2026年4月11日 (土)

光陰矢の如し

今教室で使っているメインのプリントは自作したものなのですが、元々怠け者で、自分の意志だけで教材を作り進めていくのは極めてハードルが高かったため、ちょうど本腰を入れて作らねばとなったときに新小1になった友人の娘さんにモニターになってもらい、毎月プリントを送って、親子で取り組んでみてもらうようお願いしていました。

その後、アンダー世代で日本代表に選ばれるぐらいスポーツもがんばりつつ、名門中学にも合格したとのことだったのですが(その親子が中学受験で忙しくなった5年生頃でモニターのお願いは終了しました。)、その子がもう高校を卒業し大学生になったと。

月日の経つのは本当に早いですね。
その子は上に男兄弟がおり、友人も理系だったことなどもあるので、持って生まれたものという気もしますが、幸い、ずっと算数・数学が好きで、一番得意な教科だったとのこと。自作の教材が少しでもお役に立ったのなら嬉しく思います。

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2026年4月10日 (金)

いい顔が見られました

先日から2桁同士の繰り下がりの引き算の学習をしている1年生さんは、今回のレッスンはちょっとお疲れ気味の様子で、そこに多くの子があまり好きではない繰り下がりの引き算ということで、表情は明らかに嫌そう。(苦笑)
でも、避けて通ることはできないところですし、きちんと理解できれば、それほど嫌なものでもないはずなので、教具を使いつつ、何度もやり取りをし、教具を見ればすんなり答えが出せるようになったところで、タイルの絵が描かれたプリントへ進み、それも比較的すんなりといけたので、いよいよ計算式だけのプリントに。

しかし、既にレッスンも終盤に近付き、元々お疲れ気味だったので、集中力も限界か?という様子。
半分だけでいいことにしようと思っていましたが、それすらも辛そうだったので、プリントの問題2問だけ見えるようにして、この2問ができたら今日はおしまいにすると伝えて、待ってみました。

すると、ちょっとぐっと集中したような感じがあり、1問目を何とかクリア。すると、2問目は先ほどより迷いがなくなった感じでクリアしました。
自分なりに理解できたのであれば、恐らくもう1問してと言っても嫌がらないはずで、まだ理解があとひと息の段階なのであれば、尚更あと1,2問やってみてほしい(モヤモヤした状態で終わるのは望ましくないので)と思い、2問で終わると言ったのに本当にごめん、嘘つきになるけど、あと1問だけしてくれない?と言いつつ、何度か謝ると、穏やかな顔で集中し、もう1問も無事すんなり正解してくれました。

それまでのしんどそうな顔、嫌そうな顔とは違う、穏やかに集中した顔をしていました。
恐らく自分なりに何かを掴んだのだろうと思います。
いい顔が見られて嬉しかったです。

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2026年4月 9日 (木)

別人!?

今日は通ってくれている子の弟で年長さんの体験レッスンをさせてもらいました。
お姉ちゃんは普段とても静かで、こちらが何か尋ねてもなかなかしゃべってくれないことも珍しくないのですが、今日は弟くんに付き添って教室に入ってきたかと思えば、驚くほどはきはきとしたしゃべり方で、弟くんに向かって、靴を揃えるようにとか、リュックはどこに置くようにとか、もうそれはそれは小さなお母さん張りに頼りになるお姉ちゃんぶりを発揮。
私は内心そんなにはきはきしゃべれるんや!と驚きつつ、ずっと世話を焼き続ける姿を微笑ましく見ていました。

ただ、レッスンが始まったら、傍についていると絶対にヒントを出したり、教えたりしてしまうので、口を出し始めたところで離れたところで見守ってくれるよう頼みましたが。

こんなにもしっかり者なのであれば、弟くんと一緒にレッスンしたほうが、もしかするといい効果があるかもしれないと(もともとは別々にしましょうとおうちの方とお話ししていたのですが)、ためしに次回は一緒にレッスンをしてみることにしました。
果たしてどんなことになるか、ちょっと楽しみです。

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2026年4月 8日 (水)

試行錯誤の大切さ

子ども達に取り組んでもらうものの中に、思考力系のパズル問題などもあるのですが、ぱっと見、算数や数学に見えないようなものも含めて、パズル系の問題の大切なポイントの一つは、試行錯誤の練習をさせることでもあると思います。
そういう意味でも、解き方、考え方を教えるということを早い段階でしてしまうというのは極力避けたいと思っています。

