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今日は更新お休みします。
引き算で苦戦しているということでご縁を頂いた1年生さんは、当初、点つなぎが全くできていないような状態だったのですが、コツコツがんばってもらった結果、随分スッキリ正確な線が描けるようになって、それと共に頭に思い浮かべて考えることもだんだんできるようになっていきました。
今週のレッスンは来る前からパワー不足の自己申告があったとのことで、ちょっと心配していたものの、思ったよりは問題なく取り組んでくれていました。
しかし、文章問題になったとき、1問目はじっくり考えている様子の後、きちんと正解できたのですが、2問目で、本棚の本を調べたところ、絵本は17冊、図鑑が10冊、物語が8冊だったという内容で、一番多かったのは何の本ですかという、問題が読めていたら間違いようのない問題に、まず図鑑と答えました。
何の本が何冊ずつあるのか確かめたところ、さっきは声に出して読んでいたはずなのに、図鑑の10冊と物語の8冊しか答えてくれなかったので、もう一度読んでもらい、絵本が17冊と読んだところで、念のため「絵本ってどんな本か知ってる?」と尋ねると、本棚の絵本を指さしました。
じゃあ大丈夫かなと思ったのに、一番多いもののところに絵本と書いた後、こちらを見てきたので、3問とも終わるまでマルは付けないと伝えたものの、答えを消して物語に書き換えました。
その後も一番少ないものに絵本と書いたり、とにかくめちゃくちゃなことを引き算で苦戦しているということでご縁を頂いた1年生さんは、当初、点つなぎが全くできていないような状態だったのですが、コツコツがんばってもらった結果、随分スッキリ正確な線が描けるようになって、それと共に頭に思い浮かべて考えることもだんだんできるようになっていきました。
今週のレッスンは来る前からパワー不足の自己申告があったとのことで、ちょっと心配していたものの、思ったよりは問題なく取り組んでくれていました
しかし、文章問題になったとき、1問目はじっくり考えている様子の後、きちんと正解できたのですが、2問目で、本棚の本を調べたところ、絵本は17冊、図鑑が10冊、物語が8冊だったという内容で、一番多かったのは何の本ですかという、問題が読めていたら間違いようのない問題に、まず図鑑と答えました
何の本が何冊ずつあるのか確かめたところ、さっきは声に出して読んでいたはずなのに、図鑑の10冊と物語の8冊しか答えてくれなかったので、もう一度読んでもらい、絵本が17冊と読んだところで、念のため「絵本ってどんな本か知ってる?」と尋ねると、本棚の絵本を指さしました
じゃあ大丈夫かなと思ったのに、一番多いもののところに絵本と書いた後、こちらを見てきたので、3問とも終わるまでマルは付けないと伝えたものの、答えを消して物語に書き換えました
その後も一番少ないものに絵本と書いたり、とにかくめちゃくちゃなことをし始めたので、何をどう読んでいるのか全く予想がつかず、本棚の前に行って、絵本を17冊、図鑑を10冊、物語の本を8冊取り出してもらいました。
それはすんなりできたので、「そうよ?その中で物語の本が一番多いの?」と尋ねると、ようやく何か納得したようで、多いのが絵本、少ないのか物語の本、その違いは8冊と全部答えることができました。
ただ、実際に取り出すまで、その子の頭の中で何が浮かんでいたのかは結局全く分からぬままではありましたが…。
全くおかしな答えを書いたり、あてずっぽうで答えを書いたりしているときは、その子の頭で何かをしっかり考えたり、イメージしたりはできていないということですから、まずは集中して考えるよう促しますが、それでもだめなら実際に具体物で確認し、納得してもらうことも大切なことだと思います。
今日はレッスンの話ではないのですが、通ってくれている子やその保護者の方などから、時々学校の話を聞くことがあり、もちろん、一方的な話ですから、全てそのまま鵜吞みにしてはいけないかもしれませんが、ちょっとそれ、先生どうなの?と思うような話をちょくちょく聞くようになりました。
