2025年6月20日 (金)

体力

先日、発熱でお休みした年長さんが、今日はお休みだとのことで、振替レッスンに来てくれました。
たまたまの可能性もあるかと思いますが、レッスンをしていて、やはり学校などがお休みだと子ども達の消耗具合が違って、集中できる時間が長いなと感じます。

本当かどうかわかりませんが、たとえ寝不足であっても、脳は朝のほうがよく働くというのを読んだことがありますが、子ども達を見ていると、時間が遅くなるほど頭の働きが鈍るような感じは確かにします。

これからますます暑くなるので、授業等での消耗だけでなく、暑さでの消耗も増すと思います。
可能であれば、レッスン前に15分ほど仮眠をとってもらうなど、少しでもいいコンディションで来てもらえるとありがたいです。

| | コメント (0)

2025年6月19日 (木)

暑さのせい?

梅雨入りして間もないというのに、梅雨はどこに行ったのかという状態で、既に気温は夏!
そのせいなのか、体調不良でお休みする子もちらほら。
レッスンに来てくれても、あれ?どうした??という感じの子がいたりもするので、暑さに慣れていない時期で、より一層学校で消耗しているのかもしれませんね。

今日のあるレッスンでも、時計の問題を考えていた子が、長い針は25分の位置、短い針は10と11の間にある状態の時計を見て、「2時25分」という謎の答えを書いたりして、え?何がどう見えて2時??と思いましたが、頭がぼ~っとしていた可能性も0ではなさそうです。

今週はこの暑さが続きそうですので、皆さまくれぐれもご自愛ください。
水分補給も忘れずに。

| | コメント (0)

2025年6月18日 (水)

少し分かってきたかも

先月からまた一緒にレッスンさせてもらっている低学年さんは、眠くても、やりたくなくても、黙り込んだまま何も言ってくれなくなるタイプ。
眠いならお水を飲むなり、体を軽く動かすなり、眠気を覚ましてもらわねばなりませんが、やりたくないのであれば、対応の仕方は全く変わるので、そこの判断がつかないのはかなり悩ましい。

今日もレッスンを始めてほどなく、できるはずのものを間違って、声掛けしても答えてくれず、教具を渡して確かめてもらおうとしても一切動かずという状態になりました。
眠いなら眠い、やりたくないならやりたくないって言っていいよ?やりたくないって言っても「なんでよ?」って怒ったりしないよ?と声掛けしても無言。表情は眠くても、嫌だと思っていても、まだ見分けがつかないので、ためしに、目の前のプリントを一旦引き取り、別のプリントを置いてみたところ、普通に解き始めました。

ああ、眠いんじゃなくて、嫌だったんだなとわかり、その後もストップするたび、一応声掛けしてみるものの、答えてくれなければプリントを変えるようにしてみたところ、どうやら今日は眠いのではないということも分かりました。

もちろん、やりたくなくてもやった方がいいことはありますし、簡単なこと、楽なことだけしていたら、力がつかないということもあるので、嫌がったら全部させないというのは難しいと思いますが、その子はまだ低学年で、精神面での成長もまだこれからなのだと思いますので、しばらくは様子を見つつ、反応がなくなったら、まずは課題を変えてみるという方向で向き合ってみようと思います。

| | コメント (0)

2025年6月17日 (火)

通じてなさそう…。

家で宿題をするときに、集中して、間違わないようにというのは、結構ハードルが高いのかもしれないとは思うものの、教室の子達には、いい加減にするぐらいならしないで持ってきてと言いますし、宿題を「したくなかったから」という理由でしなくても、怒らないという話もします。
まあ、私が信用されていないのかもしれませんが、何度そういう話をしても、しなかったら怒られると思うのか、形としてはしてあるものの、よく考えていないよな…という状態の間違いだらけでもってくる子がいます。

本当に分かっていないのなら怒っても仕方ないのですが、バツを付けて、もう一度考えるよう促し、その子が書いた式の説明を求めるなどすると、考えた末、正しい答えに辿り着くことがほとんどなので、結局はいい加減に取り組んだ、雰囲気で解いたと判断するに至ります。

