あまりにも色々な不幸な出来事、予期せぬ出来事に見舞われ続けているもので、最近はあまり占いの本だとかスピリチュアルの本だとかは読んでいなかったのですが、ネット書店でそういう類のものにも目が行ってしまいがちです。
ここ最近でそういう類を2冊購入したのですが、まずはそのうちの1冊をご紹介。

「あなたの部屋に幸運を呼びこむCDブック」 

居田祐充子著 総合法令出版

評価 ★★★? (判断が難しい・・・)

本の帯に

音を流すだけ!
場が浄化され、ツキがやってくる

15万部突破のベストセラー

と書かれていますし、タイトルにもある通り、CDが付いており、ある意味そちらがメインなのではと思います。

アマゾンの書評では評価が割れていて、私自身、特に大きな期待を抱いて購入した訳ではなく、このぐらいの価格でもし何か効果があるなら儲けもの・・・ぐらいの感じで購入しました。

「ハーモニーベル」と呼ばれる音叉(おんさ)で演奏されている曲(?)がCDに納められているのですが、それをかけていると、場が浄化されたり、思わず掃除がしたくなったりするそうなので、もしそんな効果があるなら私にはもってこいよね?みたいな感じですが、今のところ私としては目立った変化や効果は感じていません。

著者の居田氏はこのハーモニーベルでのセラピーなどをしておられ、本の内容は主にその紹介という感じですので、このCD自体で効果がなければ、購入する価値はあまりないのかなと思います。

音叉ですので、ところどころ、「キィーン」というような金属音がしたりします。
それが苦手な方はアマゾンの書評でも評価が低いようですが、本には、初めは違和感を感じたり、不快に感じたりしても、聴いているうちにだんだん変化してくるというようなことも書かれています。

私は金属音が不快ということはなく、もともと、オルゴールCDとかは好きな方なので、やそれに近い感じでときどき聴いています。
これで掃除がしたくなれば言うことないのですが。(笑)

本(CD)は教室の本棚に置いておきますので、ご興味のある方はどうぞ。

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2008年6月23日 (月)

「灯し続けることば」 大村はま著

先日ご紹介した本を読み終えた後、早速大村先生の著書を2冊ほど注文しました。
そのうち1冊、まずはこちらをご紹介します。(もう1冊はまだ読みかけです。)

「灯し続けることば」 大村はま著 小学館

評価 ★★★★☆

この本は、実はネット書店で何度か目にしていました。
ただ、個別商品のページにまで見にいくことはなく、表紙の雰囲気から、分厚くてちょっと年代的にも古くて、難しい本なのでは?と勝手に思い込んでいて、結局これまで手にすることはありませんでした。

しかし、実際には新書サイズで、また、見開き2ページ程度に先生のこれまでの「珠玉のことば」がまとめられているというもので、大変読みやすいものでした。

短い時間で読めますが、教育に携わる人間にとって、とても大切なことばがたくさん詰まっているように思います。
ですので、是非多くの方に読んでみて頂きたいと思うのですが、ただ、さらっと読めてしまいますので、購入して読まなくてもいいのかな?と(私は購入してよかったと思っていますが)いう気もややします。

とにかく素晴らしいことばがたくさんなので、全部をご紹介するわけにはいきませんし、もともと、これまでの著書や講演での内容などから抜粋してまとめ直されたもののようですので、大村先生の他の著書などをお読みになったことのある方は「あ、これ知ってる」というものもあるだろうと思います。

50あまりのことばがまとめられていますが、その中でも気になる見出しをいくつかご紹介しますと・・・。

熱心と愛情、それだけでやれることは、教育の世界にはないんです
子どものコップは小さいから……
わかっていても言えないこともあります
力は使い切ったときに伸びるものです
教師がいじったからといって、個性は壊れたりしません
子どもに向かって、「忙しい」は禁句です
スタートラインが一緒でも、ゴールには同時に入りません
「裾を持ちなさい」
し残しておけばいいのです


これだけでは、一体何のこと?ということもあるかと思いますが、ご興味があれば是非一度読んでみてもらえたら嬉しいです。

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2008年6月19日 (木)

「『捨てる力』がストレスに勝つ」 斎藤茂太著

先日、問題集を見に書店に行き、なんとなく目に留まったので、久しぶりに茂太先生の本を買ってみました。

「『捨てる力』がストレスに勝つ」 斎藤茂太著 集英社文庫

評価 ★★★☆

しかし・・・本を読むまで知りませんでした・・・。茂太先生、亡くなられたんですね・・・、それも2年も前に。
先日ご紹介した大村先生は2005年に亡くなられたそうですし、続けて、近年ご逝去された方の本を読んでしまいました。