更に突っ込んだお話だと、何らかの難点などがある教員でも辞めさせるのは難しい上、教員不足も深刻化していて、多少のことは目をつぶってでもいないよりマシということなのかもしれないなと思うお話があったりもします。
実際のところ、昔は学校で先生が児童・生徒に体罰を与えるということは少なからずありましたし、保護者の方は本心はどうあれ先生を敬うよう子どもに指導していた方が多いのではないかと思いますが、体罰が厳禁になり、子ども達がそれを把握したことで、たとえ授業を妨害したり、他のこの迷惑になったとしても教員は言って聞かせるしかできなくなり、理不尽な要求をしてくる保護者(いわゆるモンスターペアレンツ)も現れ、そりゃあ現場の先生方は昔より遥かに色々大変だろうなと思います。(もちろん、体罰がいいなんてことは全く思いませんが。)
そして、冷静に考えて、数十人の子どもとその保護者の大半に評価される学級運営ができる能力の高い教員がいたとして、バリバリ仕事をする教員もそうでない教員も公務員なので能力が給与に反映するということがほぼない上に、好待遇なわけでもないとなると、これはも本当に子ども達が好きという気持ちでなんとかやれている先生方も少なくないんだろうと思います。
教員不足の原因は待遇や環境、言ってしまえば、教員よりもっと魅力のある仕事がたくさんあるからなんだろうと思います。
国は教員不足に対応するために、免許を持っていない人でも…とか言っているようですが、根本的な解決には全くなりませんよね…。
子ども達によりよい教育環境を、公立の学校でも整えられれば、それもある面で少子化対策になるのではと思えるので、ほんと、なんとかならないものかと思ってしまいますね。まあ、教員志望だったのに、結局採用試験を受けることなく今の道を選んだ私が言えることでもありませんが…。
なぜかある時を境に全く宿題をしてこなくなった高学年さんが、これまた何がきっかけかわからないものの、多少はやってきてくれるようになってしばらく経ちました。
しかし、やればすぐ終わるはずのものを手つかずで持ってきたりすることもまだあり(もちろん、宿題は何のために出しているかなどの話はしていますし、絶対できると思うものはやらないのならやらなくてもいいとも伝えており、計算などで全部やるのが面倒なら、減らす代わりにそれは確実に正解するようにしてというようなことも当然何度も話していますが)、そのうちのひとつが計算パズルでした。
とはいえ、宿題に出ていたのは掛け算パズルなので、やればあっさり終わるはずなのに、既に何度か手つかずで持ってきては持って帰りを繰り返していたこともあり、「これ、ちょっとタイム測るわ」といって、ストップウォッチを用意し「はい、スタート」と声をかけてから、他のマル付けやもうひとりの子への対応などをしていたところ、「できた」と言ったのはたったの3分8秒後でした。
そんなにあっという間にできるのか!?予想以上に速かったよ??とこっちがびっくりしながら、「たった3分でできるものを、何度も持って帰って持ってきて、持って帰って持ってきてしてたんよ?やったらすぐやん!」とつっこんでしまいました。
でもまあ、タイムを測られるということで燃えたのかもしれませんし、その結果、そんなにすぐにできるのだと本人も分かったわけですから、これで今後は手を付けてきてくれたりはしないだろうかと、淡い期待を抱いています。
今日はお天気は回復したものの、来た子の中に滅多に見ることができない不調っぷりを発揮した子が…。
レッスン序盤に鼻血が出、昨日は風邪で学校を休んだそうで、本調子ではなかったのかと思いますが、普段こちらが驚くぐらいよくできる子が小数の掛け算の筆算をしているときに、上段が5、下段が8なのに3と書いたり、9から3を引くのに3と書いたり、見落としていて、上の位がまだ1残っているのに気づかなかったりと、さすがにここまでの計算ミスはこれまで一度も見たことがないかもしれないという状況に陥りました。