そして、自分が書いた式の説明もできない、自分が何をしているかわからないのなら、やっても意味がないという話を、これまた何度も繰り返すことになります。

今回の宿題だと、ペンキ1Lあたりの重さが与えられていて、「〇kgは何Lか」や「〇Lは何kgか」などを考えるものがあったのですが、重さを聞かれているのに式がLの数で始まっていたり、重さと重さが掛け算になっていたりと、一体これは何を求めているんだ?というものが多発していて、自分が書いている式の説明をしてというと、まずは全く説明になっておらず、その式で出た答えの単位は何かを尋ねても、雰囲気で答える。
中には、kgとLの数を足してあるものまであったりして、単位に全く意識が行っていないのがわかります。
でも、そこを詰めて考えたら、最終的には「あ」といって、正しい答えを出すんですよね、その子…。

一所懸命考えても分からないという子はいますから、そうであれば、怒られてもどうしようもないので、それは絶対怒ってはいけないと思っています。でも、その子精一杯まで考えないと、力は伸びていかないので、出し切らないうちに助け舟を出すのも違うと思っています。

いつになったら響くのか、まだ根競べは続きそうです。

| | コメント (0)

2025年6月16日 (月)

オフ

レッスンはお休みでしたが、今日は実家で色々と。
老いていく親を穏やかに見守り、寄り添うというのは、自分に余裕がないと難しいなと思う今日この頃です。
日々成長していく子ども達とレッスンをさせてもらえることを本当にありがたく、幸せに思います。

| | コメント (0)

2025年6月15日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

| | コメント (0)

2025年6月14日 (土)

折り紙

思考力系のワークブックをがんばって先に進めてくれる子は、まだ習っていないことを使って考える問題を考えるという場面が出てきます。
もちろん、その問題を保留にして、できるものを先にしてもらうこともあるのですが、まだ習っていなくても、少し説明すればわかるようなことであれば、そのまま考えてみてもらうこともあります。

今回、まだ面積の学習をしていない子に対して、面積が128㎠の正方形を、それぞれの角を中心に折り込んで、半分の面積の正方形にし、更にその作業を何度か繰り返したときに、真ん中にできる正方形の面積を考えるという問題が出てきました。
この問題は、128「㎠」という単位を知らないだけなので、1センチ角の方眼を見せて、これ1個の広さを「1㎠」というんだけど、この問題では、128㎠というのは、この(方眼の)正方形128個分ということだと説明すれば、問題を考えることはできるようになります。

ということで、考えてみてもらうことにしたのですが、私からすれば、正方形の角を全部中心に集めてくる折り方は、折り紙の色々な場面で出てくるので、大きさがちょうど半分になるというのは、わざわざ教わらなくても、小さい頃から感覚的に理解していたことのように思います。
しかし、最近の子は小さい頃に折り紙を折って遊ぶ機会のない子もいるのではないかと思います。現に、今回のレッスンの子は、その折り方をしたことがないようでした。(過去にも中心を決めずに折ろうとしてうまく折れずに苦戦する子がちらほらいました。)

今の時代、子ども達にとって、昔ながらの遊びをする機会はどんどん減っていて、かつては自然と身に付いた感覚が身につかぬまま通り過ぎてきていることもちらほらあるように思います。
時代と共に算数、数学の問題が変わっていけば話は別ですが、今のところ私が子どもの頃と今とを比べて、大きく変わった印象もないので、昔なら当たり前であったような経験を、意識的にする機会を作るということっも必要なのかもしれませんね。

| | コメント (0)

2025年6月13日 (金)

分かるまでにかかる時間

私自身、子どもの頃は恐らく平均よりは理解の早い子どもだったのだろうと思うので、少なくとも小中学校の頃に勉強がわからなくて困ったということはあまり記憶になく、教室をするようになってからも、自分の子どもの頃より遥かに理解が早い子に驚かされることもありますが、自分の想定より何倍も理解に時間がかかる子がいるということも知りました。

むしろ、小さいうちは、想定より理解するのに時間がかかる子のほうが圧倒的に多く、教えずに気づいてもらうには、それまで自分が思っていた3倍とか5倍とかの時間、黙って見守る必要があるということも学びました。