もちろん、茂太先生のことは著書を通じてしか存じ上げないのですが、穏やかな文体で結構和ませて頂いていたので、やはり何か淋しいものを感じます。
私はこれを文庫で購入したのですが(初版発行は2007年12月)、もともとは2005年10月に新講社から単行本として出版されたもののようです。

書店の文庫本の一角に斎藤茂太先生の本がずらりと並べられていたので目に留まり、色々あったのですが「捨てる」という言葉になんとなく惹かれて、この1冊を選びました。
ただ・・・現在ほとんどストレスを感じていない私には、どうもあまり必要のない本だったかもしれません・・・。(苦笑)

中をきちんと見ずに買ったため、タイトルで勝手に、整理術ではないですが、不要なものを処分したらいいというようなことが書いてあるのかと思ったのですが、冷静に考えたら、茂太先生がそういう本を書かれるはずはないですよね・・・。

というわけで、この本で「捨てる」対象になっているものは、物質的なものではなく、精神的なものでした。
章のタイトルをご紹介すると、以下のようになっています。

一章 「前向きな自分」になるために、捨てるものがある
二章 「よき人生」のために、捨てるものがある
三章 「捨てる人」ほど、大きく伸びる
四章 「日々安らか」に過ごすために、捨てるものがある
五章 「健康な自分」のために、捨てるものがある
六章 「うつ」を避けるために、捨てるものがある
七章 人間関係のために、捨てるものがある
八章 「自信を持つ」ために、捨てるものがある

読みながら、会社などの組織にいてストレスを感じている方や、そうでなくても、やや鬱っぽくなっているかも・・・というような方は、読まれたら参考になるのかもなと思いました。
1つの項目が3ページずつで、文章もわかりやすく、とても読みやすいです。

個人的にはストレスはほとんど感じていないものの、それでも、ところどころ、あ、と思うところもありました。

「69 コミュニケーションは密になったが、人間関係は希薄」と「70 人と人との信頼関係は、「不便さ」の中で育つ」の項には、現代の私たちは携帯やメールなどで頻繁に、密に連絡を取り合っていたりするのに、若者たちの中には「本当の友だちがいない」などと訴える人が多いというようなことが書かれており、便利さでは本当の信頼関係を築くのは難しいというようなことが書かれていました。
それはなんだかわかるなぁと。

あと、ストレス解消のために「何もしない」のは間違いというところも、普段休日には果てしなく、限りなくダラダラと過ごしてしまう私には耳の痛いところでもありました。(苦笑)

さらっと読める本ですので、ご興味のある方はどうぞ。

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2008年6月16日 (月)

「教えることの復権」 大村はま・苅谷剛彦・夏子著

ようやく読み終えました。
内容が難しかったわけではないのですが、なかなか落ち着いて読む時間が取れず、また、ざっと読んで終わりにしたくはない内容でもありで、時間がかかりました。

「教えることの復権」 大村はま・苅谷剛彦・夏子著 ちくま新書

評価 ★★★★★

大村はま先生のお名前は以前から存じ上げていたのですが、なぜなのか、これまで一度も先生の著書を読んだことはありませんでした。
そして、この本ももともとはなんで買ったんだったかな?という感じで、恐らく、以前に苅谷剛彦氏の著書を読んで、苅谷氏ご夫妻と大村先生との共著というところが気になったというところだったかと思います。

しかし、この1冊だけでも、大村先生がどれだけ偉大な方だったのかが十二分に伝わってきました。
今後、先生の著書を何冊か読んでみようと、今は思っています。

うちの教室では「教えない」ということにこだわっていますが、ある意味、それと相反するタイトル。
どんな内容なのかと思いながら読み進みましたが、大村先生のすごさにも心底感心し、苅谷ご夫妻の書いておられることにも納得、共感し、個人的にはとてもいい本だったと思っています。

序章で夏子氏が、小学校時代の国語の授業が面白くなかったということを書いておられるのですが、私にとってはそれは小学校だけにとどまらず、中学でも同じで、少なくとも現代国語の範疇の授業は、どの先生に教わったからといって、特にできるようにもならないし、先生によってできなくなるというものでもない・・・という捉え方をしてきました。
実際、そう思ったから、仮に教え方が下手でも子どもには被害が及ばないなと、国語の教員免許を取った身ですから・・・。

しかし、それは全く間違った思い込みだったのだと言うことを、このたった1冊の本で嫌と言うほど思い知らされました。
もし私が学生時代に大村先生の著書に出会っていたら、私は国語の教師には絶対なれないと思っていたことだろうと思います。