ほかにもその子らしくないミスをちょこちょこしたので、途中からなんだかおかしくなってきて、「今日は滅多に見られないレア〇〇くんやね!」というと、本人もなんだか楽しそうでした。
でも、2.5mの1.8倍とか、割り算の答えが1.25になるようなものも、あっさり暗算で答えを出したりもしていたので、そのアンバランスさにも驚きました。
他の子達は概ねいつも通りだったかと思いますが、うちに来てくれる以前からかなり先取りで学習を進めてきている低学年さんは、一緒にレッスンさせてもらうようになって半年以上になるものの、他にもたくさん習い事をしているせいか、早く先に進めようとする感じになかなか変化が見られず、急がなくていいし、よくわからないのに適当に解いて先に進んでも自分の力にならないよと、もう耳にタコができているのではというぐらい伝えているのですが、悩ましいところです。まあ、伝わるまで根競べをし続けるしかないのですが。
さて、明日の子達の調子はどうでしょうね。
今日は雨降りだったせいか、どうも頭の働きが今一つという子がちらほら。
中でも、前回、一体何を思い浮かべているのか全く想像ができず戸惑った高学年さんは、引き続き類題のようなものをしたところ、相変わらず頭の中で何を思い浮かべているのか、きっと何も思い浮かんでいないのに、でてきた数字だけを適当に使って計算してみているんだろうなという状況でした。
とにかく、なんで?????とはてなが大量に並んだのが、電車Aと電車Bが出会ってから離れるまで5秒かかり、電車Aの長さと秒速、電車Bの秒速が与えられていて、電車Bの長さを求めるものでした。
類題にも関わらず、全く頓珍漢なことをしていたので、やはり前回あれこれ使って見せたものもぴんと来ていなかったんだなとは分かりましたが、今回、2つのものを使って、出会ってから離れるまでにどんな動きをしたか動かしてもらい、最後尾同士が重なっている状態になったときに、そのどこからどこまでの長さが両方合わせて進んだ長さなのかを尋ねたところ、それぞれの先頭と先頭の間だと答えられたので、ああ、だったらもう解けるなと思っていると、次に書かれた電車Bの長さは2つのものを合わせた長さより長いものでした。
さすがにそれは想像を絶しませんか?2つの電車に見立てたものを実際に動かし、両方合わせた長さが分かったのに、なぜ片方の電車の長さがそれより長くなるのか…。
正直なところどう考えたのか本当に想像がつかなかったので(子どもの間違いは8~9割がたどう考えたのか推測できるのですが)、本人にどう考えてその数字が出たのか尋ねても説明してくれず、かといって、両方合わせた長さより長い答えがおかしいということも響いていない様子。
う~ん、どうして…。
今日は別のレッスンの子もなかなかに不調だったので、そういう日だったのであればよいのですが…。
今日はちょっと気分が沈んで(理由ははっきりしている上に自分で解決できるようなことでもないので悩ましいところですが…)結局ほとんど何もせぬまま1日を過ごしてしまいました。
幸い、子ども達とレッスンをしているときには、余計なことは考えずレッスンに集中できるので、本当にありがたいなと思います。
明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。
子ども達とレッスンをしているときの言葉遣いは、それぞれの子に合わせることもありますが、あまりきちんと改まった言葉遣いだと緊張したり、楽しくないと思われたりしてもいけないので、砕けたものになっていることが多いと思います。
そして、今日のあるレッスンでの出来事。
その子はひき算でちょっと苦戦しているということでご縁を頂いたのですが、文を読むこともあまり得意ではないようで、数に関しては随分考えられるようになってきたものの、文章題はどうやら出てきた数を適当に足したり引いたりしているようだと感じました。
1問目は咲いているチューリップの数は合わせて何本かというものだったので、それはすんなりいけたようですが、次の問題は赤と黄色のチューリップの本数を比べて、どちらが何本多いかというものでした。