それは色々な問題に関して言えることですが、分かりやすい例でいうと、魔法陣の問題は、1から9の数を使って、縦・横・斜めそれぞれの合計が全て同じになるようにというルールなので、1から9までの合計45を縦・横どちらも3列あるので、1列の合計が45÷3の「15」になるということを教えてしまえば、格段に簡単に解けるようになると思います。

しかし、自分で試行錯誤をする前にそれを習った子の多くは、恐らく、深く考えることなく、どの列も15になればいいんだなと解き始めるでしょうし、習ったことを忘れたら、もしかすると、忘れたから解けないとさえ思うかもしれません。

ですが、まずはためしに色々な数を入れて解いてみて、問題を何問かクリアしていく中で自分自身で気づけば、それは素晴らしい発見になりますし、教わったのではありませんから、定着もしやすいでしょう。更には忘れても、そもそも解き方を覚えたわけではないので、解けなくなることもありません。
また、仮に何問やっても気づく気配がないような場合も、子ども自身が苦労して解いた後であれば、指導者側が1から9まで全部足したらいくつになる?などとちょっと尋ねてみたりして、気づくように促すことは可能で、試行錯誤の後であれば、それに気づいたら、ただ教えられたものより感動したり、印象に残りやすくなったりもするでしょう。

パズル問題は解けることが大事というよりは、頭の使い方の練習のためと言ってもいいかもしれません。
ですから、大人が解き方を教えたり、すぐにヒントを出したりするのは極力避けてほしいと思います。

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2026年4月 7日 (火)

20年前の今日

20年前の今日の出来事。
今週は新3年生の弟である年長さんの体験がありますので、私自身も新たな気持ちでレッスンをしたいと思いました。
以下、20年前のブログ。

 

今日からレッスンが始まる新年中の男の子。
これまでにも数回、お姉ちゃんのお迎えのときにお母さんと一緒にやってきて、しばし教室の色々なおもちゃで遊んだりしていたので、教室にも私にももう慣れてくれてはいたと思うのですが、お母さんのお話では彼はどうやらレッスンを「遊ぶ」と受け止めているような不安も少しありました。。。

さて、どんなレッスンになるかしらと、私も少しドキドキしながら親子の到着を待っていたところ、お母さんは車を停めに行かれたとのことで、一足先にお姉ちゃんと一緒に彼が登場しました。

「こんにちは」と挨拶をして、ふと彼の顔を見ると、なんだかいつもと違うのです。
普段は無防備でまだ幼い(まあ、まだ4歳とかなので当然なのですが)子どもの顔をしているように感じていたのですが、今日の彼の顔はなんだかきりっと引き締まった、とても賢い顔をしているのです。
「勉強するぞ!」というやる気に満ちた表情のように見えました。

実際、レッスンを始めてみると、これまでお姉ちゃんを待つ間おもちゃで自由に遊んでいたときとは明らかに違う「お兄さん」な彼の姿がそこにありました。
もちろん、まだ小さいのでレッスン自体は遊びの延長のようなもので、勉強をしているという感覚はほとんどないと思います。それでもやはり彼なりに「今日からお勉強に行くのだ」という気持ちを持って来てくれたのだろうなと強く感じました。

そういえば先日、別のお母さんが聞かせてくださった話があります。
教室では小さい子達はみんな、レッスンのあと、頑張ったねということで飴を2個自由に選べるようになっているのですが、お姉ちゃんが教室に来てくれていて、弟くんはまだ小さいのでときどきついてくるだけというご姉弟がいて、一緒のときには弟くんにもあげるのですが、ついてきていないときにお姉ちゃんがおうちに帰った後、教室でもらった飴がほしいという弟くん、他の飴ではなく教室でもらった飴じゃなきゃイヤだというお姉ちゃん、そんなことがあるそうです。

「教室でもらった飴にはプレミアムがつくんですかね。」

確かそんなことをおっしゃっていました。
そのときは笑いながら、面白いですねとお返事していたのですが、もしかすると子ども達にとって、ここはいくら楽しくてもやはり「お勉強」をする場所で、だから普段の日とは気持ちを切り替えるし、頑張った後もらった飴にはいつでも手に入る飴とは違った価値を見出しているのかもしれない、そんなことを思いました。