とにかくすごいのです。神様のように思えます。
先生の実践をもっと知りたいと思います。
ただ、もし国語の教員志望の学生が大村先生の実践記録などを読んでしまったら、「自分には無理・・・」と思って教員の道を諦めてしまうかもしれないとさえ思います。

読み始めは、きっともともと素晴らしい才能と情熱の持ち主でおられたんだろうと思っていたのですが、後半である事実が書かれていました。
先生は戦後に、それまで20年近く指導していた旧制高等女学校から、「産声をあげたばかりの新制の中学校」へ移られたそうです。

戦後の極貧の中、子どもたちは学校に来ることすらままならないような環境で、先生ご自身も、これは無理だと諦めかけられたそうです。
しかし、そのときご相談に行かれた西尾実先生がおっしゃったそうです。

「死んでしまったり病気になってしまったら困る。でもそうでなければ、これが本物の教師になるときかな」

と。
その言葉に感動され、その後、教科書も何もないところで、新聞紙を集めてそれを教材にし、新聞だけでなく、雑誌や看板、町の掲示板などからも教材になるものを見つけ・・・と、そんな風に先生の国語の実践は始まったそうです。

何もないところで、目の前の子どもたちをどうにかせねばならない・・・そういう環境に置かれ、もちろん、もともと素晴らしい才能をお持ちだったのは間違いないとは思いますが、仮にそのまま高等女学校で指導を続けておられたら、そこまでの実践はなされることはなかったかもしれないと、そんなことを思いました。

そして、苅谷ご夫妻が書いておられることも素晴らしく、とてもよく似た価値観をお持ちのお三方が集まられての共著なんだなという気がしました。

更に、大村先生の国語教室では、先生はたくさんのてびきを用意し、子どもが詰まったら、さりげなく助けを出し、気づかれないように引く・・・そんな風に指導をしておられたようですが、この本の中で語られる「教える」ということは、私がイメージする「教えない」ということとほぼ重なるような気がしています。

手も足も出ない状態の子どもを放置するのは指導者としての役目を果たしていないわけで、「教えない」といっても、それぞれの子に最低限必要な部分は「教え込む」のではなく、気づかせるきっかけを与えるというような「教える」ということは必要になるでしょう。

また、大村先生たちがおっしゃっている「教える」は一方的に知識を教え込むのではなく、「考える方法」、「議論の方法」などを「教える」ということであり、確かにそれは教えなければできないことでもあるのだろうと感じました。

かなり感動したのですが、うまくまとめきれずです・・・。
時間を置いて、また読み返してみたいと思います。

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2008年6月12日 (木)

「おりがみで算数トレーニング 」 加藤渾一著

たまった仕事もあったり、冷蔵庫が壊れたり(あまり関係ないけど・・・)、勉強しなくてはいけないものがあったりで、まだなかなかゆっくり読書する時間が取れず、今日はこちらのご紹介です。

「おりがみで算数トレーニング」 加藤渾一著 数研出版

評価 ★★★★

書店で見つけて、おりがみで算数?と思い、購入してみました。
以前、折り紙で多角形を折ったり、それを組み合わせて立体を作ったりという、結構高度な本をご紹介したことがあるかと思いますが、こちらは小学生向けに作られた感じです。

中には多角形の折り方も出ていますし、家や牛、栗などを折って、それを組み合わせて多角形にしたり、角度や面積の学習につなげたり・・・というように、よく考えられています。
ただ、折り紙遊びをしながら算数の能力を・・・というよりは、初めから算数の学習のために折り紙を使うという感じの内容ですし、また、きちんと説明はされているものの、平行、垂直、対角線・・・など、普通の子なら高学年で学習する内容が多く登場していますので、よほど図形や折り紙などに興味のある子でなければ、低学年では少し難しいのかもしれません。(まあ、きれいに折らないと、組み合わせたときにきちんとした形になりませんから、それを考えると低学年ではやや難しいのかもしれませんが。)

タイトルの上部に「手を動かして考える。自由な発想で図形力をUPする!」と書かれていますが、確かに、同じ学習であるなら、実際に自分で紙を折ったり並べたりしながら学習する方が、しっかり身につくとは思いますし、三角形の内角の和や三角形、平行四辺形などの面積も、折ったものを使って実感できるというのは大きいのかなと思います。

著者の加藤先生は北海道立高校に38年勤務され、折り紙を取り入れて数学の授業を実践してこられたと紹介されています。
高校数学の先生が書かれたということを考えると、かなり易しく、小学生にも使えるように作られていると思いますが、結構難しい問題も。。。

工作好き、図形好きな子にはお勧めできそうですね。
また、図形が苦手な高学年や中学生にも役に立つのかなと思います。