問題は赤が13本、黄色が7本だったのですが、最初の答えは「赤のほうが13本おおい」と書きました。どちらがいくつ多いかという問いに対して、多い方の数を全て答えてしまう段階は多くの子にあるので、あれ?この子とはそれ確認しなかったかな?したと思うけど…と思いつつ、積み木を3個と2個置いて、どちらが多いか尋ね、3個のほうを指したので、3個のほうがいくつ多いの?と尋ねると、普通に「1個」と答えました。
「そうよね?3個のほうが3個多いじゃなくて、1個多いのよね?」と言って、先ほどの問題に戻ってもらったのですが、今度は「赤のほうが20本おおい」と答えました。
ああ、文章になると考える気がないんだな…と思いつつ、「赤は13本しかないのに、赤が20本多いの?」と言ってから、これはもう絵を描いてもらうしかないかなと、色鉛筆を取りに立ったところ、戻ってきたら「赤のほうが6本おおい」になっていました。
もちろん、それは正解なのですが、13と書いたら違うと言われた。次に足した20も違うと言われたわけですから、後は6ぐらいしか答えがないわけです。そこで、すぐに正解だとは言わず、「どうやって考えたの?」と尋ねました。
私の聞きたかったことは「どういう風に考えたか」だったものの、それはちょっと親しみがない表現のようにも思い、「どうやって」という言葉を普段も使うことがあるのです。そして、普段はそれで大抵はどう考えたかを答えてくれるのですが、今日はちょっと違いました。
「頭で考えた」
なるほど!!言ってることは正しいよ!と思うとともに、日本語は難しいなと思いました。
しかし、それより何より、頭以外で考えることができるのか?という疑問も浮かびましたが、まあ相手はまだ1年生ですから、なかなか思いがけない答えを聞けて、ちょっと楽しかったです。
カレンダーが最後の1枚になってしまいましたね。
今日はお休みの子はいなかったものの、来てくれた子の中には鼻をぐずぐずいわせている子もいて、本格的な冬に向かい、ますます風邪引きさんが増えそうで心配です。
体調が思わしくないときは大人もですが、とにかくしっかり食べてよく寝るのが何より大事かと。
最近は習い事をたくさんしていて、学校が終わった後も予定がびっしりという子も少なくないようですが、睡眠は健康維持のためだけでなく、成長のためにも、学んだことの整理、定着のためにも本当に大切ですので、夜遅くまで起きていることのないようにして頂きたいなぁと、個人的には思います。(私は中学生の頃でも22時になったら寝るよう親に言われていましたし、社会人になってもしばらくは8時間睡眠だった気がします。そのお蔭かどうかはわかりませんが、病気らしい病気はほぼしたことのないまま学校生活を送りました。)
先日から割合の学習をしている5年生さんは、これまでこんな子いたかしらというぐらい、なんだかとても楽しそうに問題に取り組んでくれています。今日は中学受験をしない子は中学校でしかしないような食塩水の問題もやってもらったのですが、それさえもほぼ全く助ける必要なく、楽しそうに解いていました。実はその子、しばらく不調続きだったので、ここまで劇的に復活するのはびっくりしました。
ただ、私は中学受験未経験なので、食塩水の問題は中学校で連立方程式などを習った際に、どう考えるのかを含めて教えられたため、受験する小学生が解いているのを見て、まずは驚きましたし、それと同時に、え?小学生の考え方のほうが簡単!とも思いました。
もちろん、問題によっては方程式を作って解く方が簡単だったり確実だったりするものもあると思いますが、何よりまずは、食塩水の濃度というのがどう決められているかという基本中の基本と、後は量のイメージができれば、さほど難しいものではないようにも思います。(例外はありますが。)
やはり、どんな問題も自分で考えるより前に説明されてしまったり、やり方を教えられてしまうと、マイナスになることは多いなと実感します。
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