理解に時間がかかるというと、一般的にはあまりよくないことのように思うかもしれませんが、それもまた一概には言えず、理解が早い子の中には、感覚的にぱっと理解して問題を解くものの、抜けるのも早いという子もいますし、理解するまでに時間がかかる子の中には、一度理解したら結構しっかり定着するという子もいますので、やはりひとりひとりみんな違う個性ということだろうと思います。

ただ、どの子の場合も、その子自身が気づき、初めは時間がかかっていたり、表情が不安そうだったりしたのが、穏やかな表情になって、安定して解き始める段階まで見届ける、そこまで取り組んでもらうということが大事ということは感じます。

子どもが、難しい、分からないと感じてしまったような場合、とりあえず最低限でやり過ごすと、苦手意識が残り、次に同じような問題が出てきたときにマイナスの感情が先に立ってしまうことがあります。
嫌がるときには一旦保留にしてもいいとは思いますが、難しいと感じさせてしまった学習内容については、その子がすっきりした表情になるまで取り組んでもらうということを心掛けていきたいものです。

| | コメント (0)

2025年6月12日 (木)

予想外

今日のある低学年さんとのレッスンで、「〇時まであと何分」というのを考えてもらっていたのですが、おうちの宿題は全部できていたため、確認のつもりで出したプリントの1問目から、全く謎の答えが書かれました。

1問目は3時まであと10分だったのですが、しばらく考えた後、単位もなしの「24」と書かれました。
何??24??24時間?一体何を数えたんだろう??と初めは全く想像もつかず、ただ、答えが違うようだと感じたときのその子は黙り込んで、どう考えたか答えてくれないことが多いので、尋ねてみたものの、やはり答えてはくれず。

その後、一緒に時計の教具を使いながら、問題を解くことはできるようになりましたが、途中で気づきました!2時50分の時計は、短針と長針の間がほぼ24分離れているということに!!

もちろん、それは全く間違った考えではありますが、その子は何も考えていなかったわけでも、時間を考えていたわけでもなく、一応は分の目盛りを数えていたようだということがわかり、すっきりした反面、こんな答えはこれまでなかったなぁと、まだまだ子どもは予想外の考え方をしてくるんだなぁと思いました。

| | コメント (0)

2025年6月11日 (水)

興味深い

よその教室から移ってきた低学年さんは、既に習ったことでもところどころあやしいところ、強い苦手意識を持っているところなどがありそうなので、確認を兼ねて、できるかもしれないことも一緒にレッスンしています。
伺った限りでは、100までの引き算はとっくに習っており、筆算なども習ったときはできていたそうなのですが、繰り下がりの引き算に対して、なんだか強烈な苦手意識、やりたくないという気持ちを持ってしまっている様子。
嫌だと思ったら、こちらが何を言っても、聞いてさえくれないようなところもあって、私とのレッスンに慣れて、それなりの信頼関係ができるまでは慎重に進めるしかないかなと思っていました。

ところが、分からなかったら助けるからと言って考えてもらった、「5㎝3㎜-2㎝5㎜」のような繰り下がりのある引き算を、「2㎝引いたら3㎝で、あと2㎜引くから…」とぶつぶつ言いながら、特に嫌がるでもなく、きちんと正解していきました。
え?それはできるの?と言うと、ちょっと自慢気に笑いながら「う~ん、これはなんかできるねんな~」と。(笑)

「それができるんやったら、おんなじ考え方でできるよ?」と言って、前回嫌がった上に十の位は左から右を引き、一の位は右から左を引くというようなことをしていた2桁同士の繰り下がりの引き算を見せて、「62-28だったら、6㎝2㎜から2㎝8㎜取るのと同じ考え方よ?」というと、随分拒否反応が薄らぎ、問題に向き合って、楽しそうとはいかなくても、次々正解していきました。

先取りして、苦手意識を植え付けてしまうのは本当にもったいないことで、苦手だ、嫌だと思ってしまったら、一旦それをリセットしなくては先に進めませんし、子どもの性格などによってはリセットするのも容易ではなかったりもします。

もし先取りされるのであれば、本当に慎重に、お子さんの様子などを見ながらにして頂きたいと思います。

| | コメント (0)

«ありがちではあるけど