子ども達の顔からまぶしいほどの「やる気」が消えることのないよう、しっかり頑張っていかなくてはと改めて感じた出来事でした。

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2026年4月 6日 (月)

オフ

今日は月1回の母の診察付き添いやら、その他諸々実家の用事で午後からの半日費やしました。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2026年4月 5日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2026年4月 4日 (土)

あれから23年

教室を始めたのが2003年の7月。2003年の3月に勤めていた塾を辞め、転職するつもりが自分でも予想外の展開で、辞めた1週間後には小さな小さな部屋を借り、その年の夏休みから教室をスタートさせました。
塾を辞めるときにも色々なことがありましたが、その後色々なことがあり、子ども達と一緒に私自身も学びながら、日々新鮮な気持ちでレッスンをさせてもらってきました。

少子化やオンライン、タブレット学習などが広がり、募集をしたからといって、すぐに子ども達が来てくれるということはないかもしれませんが、今年度は新しいことを始めてみる、第2のスタートの年ともいえるかもしれません。

教室を始めるとき、本当の理想は、子ども達が来たいときに自由に来て、学びたいことを学ぶというようなことができたらと思っていたものの、現実は、おうちの方も子ども達も忙しく、「いつでも好きな時に」というのはなかなか難しそうでしたし、私の能力的にも一度に多くの子が来てしまったら対応できないということもあり、一人一人の子とじっくり向き合う形でのレッスンでスタートすることになりました。

もちろん今後もそれは変わりませんが、子どもにとっては「勉強」という印象はより薄く、より楽しみつつ図形の能力や思考力を伸ばせるレッスンを提供できるのではないかと思います。

正式にご案内できるまで、もう少しお待ちください。

 

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2026年4月 3日 (金)

考え続ける・一旦寝かせる

ぱっとわかるような問題ではなく、どう考えたらいいのか分からないような難しい問題を考えるとき、大事になるのは恐らく、まずはとことん考え続けることなのではないかと思います。ちょっと考えて難しいからと辞めて、それを繰り返しても、恐らく答えに辿り着く可能性は低いように思いますが、まずはとことん考えて、それでも無理だなと思ったり、集中が続かなくなったりしたら、その場合は一旦考えるのをやめて、問題を寝かせることも大事なのではないかなと思います。

最近ずっと取り組んでいる問題達があるのですが、一所懸命考え続けていても、その日はどうにも思いつかず、一旦保留にして、翌日改めて考えてみたらすんなりできるというようなことが、このところ何度か続いています。

脳の働き自体、一度考えたものは、無意識のうちに脳が働き続け、散歩中やトイレに行ったときなど、思いがけないタイミングで解法を閃くことがあるというような話は聞きますが、それは確かにあるんだろうなと。

まずはじっくり考えるということはもちろん大事ですが、十分考えているのに行き詰っているときには、一旦切り替えるのも大事な方法だと思います。

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2026年4月 2日 (木)

すごいなぁ

先日、算数には興味がなさそうだと思っていたのに、どうやら空間認知能力には恵まれているようだとわかった低学年さん。
普段はとにかく静かでほとんどしゃべらず、特に、気が進まないんだろうなというような問題を考えているときなどはほとんど無表情。何か尋ねても無言。そういうことも珍しくない子なのです。

しかし、今回のレッスンで、色々な直方体の展開図のうち、組み立てられるものに〇、組み立てられないものに✕をする問題で、ほとんど正解している中、2問だけ間違っているものがあったので、ためしに、×を付けて正解だったものを指し、「これはどうしてできないの?」と尋ねたところ、「だってね、これはここが長方形だから、この長方形はこっちじゃないとできない」と、図を指差しながらしっかりした声で説明してくれました。
もう本当に、普段とは全くの別人というぐらいで、自信をもって分かっているときにはこうも違うんだなぁと驚きました。
とすると、普段、興味がなさそうな問題は、その子にとって本当にイメージと結びついていないということなんだろうなと。

その子自身も「わかる」ということがどういう感覚なのか体感できたのではないかと思いますし、私自身も、その子が「わかった」ときにはどんな反応をするのかが分かり、今後の参考になりそうです。

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